人は矛盾した生き物

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心理
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人間は矛盾した生き物です。

好きなのに興味がないふりをしたり、遊びたいと言いつつ用事を詰め込んで遊ぶ暇をなくしたり、自分が思っていることと逆の行動をしてしまうことがあります。

でも別に嘘をついているわけではないんですよね。

単に嘘をついている人もいるかもしれませんが、育ってきた環境や性格などによって素直に気持ちを伝えたり、気持ちを認めることができなくなってくるのです。

しかし、よく考えてみると矛盾って何も悪いこととは限らないんですよね。

良いことだと言うこともできませんが、別に気持ちが矛盾していたってそれが悪いわけではないのだと私は思います。

ではなぜ矛盾していることがダメだと思われているのでしょうか?

それは矛盾しているということは信用できないということだからです。

どちらも本当だったとしても、言動に矛盾があると嘘の可能性が出てしまいます。

矛盾という言葉の語源となった盾と矛の話もどちらも最高に優れた商品と言うことは間違っていないのですが、どんなものを貫く矛とどんなものも防ぐ盾と言うような過剰な煽り広告になってしまっているところが問題なんですよね。

こういった場合の矛盾は悪いことです。

現代の日本で同じようなことをすると景品表示法違反に当たると思います。

一方で気持ちの矛盾は悪いとは言えないかもしれませんが、他人に迷惑がかかる場合があったり他人を振り回してしまうことがあるんですね。

法的にダメなわけではなくても人との関りの中でのマナーや思いやりの面で良くないことかもしれません。

人の心は常に変化しています。

今は良いなと思っているものが何かのキッカケで明日には嫌いになっていることもあります。

自分の中でハッキリしていればそれなりに対処できますが、自分の中でハッキリしていないときは厄介です。

好きと嫌いは矛盾していながらも、同時に心の中に存在することができる感情ですからね。

そういった時の対処としては紙に書いて整理すると良いかもしれません。

好きと嫌いの欄になんでそう思うのかをいろいろと書き出していくことで気持ちの整理ができるので、自分の中にある矛盾に気が付いたときにはやってみるといいかもしれないですね(´・ω・`)

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