日本の接客レベルは最高とか言うけどその割には報酬が最低

sponsord link
社会
この記事は約3分で読めます。

よく日本の接客は素晴らしいと海外の人は言います。

例えば、店先までお見送りすることや、2リットルのペットボトルの場合はレジ袋を2枚重ねにするなど、そんなことは当然だと言えるようなことが実は全然当然のことじゃなかったりします。

しかしそれなのに日本の接客業の多くは最低賃金であることも事実です。

最高の接客のはずなのに、なぜ賃金は最低なのか私にはわかりません。

日本ってどんな高級レストランでも、その辺のチェーン店でも、接客レベルに大差はありませんよね。

sponsord link



まあ高級な店は多少言葉遣いも丁寧ですし、お客さん1人に対して店員を1人付けるなど、余裕のある接客ができることはわかります。

しかし、接客はあくまで接客であり、何でも言うことを聞く人とは違います。

ですから一概にお客を満足させるためにイエスマンになることとは違いますし、何でもかんでもお世話する召使とも違います。

最低限のマナーや言葉遣いはありますが、それと接客レベルとはあまり関係ありません。

高級店の接客には高級店の接客の良さがありますし、逆に市場などの接客には市場の良さがあります。

なんでもかんでも敬語を使って丁寧にしてればいいと言うものではありませんよね。

本来ファミレスやコンビニなどの安価な店は庶民が行くところです。

それなのにやたら丁寧な言葉遣いやまるで召使かの如く接客するのはちょっと違うのではないでしょうか。

私はコンビニの接客なんて賃金も安く商品も安い庶民的な店なんですからいちいち明るく元気よく「いらっしゃいませこんにちは」とか言われても「はあ」としか思いません。

むしろウザいなと思うぐらいです。

値段が安いのなら値段に見合った接客と言うものがあって、それに見合った接客をすることこそが真の接客レベルの高さだと私は思います。

したがって、コンビニなら「しゃーせー」「ありっとうござっしたー」ぐらいで良いのです。

スーパーなんかも、「あいこんにちは、お疲れさん、あら元気?」ぐらいのノリで良いのです。

その価格とその賃金に見合ったやり方をした方が自然です。

現代の日本は何でもかんでもマニュアルマニュアルで、ほとんどそう言った人情味のある接客は無くなってしまいました。

なんなら私は接客なくして全自動セルフサービスの安価な店があるならぶっちゃけそっちの方が好きです。

今の接客業界って自分たちで自分たちの価値を下げ、自分たちで自分たちの首を絞めているようなものです。

それが逆に客からしても気まずく感じ、余計に客離れしてしまいます。

現に接客がウザいからと言う理由で通販を選ぶ人は増えましたよね。

接客業界は、今こそ接客に力を入れるべきです。

ただし、今までのように丁寧な言葉遣いだとか、気持ち悪い笑顔を貼り付け、まるでロボットのような動きで接客するのではなく、多少雑でも人間らしい接客に力を入れるべきなのだと私は思います。

とはいえ、それで成功したわけではないので偉そうに言えるほどのことでもないんですが。

あくまで私個人の意見ではありますが、どこも同じような接客なんだから接客が良いか悪いかで店は選ばないってことです。

接客が悪いと言うのは、店員がおしゃべりに夢中だとか、携帯いじってるなど、ないがしろにされたと思った時です。

態度がああ言葉がこうとかあると思いますが、全部客側がないがしろにされたと感じるから接客が悪いとかクレームになるだけの話なので、しょうもない接客マニュアルのロボット野郎よりは大阪のおばちゃんみたいなパートのおばさんの方がよっぽど接客が良いのではないかと思います。

いずれにせよ、最高の接客とか言う割には最低な報酬であることに私はイラッとしますね。

それではまた。

sponsord link



コメント