先日タレントのぺこ&りゅうちぇるさんにお子さんが生まれましたね(^^♪
原宿のスターのお二人はちょっと奇抜ではあるものの、
良い意味で個性があってその見た目とは裏腹にしっかりとした
考えを持ち産休・育休を率先してとって古い価値観ではなく
新しい世代の価値観や社会の流れを取り入れて発信している姿に
素直にすごいなあと感じています。
何かと個性的なお二人なので現実的で社会的な「結婚」や、
「出産」、「子育て」というリアルな生活に
なにかと注目が集まっていて子どもの名前に世間ではいろいろ
言われていたりもしますが、最近テレビで観ることは減ったものの
注目度の高いタレントです。
そんなりゅうちぇるさんですが、
ここ最近テレビやネットでまたとあることが話題になっています。
その話題というのが「タトゥー」です。
どうやら子どもの名前を自分の体にタトゥーとして彫ったことで
賛否両論物議を醸しています。
みなさんはタトゥーってどう思いますか?
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ちなみにりゅうちぇるさんの出身である沖縄県では
実は結構タトゥーを入れている人は多くいます。
昔はタトゥーってヤ〇ザとか不良とか
怖い人がするものというイメージがあって、
今も温泉やプールなど公共施設ではタトゥーがある人は
施設を利用することが禁止されていることも少なくありません。
しかし、タトゥーをしているからと言って悪い人ばかりではありません。
例えば今年の9月で引退する歌手の安室奈美恵さんも
左肩と右手の手首のあたりにタトゥーが彫られていました。
現在はなにやら薄くなっているとのことで、
タトゥーを消しているんじゃないかなどと言われているようですが
怖いイメージのない安室さんもタトゥーをしているんですね。
それから沖縄つながりで歌手の夏川りみさんも
あまり目立たないのですが実はタトゥーを入れてるんですよ。
夏川さんは左手首にブレスレットのような模様のタトゥーがあるんですね。
このように何もタトゥーは不良とかそういう人ばかりがするものではないんですね。
まあ沖縄だからと言われれば仕方がないかもしれませんが、
りゅうちぇるさんにしても安室さんにしてもタトゥーを入れるのには理由があって、
ただ単に世間への反発とかだけがタトゥーを入れる理由ではないのです。
私はタトゥーを入れること自体はその人の自由だと思いますし、
そこには人それぞれいろんな事情があってのものなんだと思っています。
しかし、今回話題となっているりゅうちぇるさんのことに関しては
少し疑問に思うところもあります。
前置きが長くなりすぎてここまで読んでいる方は少ないかもしれませんが、
私が疑問に感じたのはりゅうちぇるさんのある発言です。
それがタトゥーへの偏見をなくしたいと思っているということです。
確かにタトゥーは怖いイメージがあって、
タトゥーが入っていると不真面目な人という印象を受け
そういう意味では偏見と思われてしまうところもあるのかもしれません。
しかし、タトゥーは多くの場合人に命令されて入れるものではなく
自分の意思で決めて入れるものだと認識しています。
少なくともりゅうちぇるさんは自分の意思で子どもと奥さんの名前を入れてます。
タトゥーへの偏見って、同じ偏見でも人種差別とか同性愛への偏見など
そういったものとは違うと思うんですよね。
人種差別などは生まれたときから黒人で、
変えようのないものに対して言いがかりをつけるかのように
差別したり偏見から悪いイメージを持つことだと思うんです。
でもタトゥーの場合もともと良くないイメージがあるものなのに、
自分で選んでやっていることなので
自ら偏見されに行っているようなものだと思うんですよね。
ご自身でもタトゥーに対する偏見を変えていきたいと仰っているので、
タトゥーが世間的に受け入れられていないことは
りゅうちぇるさんも理解してやっていることなのだと思います。
実際にタトゥーに対する世間のイメージは良くないですし
タトゥーを入れることでデメリットはたくさんあります。
でもこれって偏見なのでしょうか?
