頭を柔らかくすることも大事だが頭が固いことにも利点がある

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人生
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日本語って難しくて自分で伝えたい気持ちが相手に伝わらないことが多くあります。
その1つが頭が固い・頭が柔らかいと言う言葉です。

普通頭が固いと聞くと、頑固で聞く耳持たない視野の狭いイメージを持たれる人がほとんどで、頭が柔らかいと聞くと、柔軟な発想を持ったアイデアマン人の話をよく聴き視野が広いようなイメージがあると思います。

一般的には頭が固いことは良くないこと。
頭が柔らかいことは良いことだと思われます。

しかし、本来はどちらかが良いとか悪いと言い切れるようなものではありません。
頭が固い方にもメリットがあり、頭が柔らかい方にもデメリットがあります。

以前頭を柔らかくするために必要な5つのことと言う記事でお話したこととは逆に、今回は頭が固いことのメリットについてお話したいと思います。

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  1. 頭が固いことのメリット
    1. 1.意思が固い
      1. 意思が固いと聞くと多くの人が良いようなイメージで捉えることかと思いますが、本当は意思が固いと言う言葉も、頑固も頭が固いと言う言葉も同じような意味の言葉なのです。
        1. 頭が固いからと言って悪いと言うことではなく、結果どうなるかで意味合いが違った言葉となるため、頭が固いことが悪いと一概には言えないと思います。
    2. 2.芯がある
      1. そのため頭が固い人は、悪いことだととらえられがちで頭が柔らかい人が良いと思われがちなのです。
        1. 頭が固い人の持つメリットとは、芯があり己の信念を持つ。 しっかりとした人物であると言えるでしょう。
    3. 3.自他共に見通しをよくする指標となる
      1. 人は裏表や白黒つけたがる側面を持ちます。 そのためこのような固い人がいるとその言葉を指標とすることができます。
      2. つまり、頭が固い人=意思の強い人は良くも悪くも他人の指標となり、灯台のような役割を果たしていると言えます。
        1. 考えが固いと言うことは、その分基準がハッキリしていると言うことです。
      3. ただしこれをこじらせ他人に強要したり、正解か不正解かもわからない人生ですから本当は不正解かもしれない道をひたすら正解だと思い込んで進んでしまう恐れもあります。
  2. おわりに
      1. かたくなに頭が固いことを嫌がる人もいますが、頭を柔らかくすることに固執している時点で頭が固いと言わざるを得ません。

頭が固いことのメリット

1.意思が固い

頭が固いと言うことは、自分の考えが固まっていると言うことです。

自分の考えが固まっている状態のことを頑固とか固執しているなどと言うのですが、他にも頭が固いことを言い換えると「意思が固い」と捉えることもできます。

意思が固いと聞くと多くの人が良いようなイメージで捉えることかと思いますが、本当は意思が固いと言う言葉も、頑固も頭が固いと言う言葉も同じような意味の言葉なのです。

どちらも自分の考えが固く、人の意見に惑わされないこと。
その結果、自他ともに認める成功を収めた方を意思が固い。
しかしそれが失敗である場合だと頑固や頭が固いと言う言葉で表現されます。

頭が柔らかいとか柔軟な考えであるなどと持ち上げられる人は、他人の意見や自分以外から影響を受けてそれを取り入れ成功した場合に使われる言葉だと言え、仮に失敗したすれば意思が弱い、中身がない、芯がないなどと言われます。

頭が固いからと言って悪いと言うことではなく、結果どうなるかで意味合いが違った言葉となるため、頭が固いことが悪いと一概には言えないと思います。

頭が固いと人から言われる人は、それ自体が悪いのではなく、ただ単に結果失敗していると他人からみなされているとも言えます。

2.芯がある

頭が固いことは意思が固いのだと言いましたが、それは自分を持っているとも言うことができますね。

自分を持っていると言うことは、芯がある。
筋が通っているなどとも捉えることができ、信頼に値する人物であるとも言えます。

しかし芯があると言うことは、簡単には嚙み切ることができません。
人によっては噛み切ることができずに嫌い・合わないと考える人もいるでしょう。
芯があって噛みごたえがある方が好きと言う人もいますが、食べ物でもそうであるように、どちらかと言うと柔らかいものの方が好まれやすく、固い人は嫌いだと言う人がハッキリと現れやすいとも言えます。

