約10年前、勧められていた本がありました。
そのころの私は全く本と言うものに興味がなく、ずっと読んでいなかったのですが、本を読むようになってからネットや人の話によく出てくるその本を最近まで頭の片隅には読みたいなと思っているのだけど、結局読まずに2015年末、ようやく重い腰を上げ読んだ本とは、そうですタイトルにある通り「金持ち父さん貧乏父さん」なのです。
著者のロバート・キヨサキ氏について
ロバート・トール・キヨサキ(Robert Toru Kiyosaki、日本名:清崎 徹(きよさき とおる)、1947年4月8日 – )は、アメリカの投資家、実業家、セルフヘルプ著者、モチベーショナル・スピーカー、金融リテラシー活動家、時折金融コメンテーター。日系4世。『金持ち父さん』シリーズの著者として有名。
参照:Wikipedeia
金持ち父さん貧乏父さんをすでにお読みになった方は多くいらっしゃるとは思いますが、少しだけ,どのような本なのか紹介します。
金持ち父さん貧乏父さん
著者のロバート・キヨサキの実話を基にした話で、実の父(貧乏父さん)と友人の父(金持ち父さん)。
2人の父はどちらもお金を稼ぐ力は持っていましたが、貧乏父さんはたくさん稼ぐのにも関わらず、いつもお金に困っていました。
一方金持ち父さんは、貧乏父さんとはあまり変わらないように思えましたが、お金に困ってはいませんでした。
幼いころのキヨサキ氏は、地元の学校の中では友人のマイク共にその地区内では貧乏な扱いで、仲間外れにされ嫌がらせを受け、自分たちもお金持ちになるんだと決意します。
そのことを貧乏父さんに話したところ、それならマイクの父・金持ち父さんに習うと言いと言われたのがきっかけで金持ち父さんの元でお金のための学びをえることになります。
その学びを幼少のころの話や実際にあったケースを交えて読者に伝える本となっています。
実際に本を読んだ方はすでに知っていると思いますが、この本を読んだ人はちゃんとその内容を覚えてはいますか?
私が思うに、この本は売れていて読んだ方は日本国内でも相当多いでしょう。しかし、その学びを理解し、お金に困らない生活を送れていますか?
もしそうでないなら、もう一度復習するために私が特に重要だと思ったポイントを紹介させてもらいますので、これを機に思い出してみてはいかがでしょうか。また、まだ読んでいない方も参考にしてみてはいかがでしょうか。
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資産と負債の違い
まずは同書にある資産と負債の違いについてお話します。
多くの人は資産と負債の違いを誤って認識しており、それが原因でお金に困っているのかもしれません。
あなたは資産と負債の違いって何だと思いますか?
価値があるかないかの違い。 持っているものと失っていくもの。 株やFXなどのような価値が上がり下がりするもの。
など、いろいろ浮かんだと思います。
すでにわかっている方もいると思いますが、資産と負債の違いはとってもシンプルです。
お金を生み出すかお金を奪うかの違いです。
あなたが直接働かなくてもお金を生み出すものが資産。 あなたが何もしなくてもお金を奪うのが負債と言います。
この違いを聞くとそんなことかと思う人が多いのではないかと思いますが、それと同時に多くの人が頭ではわかっていてもしっかり理解している人は少ないのではないかと思います。
例えば「家」。家を資産だと言う人がいます。
しかし、その家をローンで購入して住んでいるだけであれば負債ですね。
仮にローンだったとしても、それを賃貸で貸す。
または、今から価値が上がるだろうと予測し上がったときに買ったときよりも高い値段で売る。これだと資産です。
ちなみに負債を持っていない人はいません。 なぜなら国自体が負債を抱えているからです。 国がどうやって負債を減らすのか、それは税金として国民から徴収します。 その税金は何もしなくてもお金が減る、つまり負債なんです。
この辺は私も読み終えたばかりで1度読んだだけなのでまだ全部理解しているわけでありません。
なのでざっくりとでも資産と負債の違いがお金を生むか減らすのかの違いだと言うことを覚えておいてください。
資産を増やすにはお金を働かせる
一般的にお金を得るには働くことが必要で、多くの日本人は働かざるもの食うべからずと言うことわざがあるぐらい、働くことに比重を置いています。
働くことはいいのですが、それだけでは例えお金をたくさん得てもその分出ていくお金も多くなります。
みなさんもご存知の通り、日本では累進課税制で収入が増えれば増えるほどより多くの税金を取られてしまいます。そのため一生懸命真面目に働いているだけでは収入が増えても、その分負債も増えていくと言うことなのです。
結局ただ働いているだけではいくら稼ごうがその分税金として支払わなければなりませんので、プラスマイナス0となってしまいます。
それでは一生お金持ちになることはできないのではないかと心配される方もいると思いますが、お金持ちになるには自分がお金のために働くのではなく、お金を自分のために働かせることが必要になるのです。
その方法の例として、株・FX・先物取引・不動産投資などの投資関連。 書籍・楽曲・特許などの権利。などがあります。
このような物は作っておく、保有しておくだけで後は勝手にお金を生み出します。
投資関連は考えなしにやってしまえば減らすリスクもありますが、権利と違いどなたでも参入しやすいと言う利点があります。
