「夢をかなえるゾウ」ガネーシャから学ぶ自分を変える方法２

前回の記事⇒「夢をかなえるゾウ」ガネーシャから学ぶ自分を変える方法
昨日の続きです。必ず前回の記事から読む必要はありませんが、一応前回の記事から読むことをおすすめします。

今日もガネーシャの言葉と共に、自分を変える方法を学んでいきましょう。

参照：夢を叶えるゾウ　著者：水野敬也　出版：飛鳥新社

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ガネーシャの言葉から学ぶ成功哲学

今日もよろしく、いでよ！ガネーシャ！

１.１日何かをやめてみる

引用：(時間が)ぱんぱんに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくる。それは勝手に入ってくるもんなんや。たとえば、自分の周りで会社辞めたやつも、意外としぶとう生きてるやろ。それは、会社辞めることで空いた器に何か新しい仕事が入ってきとるからやねん。

例えばタバコ、お酒など禁煙禁酒を考える人は多くいますよね。
でもそれをやろうと考える人の多くは、一気に止めようとしがちです。

一気にと言うのは、今日からすっぱりとタバコを１本も吸わない。 お酒を１滴も飲まない。など急に止めようとします。

それも悪くはありません。やめることに変わりありませんから。
しかし、急に止めることはかなり難しいと言わざるを得ません。
なぜなら、もはや習慣と化した喫煙や禁酒を急に止めるのは、それ相応の力を必要とします。

例えば金銭的に不可能な状態になる。
身体的に不可能になる。物理的に不可能になる。
など、自分の意思ではなく、環境や状況によってやめざるを得ない場合などであればいいのです。

ほとんどの場合、そこまでの状況ではありませんよね。
習慣となってしまっている場合は、自分の意思、だけで止めることはほぼ無理だと言えます。

その理由は、普段意識している部分を顕在意識、無意識の部分を潜在意識とあり、意識と無意識のバランスは、半々ではありません。

実は無意識は９割、意識はたったの１割だと言われているのです。 つまり、習慣と化しているものは、無意識に入っているので自分の意思で決意したところで簡単に覆されてしまうのです。

では止めるにはどうするのか。
それがまずは１日止めてみると言うことです。

たった１日ではやめたことにはならないと言いますが、１日もやめられないよりは、１日でもやめられた方がよっぽどマシですよね。

だからまずは１日やめてみて、空いた時間に何ができるのか体験してみましょう。
それを１回ではなく、何度かやってみて、いろんなことをやめてみて、試してみましょう。
１日でもやめることができれば、習慣ではなくなります。

やめる回数が減れば減るほど習慣から、単なる趣味や趣向に変わります。
そうすれば、１日２日やめたところでびくともしなくなるでしょう。

まずは１日やめてみてください。

２.決めたことを続けるための環境を作る

引用：本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。意識やのうて「具体的な何か」を変えなあかん。具体的な、何かをな。

