人間関係は対話が重要です。
対話と言ってもただ話すことだけではなく、文字でもジェスチャーなども含めコミュニケーションを取ることが重要となっています。
人はコミュニケーションを取るために相手のことを知ろうとするものですが、案外自分のことすらわかっていないことも少なくありません。
自分のこともわかっていないのに相手のことを知ろうとするのはなかなかうまく行かないもので、自分を知ることが相手を知ることにつながることもありますよね。
そこで今回は人間関係を良くするために自分の心を知る方法についてお話したいと思います。
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相手を知るためにまずは自分の心を知る
自分を知るために必要なことは、ズバリ対話です。
これには2つの意味があり、人との対話はもちろん自分との対話も含まれます。
今回はは自分との対話についてからお話していきます。
自分との対話
自分との対話とは、なにも独り言をしろと言っているのではありません、
対話にはいろいろな方法があるように自分との対話もいろんな方法があります。
例えば文字にすること。
あなたの気持ちを知るために、自分の気持ちや考えを文字にしてみましょう。
まず何か悩みや気になる事を思い浮かべ紙に書きます。
その思いに対してなぜそう思うのか、どうなりたいのかを書いていき、枝のようにどんどん伸ばしていきましょう。
図にするとこんな感じです。
こんな感じのをいくつも書いていくと自分の本心に迫っていきます。
そうすることで自分の悩みの根本が何なのかを知り、根本を知ることで解決に近付くことができ、さらに相手に求めることを知ることができますね。
自分が相手に何を求めているのかを知ることができればどうやって付き合っていけばいいのかがわかり、人間関係を円滑にすることができます。
次に感情的になったときに書きます。
ムカついたことがあればそのムカついたことを書いて、同じようになんでムカついたのか、それによってどうなったのかなどをどんどん枝分かれさせていき、感情的になった根本の理由を知ることができます。
そうすることで感情的になることを避けることができ、なおかつ相手にどうして欲しいのかも知る事ができます。
後はわかりますね?
このように紙に気持ちを書いていくことで自分の心を知ることができるのです。
他にも瞑想をしたり、紙に書かずに心で上記と同じようなことをするなどして自分の心を知ります。
そして、自分の心を知った暁には相手にどうして欲しいのかを知ることにつながり人間関係を良好にさせることにつながるのです。
相手がどうして欲しいのかを知ることも重要ですが、結局相手のことばかりわかったとしても自分の考えと合わなければいずれほころびが生まれてしまいます。
最初は我慢できても何度も続くと気になりはじめ、最終的には我慢できないぐらい嫌になってしまいます。
人間は相手の心を100%知る術を持っていません。
ですが自分の心を知ることならできますよね?
自分の傾向や性格を100%とは言わずとも多く知っていれば後から嫌になって人間関係を崩してしまわずに済むのです。
自分のことを知っていれば、相手にどこまで合わせることができてどこまでができないのかを明確にすることになりますので、いい距離感で付き合っていくことができるようになるでしょう。
人は相手のことを知ろうとすることばかりに目がいきがちです。
心理学なんかも人の心を知るために興味を持つ人が多いですが、実際は自分の心を知るために使った方が非常に効果的です。
相手の心は見えませんし答えを聞いても本当なのかはわかりません。
自分のことならわかりますね。
人間関係を良くするためにまずは自分のことを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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