自分の嫌いな所を逆手に取り人に好かれる方法

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人生
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恐らくほぼ全ての人がコンプレックスを持っているのではないかと思いますが、多くの人はコンプレックスや自分の嫌いな部分を隠して生きていると思います。

私も自分が嫌いな部分やコンプレックス、ダサいと思う自分などはなるべく人に見せないようにし、それらを消すようにしてきました。しかし、そうやって消そうとするのではなく、それを逆手に取り武器にする事で人間関係を上手く付き合っていく事ができるようになりました。

今回は自分のコンプレックスを悪い事だと決めつけるのではなく、それを武器に上手に人付き合いをする方法をお話したいと思います。

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自分が嫌いな所を意識するあまりそれしか見えなくなってしまう

多くの人はコンプレックスや自分の嫌いな部分を消し、それを悪い事だと決めつけている所があります。
例えば、「自分は楽しくなると周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまうところがある。」と言うコンプレックスを持つ人がいるとします。

その人は、のめりこみすぎないように気を付けるようにします。
しかし、それを気にして会話をすると今度は会話に身が入らず、返って相手に気を使わせる事になってしまいます。
するとなかなか人と親密になる事ができず、また自分の悪い所があるのではないかと探し始めるようになっていきます。

こうなると次々と問題が浮き彫りとなり、いつまでたっても問題はなくなりません。
次第に人と話す事ができなくなり、外に出る事すら難しくなってしまいます。

最初はただ人に迷惑をかけたくないと言う気持ちや、人と仲良くなるためにしていた事が、人に嫌われないように行動するうちに自分自身が人の事を苦手になり、当初の目的とは逆の方向に進んでします事となるのです。

これを読んでいるあなたもここまでとは言わなくとも、少し心当たりがあるのではないでしょうか。
実は人嫌いの人の多くは、こうして人が嫌いになっていくのです。

コンプレックスを武器に人に好かれる方法

ではどうすれば最初の目的である人に好かれるようになるのでしょうか。
その方法はコンプレックスを開示すると言う方法です。
口で言うのは簡単ですが、自分の嫌いな部分を人に見せるのはかなり勇気のいる事です。

なにも誰彼構わずそうしろと言っているのではありません。
あなたが好きな人、仲良くなりたい人など好意を抱いている相手に対し、自分のコンプレックスを話すと言うのが好かれるための方法です。

例えば、上記で話した例の「自分は楽しくなると周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまうところがある。」と言うのを例にして考えてみましょう。

こういったコンプレックスは隠そうとするのが一般的ですが、あえてそれを話します。
あなたが仲良くなりたいと思う相手に、「自分は楽しくなると周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまうところがある」と言う事を打ち明け、迷惑をかけてしまう事もあるかもしれないと言う事を先に謝っておきます。

それが嫌だと思う人でも建前として気にしないと言うでしょう。
仮に建前だとしても、一応了承した事になるのです。

心理的にはその本人の中で了承したと言う事実があるため、この事で嫌いになる事や、嫌だと思う気持ちは少なくなります。
このアドバンテージはかなり大きく、何も言わずに迷惑をかけてしまうと最初はいいですが、その後から警戒されもしこの事を嫌がる人であれば、その後付き合いは薄れてしまうでしょう。

しかし、先に一度言っておくことでそれを回避する事ができるのです。
最初に心構えを決めていて、ほとんどの人は大げさにイメージするので、思っているよりもひどくなかったと感じるでしょう。
そのため、その後も付き合いが続く可能性が高く、むしろ相手は思ってたよりもひどくなくて安心しているので、好意的に捉える可能性が高いと言えるでしょう。

秘密を打ち明ける事で親近感がわく

上記で説明したように、予防策として先に言っておくのは大事です。
それに加え、自分のコンプレックスは要するに自分の秘密でもあります。
秘密を話すと言う事は、その相手と秘密を共有すると言う事です。

人は何かを共有すると親近感を感じます。
そしてコンプレックスなどの悩み系の共有は、いわば弱点を晒しているようなものです。
弱点を晒すと言うのは敵意がないと言う意思の表れであり、敵意がない=仲間と言う図式につながりやすいとも言えます。

このように、自分のコンプレックスを消すのではなく、話す事で武器として逆に相手と仲良くなるための手立てとして使う事もできるのです。そうする事で相手の警戒心も薄れ、相手からも秘密を話してくるきっかけにもなり、より親密度が高まる事につながります。

ですが、これを誤解しがちなのが、自分のコンプレックスが正しい事、良い事であると言っているのではありません。
間違っている事でもないのですが、それを決めるのは人によるのです。
受け取る人によりそれが良い事なのか悪い事なのかは変わるので、そのコンプレックスに自信を持てと言うのではありません。

「自分は楽しくなると周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまうところがある。」と言うコンプレックスを良い事だと思い込み、それを押し付けるようになってしまうと、反対に嫌われる原因となるでしょう。

あなたの周りのもいませんか?
自分の悪い事を棚に上げ、自分のこういう性格は周りのせい、環境のせい、だと言い正当化する人っていますよね。
それの事が悪いかどうかは置いといて、それを何かのせいにし仕方ないと言うのは、それが原因で嫌われたり見捨てられるのも仕方ないと言う事です。

「自分は楽しくなると周りが見えなくなり、迷惑をかけてしまうところがあるから仕方ないよね。」と言うのは自分の都合を押し付けているだけです。自分のコンプレックスを押し付けるのではなく、「共有する」と言う事が大事なポイントですのでそこをはき違えないようにご注意ください。

まとめ

では最後にまとめとしておさらいしましょう。
自分の嫌な所を消そうとすると、それを消すためにその嫌な部分をより多く見る事になります。
するとまた別の嫌な部分が浮き彫りとなり、永遠に嫌な所を見続ける事になり、本来の目的とは逆になってしまうでしょう。

自分の嫌な所を無くそうとするのは、ほとんどが人に嫌われたくないからです。
もしそうであれば、対象の相手に打ち明ける事でその事が原因でいらわれる事への予防となり、結果的に嫌われるリスクが減ります。
さらに相手と秘密を共有する事で、親近感を感じ、そしてそれが自分の弱点であることから敵意のない事を示す事にもなる。

敵意がないと言う事はつまり仲間都市う意識になり、相手はさらに親近感を感じ、結果仲良くなりやすくなると言うのが今回紹介した方法です。

もちろんそれを無くす事も必要かもしれませんが、逆にそのデメリットを武器にしてメリットとする事もできます。
自分の良い点悪い点を生かすも殺すもあなた次第だと言う事です。

どちらも変わる事のない事実かもしれませんが、その事実をそのまま与えるのか、それをいい様に解釈して与えるのかでその事実を解釈する内容は大きく変わります。

それをダメだと決めつける事でその事はダメになってしまうのです。
ダメなものはダメでいいのですが、それをどうするかはあなた次第でどうとでもなります。
今回紹介した方法は1つのテクニックとして参考にしてみてはいかがでしょうか。
それではまた。

コンプレックスを解消したいと言う方には「コンプレックス」を克服するために必要な事こちらがおすすめです。よければこちらもご覧になってみてください。

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