あなたは人を好きになった事はありますか?
まだ人を好きになった事がないと言う方、好きと言う感情がよくわからないと言う方や、その他にも、好きと言う感情がわからなくなったという方もいるでしょう。
自分がおかしいのではないかとお悩みの方もいるかと思いますが、そんなあなたに今回は、人が人を好きになる本当の理由をお話します。
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好き・嫌いの本質
人が人を好きとか嫌いと感じるのには、理由があると言いましたが、本当は好きや嫌いに理由はありません。
一般的には、〇だから好き、✕だから嫌いなど、原因があってその結果が好き・嫌いと感じると思われています。
しかし、それは間違いです。
一般的なイメージでは、原因と結果が逆転してしまっているのです。
どういう事かと言いますと、”好き”と言う原因があるから、〇と感じたり△と感じるのです。
例えば、普通はあなたの優しい所があるから”好き”と思いがちですが、そうではありません。
あなたが”好き”だから、優しい所を感じられるのです。
つまり、”好き”や”嫌い”と言う感情が原因となって、”優しい”や”怖い”など良い所や悪い所を感じるのです。
これを踏まえて、”好き”だから、”たくましく頼りになる”と言う良い点が、”嫌い”だと、”恐怖”となるのです。
付け加えると、”好き”だから”優しく”感じ、”嫌い”だから”都合のいい人”となるのです。
この事を、一般的に誤解されていて、こうだから好き、こうだから嫌いと逆転してしまっているので、付き合った後にこんな人だと思わなかったなどとギャップを感じるのです。
本当は出会ってからすでに決まっている
本当は、好きか嫌いかは、すでに決まっている事で、出会ってから過ごした時間や、見てきた性格などは、ただ答え合わせをしているにすぎません。
出会った時点で、あなたの中では答えは出ています。
その答えが何点なのかを確認するために、その人を見ていると言う事です。
あなたがなんかこの人気になると感じる人がいれば、好きと言う感情があるのは間違いありません。
ですが、その時点ではどの程度なのかわかりませんので、しばらくは自分の中の赤点よりも上回っているかを確認するのです。
このように、本来は好きや嫌いと言う感情はとてもシンプルで、わかりやすいのですが、近ごろはそれがわからなくなってしまう人も多くいます。
特に日本では、周りに合わせる文化なので、幼少期から自分の本当の気持ちを抑えて、周りの意見に合わせるように育ってきたからか、自分の本当の気持ちを自分でわからなくなってしまうと言う人が増えているように感じます。
それを克服するためにも、まずは原因と結果が逆転してしまっている事を理解する事から始めてみてはいかがでしょうか。
自分の本当の気持ちを知るためにどうするか
最後に、自分の本当の気持ちを知るためにどうするかをお話します。
その1つに瞑想があります。
瞑想とは、深呼吸をする事です。
深呼吸をすると、気持ちが落ち着くリラックス効果があるのはみなさんよくご存じかと思います。
リラックスした状態と言うのは、緊張した状態の反対です。
人間、緊張していると視野が狭くなり、周りの景色が見えなくなってしまいます。
まずはリラックスする事で、周りを見れるよう視野を広くしましょう。
瞑想については「瞑想のすすめ」~具体的なやり方とコツ~こちらからどうぞ。
それから、自分を知るためには自分の心理を知るのも必要です。
心理を知るには、ユング心理学「ペルソナ」についてこちら。
その次に、ユング心理学「シャドウ」についてこちらの2章からなっている記事をおすすめします。
自分の中を整理する事で、周りの環境も整理する事につながります。
気付かぬ内に、心の中がごちゃごちゃして何が何だかわからなくなっているのかもしれません。
心を整理すれば、無くしたものも見つかるかもしれませんので、一度お試しください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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