例えば先ほどの喫煙や禁酒を例に挙げるとすれば、本気で止めると考えるのなら、意識だけでは難しいのです。

無意識が強力なことはお分かりいただけたと思いますが、無意識に打ち勝つためには、環境を変える必要もあるのです。

禁煙なら、ライターや灰皿を捨てる。
禁酒ならお酒のコーナーに行かないなど強制的にできない状態を作り出すこともとても重要です。

人間の意思は、どんなに優れた人でもたったの１割しかコントロールできません。
たった１０％の多数決が勝つわけがありませんよね。

１０％をもっと上げるために物理的にできなくする。 つまり、環境を変えることも必要なのです。

自己啓発の本を読んで、よし明日から変わるぞ。
今から変わるぞ。と意気込む人はすごく多いです。
それなのに、ほとんどの人が変われていませんよね。

そのため自己啓発は意味がない。
ビジネス本なんか読んだって変わらない。
セミナーに通うのはバカだと言う人がいるのです。

でも、本当は非常にシンプルな問題があるだけです。

ただ単に、続いていないだけなのです。
本やセミナーに参加して、よし変わるぞ。
今日からこれをこうしてあれをああして、そうすれば変われる。

みんなそう思うのに、決定的にできていないのが、続けられていないと言う点です。

続ける。たったこれだけなのに、できないのはなぜか。 その理由が、環境が変わっていないこと。 それだけなのです。

意思が変わろうと、あなたの意思などあなた全体のたったの１０％です。

１０％しか変わっていなとも言えます。
それを変えるには、意思ではなく、環境を変える。
自分の生活を変えるなど、具体的な何かを変える必要があるのです。

それができている人はどれほどいるのでしょうか。
恐らくほとんどいませんよね。

私も以前はそうでした。
本を読んでよっしゃ今日から変わる！
何度もそうやって意気込んできました。

でもそれだけでは変わらないのです。
本当に変わりたいのなら、意思だけではなく、言葉も行動も、変えられるものは変えていかねば変わることは叶いません。

私の場合は、まず文字にしました。
日記でもなんでもいいです。ノートを買って、自分が感動した言葉や感動した本を書き写しました。

それから人に話をしました。
人に話すと、自分がまだあまり理解できていないことに気がつきます。

そしてまた理解できていない所を書いて、話します。
そうすることでいつしか、自分のものになっていることに気がつきます。

この繰り返しで、ふと思えば自分が変わっていることに気がつくのです。

変わりたい。変えたい、そう願う人はとてもたくさんいます。
しかし、その多くは結局変われてはいません。

その理由は実にシンプル。
意思だけしか変えていない。たったこれだけのことです。

もし何を変えていいのかわからない、と言うのならご相談ください。
私は何を変えるべきか教えることができますから。

３.運が良いと口に出して言う

引用：自分にとってうれしゅうないことが起きても、まず嘘でもええから、「運が良い」て思うんや。口に出して言うくらいの勢いがあってもええで。そしたら脳みそが勝手に運がええことを探しはじめる。自分に起きた出来事から何かを学ぼうと考えだすんや。そうやって自然の法則を学んでいくんや。

このような抽象的なことを聞くと、中には何の証拠があるんだ、それを証明できるのか、などと言い信じられないことをまるで自分が正しいと言わんばかりに批判します。

信じたくないのなら信じなくていいんです。
ただハッキリ言わせてもらいますが、だからあなたは変われないのです。

いいですか。
全ての物事には意味があります。

しかし、その意味は実は自分で決めているだけなんです。

あなたがそれに良いとか悪いとか決めているに過ぎないのです。
本当はそれに良いも悪いもないのに。

抽象的なことを信じられないと言う人は、具体的なことも信じませんよ。
仮に科学的に証明されていても、自分の眼で見たものしか信用できないと言います。
自分で経験したことしか信じられないと言います。

じゃあ言わせてもらいますが、あなたが成功していないのは、あなたがそうだからと証明されているじゃないですか。

今までそのように考えて生きて来たのに、成功できていない。
つまりあなたの考えは間違っていると証明されているじゃないですか。

それでも他人の言う事を信用しない。
つまり、あなたは成功したくないのではないでしょうか。

自分の考えで上手くいっていないのなら、自分の考えが間違っていると言うことです。
だからと言って他人の意見を取り入れて成功すると保証はない。
確かにそうです。

しかし、少なくとも、成功している人の意見と言うのは、成功していない人よりも成功する確率の高い意見だと言えるのではないでしょうか。

成功できない人はたったこれだけのことができていないのです。
自分の考えや信念を持つのは良いことです。

ただその信念を持ち続けることで成功していないのであれば、それは成功できない信念なのかもしれませんよ。

要するに、自分の信念に固執し、執着しているのですよ。

あなたは正しいのかもしれない。
ですが、自分を変えると言うのは執着をなくすと言うことでもあるのです。

運が良いと口に出して言うこと。 たったこれだけのことを抽象的だなんだと言ってできないのは、自らの考え固定観念に執着しているのです。

何も金を出せとか、何か買えと言っているのではありません。
ただ口に出して言う。これだけもできないのなら、一生変わることはできません。

本気で変わりたいのなら何事も「良い」と考えてみる。
これだけです。

４.身近にいる１番大事な人を喜ばせる

引用：人間ちゅうのは不思議な生き物でな。自分にとってどうでもええ人には気い遣いよるくせに、１番お世話になった人や１番自分を好きでいてくれる人、つまり、自分にとって１番大切な人を１番ぞんざいに扱うんや。たとえば・・・親や。

