辛い時・落ち込んでいる時におすすめしたい事

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人生
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仕事でミスしてしまい落ち込んでいる時や、恋人に振られて辛い気持ちになっている時、あなたはどのように過ごしていますか?恐らく多くの人は、なんであの時こうしなかったんだろう、あの時これに気が付いていれば結果は変わったのではないかと「後悔」して「自分を責める」のではないでしょうか。

次につなげるために「反省」していると言う人もいるかもしれません。確かに反省する事もとても大切な事なのですが、辛い時や落ち込んでいる時に1番大切な事は反省ではないのです。

1番大切な事とはいったいなんなのでしょうか。今回はそんな辛い時・悲しい時など心がへこんでしまっている時におすすめしたい事をお話したいと思います。

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最初に

先ほども言ったように、多くの人は辛い時や悲しい時にどこが悪かったのかを考えます。
例えば商談でミスしてしまい、なかったことになってしまったとしたら、何が原因で相手を怒らせてしまったのか、どこが悪かったのかなどマイナスの方面ばかりに注目します。

恋愛関係などで失敗してしまった時も、どこがいけなかったんだろう、と悪い事に注目して考えます。
次に生かすためには悪いと思われる所を洗い出し、そこを改善するために考え直さなければなりません。
やはり悪い所は一度は考えなければ改善する事は難しいでしょう。

改善する事はいいのですが、悪い所だけに集中してしまい、自分の良い所を考えないと言う人が多く、悪い所を治そうとするあまり自分の長所を消してまで短所を改善しようとしてしまいます。

そしてしまうと、悪い所はなくても良い所もなくなってしまいます。
それでは嫌われることは無くても、好かれる事もなくなってしまうのではないでしょうか。
別に構わないとお考えの方もいると思いますが、あなたはそうなりたいとお考えですか?

もし違うなら、今の方法では自分が思ってもない方向に進んでいる事になるので今のうちに方向修正しましょう。

辛い時・悲しい時におすすめしたい方法(考え方)

上記ではマイナスばかり見てしまう事でプラス面がおろそかになっている事を説明してまいりましたが、次に落ち込んでいる時にはどんな考え方をすればいいのかを説明していきます。

何かをミスしてしまった時や、後悔、反省している時に多くの人はマイナスを見ると同時に、自分の悪い所を探し、これが悪い、あれが悪いと探していきます。こうして悪い所を見付け改善に生かすつもりでそうしているのでしょうが、それでは逆効果です。

辛い時や悲しい時に悪い事ばかり見ると言う事は、例えるなら傷口に塩を塗っているようなもので、より傷を広げているとも捉えられます。ちょっと説明が下手なので伝わりにくいかもしれませんが、「悪い事を悪いと決めているから悪い事となるのです」。

例えば、恋人と別れる事になり、その原因を考えている時に、自分の性格がとか趣味がなどいろいろ浮かんでくると思いますが、それが悪いと決めるのは自分であり、そのこと自体には実は何の価値観もありません。

仮に浮気などに関しても、本来浮気と言うものに何の価値もありません。
一般的に浮気が悪だとされているのは、恋人との信頼関係を裏切った事が悪なのであり、浮気でなくても裏切る行為をすれば同じく悪なのです。裏切り行為と言うのも人により様々で、浮気をはじめお願いした事をしない、自分でやると言ったことを守らない、など裏切りとは期待より下回ったと言う事で、極論自分たちで作り上げた理想像から外れただけとも言えます。

話が長くなってしまいましたが、善悪の基準は人により左右されるので、一旦何が悪いかなどは置いといて、自分を責める事ではなく、自分を褒める事をするべきだと言う事です。

辛い時や悲しい時に、反省して次から気を付けようと考えるのはいいのですが、そう言った時に自分を責めてしまうとより深みに落ちてしまいます。そのため、自分の良い所などを見てここは良かった、あれは良かったと、プラス面を見ればいいのです。

