クソバイスから学んだアドバイスは自己満足だという理由

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コラム
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みなさんはクソバイスって聞いたことありますか?
私はこの記事を書いている数時間前に初めて知りました。

と言うのも、私は普段からヤフーニュースやスマホのニュースアプリなどで情報収集をしているのですが、その中のスマートニュースと言うアプリを見ていると、「ありがたく無視しましょう。「クソバイス」との付き合い方」と言う記事を見付け、閲覧しました。その記事には。

「クソバイス」とはテレビや雑誌でおなじみの犬山 紙子さんが生み出した造語で、言葉の通り「クソみたいなアドバイス」のこと。

とあります。

詳しくはこちらありがたく無視しましょう。「クソバイス」との付き合い方

特に育児についてのクソバイスを受けたことのある人はかなり多くいるようです。

最近で言えば、タレントの木下優樹菜さんに第二子が産まれ、インスタグラムにお散歩に出ている写真を投稿したところ、クソバイスが殺到していると話題になっていました。

ここで誤解のない様に言っておきますが、アドバイスしている本人は良いと思って言っているのは重々承知しています。

しかし、そもそもクソバイスもアドバイスもただの自己満足です。

今回はアドバイスはただの自己満と言うことについてお話したいと思います。

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クソバイスもアドバイスも同じ?アドバイスの本質とは

あなたの中でクソバイスとアドバイスの違いってなんですか?

ためになるかならないかの違い。 自分のためを思ってのことかそうでないかの違い。 自分の考えを押し付けているかそうでないかの違い。

などが多数の意見ですかね。

最初に言っておきますが、ためになるかならないかは、聞く方のあなたの解釈でどうとでも捉えることができます。

自分のためを思ってなのかそうでないかも、あなたの解釈です。
さらに自分の考えを押し付けているかどうかも、あなたの解釈です。

全部聞く側のあなたの解釈でどうにでもなるんです。

ただただあなたがそのアドバイスを良いと思ったか、悪いと思ったかの違いにすぎません。

では一度クソバイスは置いといて、アドバイスはどんなものでしょうか。

こうするといいんじゃないかと教えてくれること。 こうした方がいいよと教えてくれること。 これだとこうなるよと教えてくれること。

つまりアドバイスって何かを教えてくれることですよね。

何となくわかって来たんではないですか?
クソバイスだろうがアドバイスだろうが、教える側の主観での考えや経験を話していると言うことですね。

いいですか。
アドバイスも結局は、その教えている側の意見でしかないと言うことですよ。

ちなみにこう言ったブログやSNSなどでの情報発信もアドバイスにすぎません。
つまり、聞き手であるあなたがクソだなと思えばクソバイス。良いなと思えばアドバイスになると言うだけの違いです。

クソかどうかは、聞き手であるあなたに全てゆだねられていると言うことです。

では、次にアドバイスがなんで意見の主張に過ぎないのかお話していきます。

アドバイスが意見の主張に過ぎない理由

なぜ私がアドバイスは単なる意見の主張に過ぎないと言っているのかと言いますと、アドバイスって、自分の経験や知識の中から話すか、相手の状況などを推測して話しますよね。

その「経験」「知識」「推測」と言うのが、アドバイスする側の「想像」でその人の今まで生きて来たものさしでのお話だからなんです。

例えば同じマタニティだとしても、全く同じ条件の経験をしているわけではありませんよね。
あくまでその人のときの経験で、その人のときに得た知識、それに照らし合わせて推測されることをその人が話す。これがアドバイスなのです。

どんな経験をした人でも、どんなに知識を持っていても、その話はその人の話なんです。

これは私の意見であり、実はカウンセラーをかじっている人なら誰でも知っていることでもあったりします。

カウンセリングを受けた事のない人や、カウンセラーとはついていてもオーソドックスな臨床心理ではないカウンセラーはその限りではないかもしれません。

それはなぜか。

アドバイスが自分の意見であり、相手にとって有益ではない可能性があるからで、カウンセラーはアドバイスは基本的にはしないのが定石だからです。

あなたにとって本当に最善であり本当に正しいことと言うのは、あなたが自分で感じて、自分で知って、自分で決めることなのです。

誰かの意見や誰かの話でいいなと思う事ももちろんありますよ。
ただ厳密に言えばそれはあなたの心の奥底に同じ考えがあったからで、相手の話はあなたの心の奥にある思いと共感して表に現れただけなのです。

現代ではいろんな情報が入り込み、頭の中でいろんなことが浮かんでいます。
そのため、あなたの心の奥の本当の声に気がつけないのです。
それがたまたま人のアドバイスとして聞いたことがリンクして、とっても素晴らしいアドバイスだと感じているのです。

その人のアドバイスがダメだと言っているのではありません。
なぜなら、その人の言葉であなたは自分の心の奥の声に気が付けることができたのですから。

アドバイスとクソバイスの違いはたったこれだけの違いです。
共感しているかしていないかの違いに過ぎないのです。

逆に言えば、あなたが良かれと思っているアドバイスも相手にとって不要であればクソバイスに成り下がり、相手が良かれと思っているアドバイスもあなたが共感しなければただのクソバイスだと言うことです。

あなたがもし、クソバイスを受けたことがあるのなら思い出してみてください。
そのクソバイスを与えたその人は、おせっかいで、アドバイスしたがりな人ではありませんか?

ことあるごとに、自分はこうだった自分が思うにはこう、などと言っているのではないでしょうか。

なぜクソバイスに共感できないのかと言うと、あなたがそう思っていないからでもあり、相手が「自分」と言う部分を強調していて、エゴを押し付けていると感じているからではないでしょうか。そしてあなたを否定ばかりしているのではないでしょうか。

アドバイスがクソバイスに成り下がるとき、相手の意見を押し付けられたと感じるとき、相手に自分を否定されたと感じているときなのです。

ただ覚えていてください。
アドバイスもクソバイスもどちらも本質は同じだと言うことを。
どちらも意見を言っているのだと言うことを。

とは言え、この考えこそアドバイスにすぎず、あなたが共感できないと言うのであれば、今回お話したことはただのクソバイスだと言うことです。

あなたはどう感じたでしょうか。
願わくば良いアドバイスだったと感じていただければ幸いです。

それでは今回のお話はこれで以上です。
今回のテーマ「クソバイス」については「犬山紙子」さんの著書「言ってはいけないクソバイス」を参考にしています。

もし興味が出た方は、下記にリンクを貼っておきますので、そちらからか、お近くの書店などで購入してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
また次回お楽しみに。

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