お金を働かせればいいとは言いましたが、それだけでは結局税金はかかってしまいますよね。
なのでキヨサキ氏は会社を作れとおっしゃっています。
何かを買うとき、会社の経費として落とせば、その分節税することができます。
起業したら余計に働かないと収入がなくなるとお考えの方もいるかもしれませんが、起業と言ってもあなたが直接働かなくとも、誰かを雇えばいいですし、雇えないのなら副業としてやればいいのです。
普段は働いてお金を稼ぎ、週末だけ副業で稼ぐ方法や、自分は働いて、その会社の業務は誰かにさせればリスクが分散されます。
自分が働いてお金を稼ぐのではなく、お金を働かせると言うのはこのようなことなのです。
しかし、そんなことはわかっていると言う人がほとんどでしょう。
わかっているけど、会社では副業禁止だからできない。 投資は減るリスクがあるから嫌だ。 才能がなければ特許なんか取れるはずがない。
などと考え、知っているのにやらないと言う人は結構多いのではないでしょうか。
ですが、それはただの言い訳にすぎません。
会社が副業禁止にしているのであれば、副業を許可している会社に転職するか、いっそアルバイトでもすればいいのです。
投資はリスクがあると言いますが、会社で働くこと一本でやっていくことも十分リスクはあります。リスクは何をしていても生きてる限り絶対について回ります。
才能がなければ特許などの権利が取れるはずがない、と言いますが、あなたに才能がないのなら才能のある人に頼めばいいじゃないですか。リスクがとか、私なんてと考え、才能を生かせないでいる人はとても多くいます。
さらに言えば、どんな人でも資産を作ることはできます。
その一つがブログです。
ブログはあなたが何気なくやっている生活の知恵。 マンガやアニメ、ゲームなどのレビューを書いた日記。 あなたが知っている知識や持っている知恵、全てが資産となり得るのです。
ちなみに特許に関しては、ある一般家庭の主婦がとある会社にこんな商品があればいいなと思う。とリクエストしましたが断られました。そこでじゃあ自分で作っちゃおうと言うことで手作りしたのがきっかけで大ヒット商品となったと言う有名なお話があります。
普通の主婦だったその人は、年間数億円稼ぐ超成り上がりを果たしたのです。
他にもイラストを描ける人がいるなら、数年前からLINEスタンプを販売して設けている人がたくさんいます。しかもその人たちの中には、普通の主婦や一般人がいて、決してプロのイラストレーターなどだけのものでは無いのです。
予定よりも長くなってしまいましたが、資産を作るのはあなたが思っているよりもとっても簡単なのかもしれません。
私個人で言えば、カウンセリングをして働いた収入に加え、ブログと言う資産を作って24時間働いてもらっています。これだけで終わらせてもいいですが、他にも書籍なんかも今は電子書籍の普及により、一般人でも書籍を販売するハードルが下がりましたし書籍の販売も視野に入れています。と言うか現在作成中です。
さらに私は若干ブログ画像で使っているイラストなどもありますので、先ほど言ったLINEスタンプを作ることもできるでしょう。
もしできないのなら、誰かできる人にさせればいいだけの話です。
雇うなら賃金を払うことになりますが、共同でやると言う形で制作はやってもらい、企画や営業はあなたがやるなど、分担して行い、売り上げを分け合えばできますよね。
〇〇だからできない。 と言うのは結局ただ自信がない、ビビっているだけなのです。
誤解のない様に言っておきますが、私がビビっていないと言うわけではありません。
誰でもみんな少なからず恐れはあると言うことを言っているのです。
ただ成功者は、その恐れを跳ね除けてやった者。 そうでない者は、恐れに負けて何もしなかった者。 たったこれだけです。
正確には成功していない人の中には、失敗した人も含まれますが、失敗した人もその失敗で恐れて辞めてしまったと言うことです。
あなたはこれを知ってどう思いますか?
本当にお金持ちになりたいと思うなら、少しでも一歩だけでも踏み出してみる。
勇気を出してやってみたいと思いますか?
それでもやっぱりできないと言うのならこれ以上は何も言うことありません。
しかし、もしできないと諦めたのにやっぱりやっておけばよかったとか、金持ちは汚いとか文句言えませんよ。
あなたが言うことは間違っていないかもしれません。
ですが、それと同時にあなたはビビって何もできなかったのですから。
もし何かを変えたいとお考えなら、あなたが見ているそのスマホ、PCで今すぐ検索してみてください。
胡散臭い話から、意外とできそうだなと思える話までいろんな記事がヒットする事でしょう。
そしてネットだけでなく、本やセミナーなど学んでください。
自分が何ができるのかと考える人がいますが、その答えは何でもできるです。
諦めなければなんだってできるのです。
その道は平坦で歩きやすい道とは限りません。
もしかしたらめちゃくちゃ遠いのかもしれません。
諦めずに歩き続ければ必ずたどり着くことができます。
今回はこれで以上です。
もし、「金持ち父さん貧乏父さん」をまだ読んだことのない方は、下記にリンクを貼っておきますのでそちらからか、お近くの書店、または図書館などでもいいので、1度は目を通してみるのをおすすめいたします。
長々と説教臭い記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回お楽しみに。
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