そのため頭が固い人は、悪いことだととらえられがちで頭が柔らかい人が良いと思われがちなのです。

しかし、固いものが好きな人は確実にいて、固いものが好きな人は固いものに執着する傾向があります。

厳格で厳しい人や、真面目な人。
このような一般的にしっかりとした人物だと言われる人は固いことにこだわりを持ちます。

言葉遣いや礼儀・作法、しきたりや行事などを重んじます。
そう言った信念を持つ人はほとんどが頭が固いです。
これを別の言い方をすると、このような人は芯があるのです。

頭が固い人の持つメリットとは、芯があり己の信念を持つ。 しっかりとした人物であると言えるでしょう。

3.自他共に見通しをよくする指標となる

人により程度はあると思いますが、頭が固い自分をしっかり持っている人は基本的に善悪の基準がハッキリしていると言えます。

自分の意思をハッキリと持っているので、善悪の基準が明確です。
そのため自分が悪いと思ったことは悪い。
良いと思った事は良いと、ハッキリしていて裏表がわかりやすいと言えるでしょう。

人は裏表や白黒つけたがる側面を持ちます。 そのためこのような固い人がいるとその言葉を指標とすることができます。

人生ってどんなに見通しがハッキリしている人でも一寸先は闇。
何があるかなんて進んでみなければわかりませんよね。
どんなに手探りしても、どんなに先を見ようと目を凝らしても。
確実に見据えることなんて誰にもできません。

そんな人生に不安を持つ人も少なくありません。
少なくないと言うよりみなそれぞれ少なからず不安を持っていることでしょう。

その不安を解消するためには気を紛らわすだけに過ぎないのかもしれませんが、何か指標を持つことが非常に重要なことであると言えるのではないでしょうか。

つまり、頭が固い人=意思の強い人は良くも悪くも他人の指標となり、灯台のような役割を果たしていると言えます。

そしてその本人にとっても、自分の考えに固執することで一歩一歩確実に進むことができるのではないでしょうか。

今までやってきたこと、今まで経験したこと、今まで得た知識。
それらを駆使して先の道を探り、自分にとってどこに進むべきなのか指標となるのです。

考えが固いと言うことは、その分基準がハッキリしていると言うことです。

基準がなければギャンブルと同じで、どこに賭けていいのかわかりません。
どこに賭けても当たるのか外れるのか運に任せるしかありません。

しかしある程度正しいと思う基準があれば選択肢を狭めることができます。

何度かやっている内に、選択肢は狭まり自分にとって良いと思われる選択をすることができるようになります。

頭が固いと言うことはこのような事であると言えます。

ただしこれをこじらせ他人に強要したり、正解か不正解かもわからない人生ですから本当は不正解かもしれない道をひたすら正解だと思い込んで進んでしまう恐れもあります。

なんでもそうですが、選択肢が多すぎては何を選んで良いのかわからなくなります。

ある程度選択肢は狭い方が人は選びやすいのです。
そのため頭が固いと言われる人はより選択しやすく、より人の指標となり得ると言えると思います。

おわりに

以上が頭が固いメリットです。
頭が柔らかい方が良いという風潮がありますが、実際どちらかの方が良いなんてことはありません。

どちらも利点や欠点が必ずあり、どちらが優れていると言うものではないのです。

頭が固いことのメリットがあり、頭が柔らかいことのメリットがある。
反対に頭が固いことのデメリットがあり、頭が柔らかいことのデメリットがある。

お互いの欠点や利点を比べながら自分と照らし合わせ、自分が変えるべきだと思う点は変え、自分には合わないと思う点は変えない。

そうすることで、自分を高め自分にとってより良いと思う自分になるために改善していき伸ばしていく。

かたくなに頭が固いことを嫌がる人もいますが、頭を柔らかくすることに固執している時点で頭が固いと言わざるを得ません。

逆に言えば頭が柔らかい人は深く考えません。
取りあえずやってみるとか何となくと言うフワッとした感覚を重んじます。
こうしなければならない、〇〇する方法などと言うものは頭が柔らかい人は考えないと思います。

悪く言えば何も考えていないと捉えることもできます。

どちらも一長一短あり、どちらもいい様に捉えることができどちらも悪い様に捉えることもできます。

頭が固いと悪い様に言われることも多いですが、頭が固い人がいるからこそあなたはそうなりたくないと思うことができ、そうなりたくないと思えることでなりたくない自分にならなくて済んでいるのです。

ある意味素晴らしい先生であると言えます。
頭が固いからと言って落ちこむことはありません。
それって芯があって意思が強いと言うことでもあるのですから。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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