自分を褒める事と自分の罪を棚に上げる事とは違う

こう言うと、じゃあ浮気したのを肯定しろと言うのかと思う人もいるかもしれませんが、決してそういうわけではありません。罪は罪で消える事はありませんし、それが良い事だとは言えませんが、逆に良い所も消えないのです。

いくら悪い事をしたとしても、その人が今までして来た良い事が消えてなくなるわけではありません。多くの人はこのように白か黒かと考える傾向があり、どちらかしか選べないと思い込んでいる側面があります。

善悪の基準でも、善と悪が共存すると言う考えが浮かばず、どちらか一歩に決めつけてしまう傾向があります。
そのため、結果が悪だとすれば全面的に悪だと考え、反対に結果が正しいとなれば、それが全面的に正しいと考えてしまうのです。

あなたに責任があるからと言ってあなたが全て悪いわけではありません。
逆にあなたに責任がないからと言って全く悪くないわけではありません。

これと同じく、何かを褒めたからと言って、全てを褒めているわけではありません。
何かを貶したからと言って、全てが悪いわけではないのです。

自分を肯定したからと言って、悪い事を棚に上げているわけでもなく、ただ良い所を良いと言っているだけで、式人逃れをしている事とは違いますので、否定するばかりではなく、肯定するところも探してみましょう。

自分を褒めたり肯定できないのなら人にそうしよう

中には自分の長所なんかわからない、肯定できないと言う人もいるでしょう。
そう言った人には、自分ではなく他人や周りの物、環境、空気、なんでもいいので「褒める」「肯定する」「ポジティブに捉える」などプラスに考える事を始めてみましょう。

「あの人のスタイル憧れる、あの人の雰囲気素敵、あの服とってもかわいい、あなたの会社・職場とっても楽しそう、いい仕事をしている、このお店居心地がいい、おいしい、楽しい、素晴らしい」など、何かを褒めたり肯定する事ならできそうだと思いませんか?

周りを褒めたり肯定する事で、その周りの人達は喜びますし、嬉しいですよね。
そうするとだんだん人が周りに集まってくるようになります。
そして集まって来た周りをさらに褒める事でもっと集まってきます。

そうするとあなたは人から好かれる人になっています。
それだけではありません。

周りを褒めたり肯定する言葉は、周りに言っていると同時に自分にも言っているのです。
あなたが友人や恋人などに話しかける時、1番最初にその言葉が聞こえるのは相手ではありません。
1番最初に聞こえるのは、言った本人であるあなたです。

人や物を褒めると言う事は同時にあなた自身にもその褒め言葉が聞こえていると言う事であり、脳はその言葉が聞こえていると言う事実しか受け取りません。そのため、あなたは何かを褒めているのに、自分も同時に褒められている事となるのです。

自分を直接褒める事ができないのであれば、自分以外の物を褒めて、そのおこぼれを自分にも感じる事ができるのであれば、一石二鳥で、単に自分を肯定するよりも効果が倍増するとも言えます。

まとめ

以上の事をまとめると、辛い時悲しい時に自分を責めたりマイナスの事ばかり見ていると、よりマイナスにつながります。しかし、反対にプラスを見ればプラスにつながり、辛かったことが解消されていくことでしょう。

その方法には、自分を肯定する事や褒める事をはじめ、人や物など周りの何かを褒める事も良い効果が見込めます。

人を褒める事で周りに人が集まってきます。
そしてその褒め言葉は自分に返ってきます。
人をもめているのと同時に自分も褒められている時と同じ効果が見込めるので、自分を褒める事が難しいのなら自分以外の物を褒める事から始めてみましょう。

反対に、批判ばかりしている人は、その批判の言葉が自分に返ってきますので、批判ばかりする人はかなり幸福度が低く、何をしても幸せを感じる事はないでしょう。

辛い時や悲しい時こそ、自分を肯定し褒める事で、いつの間にか気付けば立ち直っている事でしょう。
あなたもへこんでいる時や落ち込んでいる時、むしろ普段から褒める事、肯定する事、つまり認める事をしていれば心は安らかになり、幸せに気付きやすくなると言えるでしょう。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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