強姦に対する意識の低さ

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コラム
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今年は不倫や薬物のニュースが目立っていましたが、忘れてはいけないのが強姦に関する報道。

タレントの高畑雄太が強姦致傷の疑いで捕まったニュースや千葉大学の学生による事件も問題となっていますよね。

私は強姦に対する意識の低さもこういった事件の原因の1つになっているのではないかと思います。

一般的に強姦と言えば男性が女性を脅して性的暴行を加えると言うのが一般的な認識だと思いますが、強姦は誰にでも起こりうる身近な犯罪だと言っておきたい。

と言うのもセクハラと同じで一方が嫌だと思った時点でそれは強姦になり得るからです。

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お互いの同意がなければすべて強姦と言え、同意があったとしてもやむ負えない理由がある場合には強姦たり得る問題です。

例えば相手が拒否しているのに強引に好意をアピールする人っていますよね。

相手が折れるまでしつこく付きまとうような人。

これはセクハラになるわけですが、あまりのしつこさに折れることもあると思います。

特にお酒を飲んで酔っている状態の時なんかはお互いに理性が働かない場合があります。

その時は酔った勢いもありその場のノリで同意してしまったとしても、翌日酔いが醒めた時に後悔することもあると思います。

こういったケースでは仕方ないかと流す人もいるかもしれませんが、場合によってはこれも強姦になる可能性があると私は思います。

他にもドラマとかでよくある相手が嫌がっているのにも関わらず無理やりキスしたりハグするなどのシーンがありますが、これも広い解釈で考えれば性的暴行であり強姦と言えるのではないでしょうか。

つまり何が言いたいのかと言うと、強姦はとても身近で誰にでも起こりうる問題だと言うことです。

酔った勢いだったり、ちょっとした認識の違いだったり。

ちょっとした言葉のあやがセクハラになるように、ちょっとした間違いから強姦未遂の犯罪者になる可能性があるのです。

嫌よ嫌よも好きのうちと言いますが、本能で求めていたとしても理性で拒否しているのであればそれは嫌なのです。

これだけ注目された問題ですから今後女性の手にちょっと触れただけで強姦未遂で訴えられる世の中になるかもしれません。

強姦はなくなるべき犯罪ですが、いわれのない罪を問われないためにもお互いに意識を高めておかないといけないのではないかと思います。

仮に不起訴となったとしても周りの人からはそういう目で見られることになるのですから。

また、女性側も無駄に誘惑するような服装をしすぎだとも思います。

ワカメちゃんかよと言いたくなるような短いスカートや、不二子ちゃんかよと言いたくなるような胸元がパックリ開いた服。

ああいうのも意識の低さ、危機感のなさを感じてしまいます。

男性も女性もお互いに自分の身を自分で守らなければ痛い目を見るのは自分です。

いくら日本が平和だからと言っても犯罪がないわけではないですからね。

強姦が悪いことなのは間違いありませんが、悪いことをされてからでは遅いこともあります。

悪いことをされる前に対処し未然に防ぐことはとても大事です。

世の中の人には事件や事故の被害者に対して心無いことを言う人もいて、性犯罪の被害者に向かって危機感がないだとか、そんな夜中に出歩くから悪いだとか、本人はそんなつもりはないのかもしれませんが、被害者をまるで悪者のように責め立てることがあるのです。

被害にあうことも恐ろしいですが、二次被害もまた恐ろしいのが性犯罪ですので自分にできる限りの対処はしておくことが大事ですね。

一番いいのはそもそもそのような犯罪がない、未然に防げるような安全が保たれていればいいなと思います。

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