前回の記事でお話した、人を喜ばせる人こそたくさん稼げる。
人を喜ばせるのが多くの喜びを得るとお話しましたね。

それを募金や親切などで例えて話しました。
しかし、本当に大切なのは、実は１番身近な１番大事な人を喜ばせることです。

接客業でたくさんの人を喜ばせている人はたくさんいます。 しかし、接客業の多くはあまり幸せとは言えない状況です。 給料は少ないですし、休みもない。 時間も長く、ほとんど仕事ばかり。

たくさんの人を喜ばせるのだから、その分幸せを多く得ているはずなのに。

なんでそれなのに幸せだと感じられないのか。
その理由は、親や家族、恋人などあなたを１番大切にしてくれて、１番大事な人をないがしろにし、ぞんざいに扱ってしまっているからなのです。

接客でほとんど１度しか会わない人たちのために一生懸命楽しませること。
一生懸命喜ばせること。とても素晴らしいことだと思います。

しかし、あなたにとって１番大切な人にはできていますか？ あなたが１番お世話になった人にはできていますか？ ほとんどの人ができていないのではないでしょうか。

それができていないのなら、表面上はいくら幸せでも、心の奥底では幸せを感じることはできません。

あなたが幸せを感じれない理由は、１番大切な人を喜ばせることができていないからなのかもしれません。

おわりに

今回も結局そこそこ長くなってしまいました。
ですが、これでガネーシャの言葉から学ぶ自分を変える方法は以上となります。

完全に私の主観で大事だと思った点をピックアップしてお話してきましたが、みなさんはどのように感じられましたでしょうか。

ムカつきましたか？お前に言われたくないわと思いましたか？

まあ結構煽ったのでそう思われても仕方ありません。
それでウザいからもう見ないとブラウザバックした人もいるかもしれません。
しかし、ここまで読んで下さったあなたは、少なからず共感した、または本気で変わりたいと思っているのですよね。

そんなあなたにだけ、最後にお話しておきましょう。

私がお話してきた言葉。 その内の１つでも共感し、実践に移したのならあなたはもう以前のあなたとは違います。 おわかりですか？つまり、もうすでにあなたは変わっているということです。

本当は自分を変えることなんてめちゃくちゃ簡単なことなんです。

ただ考えてみて、ただやってみて。ただ続けてみる。
成功だって簡単なんですよ。

大きく成功することばかりに注目するから難しいと思うのです。 本当はとっても簡単なこと。小さなことから成功していく。 それを続けていく。そうすればいつの間にか大きな成功に近付いています。

確かに誰でも１億円稼げるのかと言われれば、それは難しいかもしれません。

よく考えて診てください。
１億円稼ぐだけが成功ですか？
１億円稼ぐのは大きな目標の１つであって、それ以外の目標に目が向けられていないのではないですか？

多くの人は極端に考えすぎなのです。
極端に考えることは楽です。

楽だと言うことは、考えることを放棄しているとも言えます。
人間は考えることができる生き物なんですよ。
考えることをやめてしまったら、人間の売りを生かせていないということです。

つまり。考えることをやめて思考停止状態に陥ってしまっている状態と言うのは、とっても愚かな事だと言うことなのです。

人間の最大の武器、考えることを放棄しているのですから。

自分は天才じゃないから、とか、自分は頭が悪いからなどと言って考えることをやめるのは誰でもできます。

小さい子どもでもできることなのです。
天才も凡才も大した違いはありませんよ。
その違いは、たった１つ。

考えることを続けたか、やめたか。
たったそれだけです。

あなたはどうしますか？
考えることをやめますか？

考えることをやめるのは、極端に言えば、人間を止めると言っても過言ではありませんよ。

あなたは人間止めますか？
変わること、成功すること、したいと願うのは簡単だけど、実現するのは難しいとよく言われます。

本当はそんなことはありません。
簡単です。

勝手に成功に対するハードルを上げているのは自分です。
自分を変えることのハードルを上げるのも自分です。

上げるのが自分なら、下げるのも自分なんですよ。
ここまで聞いて、ここまで知ったあならはどうしますか？
これからどうするかはあなた次第です。

どうしてもわからないのならご連絡いただければ教えます。
しかし、言うことは変わりませんよ。
本当の答えはあなたの中にしかないのですから。

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