いたずらで浣腸するのは危険

子ども
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子どもっていたずら好きじゃないですか。

いたずらすること自体はまあ良いとしても、ときにはやりすぎてしまってケガをすることやケンカになることもありますね。

ちょっとぐらいならまだしもやりすぎは良くない。

そんないたずらの中でも最も危険な部類のものとして私が言いたいのは、浣腸だけは軽い気持ちでやっちゃいけないってことです。

女の子はまず浣腸とかそういう類のいたずらはしないと思いますが、男の子はしっぺとかデコピンとかそういう系のいたずらをすることも多いです。

しっぺとかデコピンは子どもの力ぐらいなら大したケガにもつながりにくいです。

でも浣腸は子どもの力でも大けがにつながる可能性があって、最悪の場合後遺症が残ってしまう恐れもあります。



そもそも浣腸とはなにか?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、浣腸とは一般的には肛門や直腸から薬を注入する医療行為のことで、そこから由来して肛門を指で突くいたずらのことを浣腸(カンチョー)と言います。

肛門は括約筋という筋肉が通常絞まった状態になっているのですが、いたずらで浣腸をすることで括約筋を傷つけてしまう恐れがあり、括約筋が万が一切れてしまうと肛門が緩むことになり最悪の場合人工肛門を付けることになる恐れがあります。

また、肛門というのは直腸とつながっている部位であり、直腸とはつまり内臓ですから実はめちゃくちゃ内臓に近い部位だと言えます。

そのため神経や血管も多く集まっていて、当たり所が悪ければ出血してしまう恐れもありますし、いわゆる急所にあたりますので軽くやったとしても当たり所が悪ければかなりの激痛です。

人体には急所がいくつかありますが、顎やみぞおちと同じように肛門は急所なのです。

仮にいたずらで軽い力でやったとしても急所である時点でかなり危険であることはおわかりいただけることかと思います。

また、医療行為の浣腸は立った状態でしてはいけないという決まりがあるそうで、その理由としては直腸を傷つけてしまう可能性があるからなのだそうです。

いたずらで浣腸する場合は前かがみになっているときや立った状態のときだと思われますので、直腸を傷つけてしまう危険性もあるのです。

あれこれ理屈をこねて説明しましたが浣腸は危ないんです。

万が一のことがあったとして、いたずらだったで済まされるレベルじゃない重さなのです。

ですのでもしお子さんがいたずらで浣腸してきたら危険であることを教えなければなりませんし、なんらなら学校もどう危険なのか具体的に教えた方が良いのかもしれません。

また、大人も浣腸がいかに危険なのかを理解しておく必要があります。

みなさんはやらないと思いますが、周りにそういう人がいたら十分気を付けてくださいね。

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