人間多様性があっても良いと思うのですが、タトゥーを入れることって
極端な話めちゃくちゃピアスをつけまくるのと同じ類だと思うんですよ。
耳にいくつかピアスを付ける人はいますが、
鼻にも眉毛にも舌にもいろんなところにピアスを付けるのは
ぎょっとする人の方がほとんどだと思います。
ピアス自体は別にみんなつけてますし
女性だけでなく男性も付けている方はたくさんいますよね。
なのでピアス自体に偏見はないと言えます。
でもその数が多くなると途端にピアスは怖いものになって、
ちょっと身構えてしまうような印象を与えてしまうものとなります。
タトゥーってそんな感じだと思うんですよ。
それには深い意味が込められているのかもしれませんが、
込められているものがなんなのかは他の人にはわからなくても
入れ墨という形として目に見えるものとなっているので
そこに強い念があることがわかるわけです。
友達とか家族なら強い念があるのを知っても受け入れることができますが、
初対面の人やそれほど親密ではない人に対して
いきなり自分が持つ強い念を伝えることはまずないですよね?
タトゥーはそういう自分の中にある強い念を体に刻むものだと思うので、
それによって自分がより強く感じることができる反面
知らない人の目に見えるものとなって、その念がなんなのかは
普通に見てもわからないので驚いたり怖い印象を受けるのではないでしょうか。
なので私としてはタトゥーに対する恐怖心や驚きというのは
何も偏見じゃないと思うんですよ。
りゅうちぇるさんなど有名人の方は
タトゥーに込められた意味を発信する機会がありますし、
実際の知り合いではないけどテレビなどでよく顔を見ている人ですから
多少の親近感はあって説明されればそうかと受け入れることもできると思います。
ただ、やっぱりそれは有名人だからであって
世間一般的にはタトゥーはなかなか受け入れがたいものだと思います。
だって、人間どんな人なのかなんて話してみないとわからないじゃないですか。
だから見た目は大事なんです。
かっこいいとかかわいいとかそういうことではなくて、
サラリーマンがスーツで髪はさっぱり清潔感のある格好をしなければならないのは
見た目がだらしない不潔な人は不信感を持ってしまい仕事をしたいと思えないからです。
人間話してみなければわかりませんが、
まず見た目が信頼できそうな人で話ができそうじゃないと話したいとは思えません。
そういう意味でタトゥーは世間的に受け入れにくいことなのではないかと思います。
人は素直で裏表がない方が良いように思われがちですが、
なんでもかんでも口にして表に出せば良いってものではなくて
ある意味多少の壁があるからこそうまく付き合うことができるのです。
私はタトゥー自体は悪いものではないと思いますし、
それは個人の自由で自分で決めれば良いことだと思っています。
ですが誰にでも本音を言えば良いってものじゃないように、
タトゥーもその個性を受け入れられる人もいれば受け入れられない人もいて、
その思いや考え強く持つ念を受け入れられる人もいれば受け入れられない人もいます。
ただそんだけの話で、これは偏見とは違うものだと思っています。
ですので偏見を変えるというのはちょっと疑問に思います。
少なくとも日本人は物事をはっきり言わない国民性なので
海外ではタトゥーは文化だとしても日本ではなかなか受け入れられないことなのではないでしょうか。
ただこれが言いたいだけなのにやけに熱く語って
上手く言えずにダラダラと長くなってしまいましたが、
私としてはタトゥーに対する偏見はいわゆる偏見とは
ちょっと違う部類のものだと思います。
一昔前よりは世間的にも受け入られられつつあるようには思いますが、
タトゥーが良い物という認識になるのはまだ難しいのかもしれませんね。
ここまで長々と最後まで読んでいただきありがとうございました。
ここまで読んでみてあなたはどう思いますか?
よければコメント欄にご意見ご感想などお待ちしておりますm(__)m
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