世間では、前向きに考える事や、ポジティブに考える事が正しいと言う風潮があります。
確かに、後ろ向きに考えるよりも、前向きに考えた方が次に生かせる可能性が高まるので、前向きに考える事はおすすめだと言えます。
しかし、世間の人は、前向きに考える事ばかりに意識が向いているため、なぜ後ろ向きな考えの人がいるのか、ネガティブな考えを持つ理由などをないがしろにしているように感じます。
そこで、今回は自分でも前向きに考えたいと思うけど、それがどうしてもできないと言う方のため、そんなあなたでも前向きになれる方法をお話したいと思います。
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ポジティブ思考のメリットとネガティブ思考のデメリット
最初にポジティブになるメリットを説明します。
メリットは知ってるよと言う方は、次の段落からどうぞ。
気持ちが明るくなる
失敗を失敗で終わらせない。
人を惹きつける
成功しやすくなる
人の助けになれる
以上のようなメリットがあります。
次に、１つずつ解説していきます。
１.気持ちが明るくなるとは
前向きになる事で、次を意識します。
次の事を、良く考えるので、気持ちも明るくなるのです。
逆にネガティブに考えると、次を悪く考えてしまいますので、気持ちも暗くなってしまいます。
２.失敗を失敗で終わらせないとは
失敗と言う事実を良く解釈すれば、成功の基です。
失敗を悪く解釈すれば、経歴に泥を塗った事になります。
ポジティブに捉える人は、失敗を成功につなげる事ができますが、ネガティブに捉える人は、失敗を終わらせる事につなげます。
両者とも失敗はするのですが、解釈が違うだけでどう進むかも変わってくると言う事です。
３.人を惹きつけるとは
前向きな人についていけば前に行きます。
反対に、後ろ向きな人についていけば後ろに行きます。
どちらが良いかは、解釈によりますが、人は後退するよりも、前進する事を好みますので、前向きな考えの人に人は惹きつけられると言えます。
４.成功しやすくなるとは
失敗を失敗にしないと言う事でも説明したように、前向きな考えを持ち続けると言う事は、成功するまでやめません。
それは成功する可能性が上がる事に直結します。
単純に、死ぬまであきらめずに続ければ、ほとんどの人が成功していると言えます。
５の人の助けになるとは
前向きな人に人は惹きつけられると説明したように、悩みを持つ人なども前向きな人の惹きつけられます。
そう言った人に後ろ向きな考えを話しても、状況は改善されませんね。
前向きな姿勢を見せる事で、前を向く気が起きます。
前向きな人は、知らない内に人を助ける事につながっている事もあるのです。
ポジティブになるメリットはこのような感じです。
次に、ポジティブになるための心構えからお話していきます。
前向きになる前の心構え
上記にメリットをまとめましたが、そんな事今さら説明しなくてもいいよと言う人の方が多いかと思います。
みなさんがお待ちかねの方法はここからです。
まず、ポジティブになるためには、否定しない心を意識しましょう。
前向きになりたいと願う人の多くは、現在ネガティブな考えをお持ちの方がほとんどかと思います。
そのネガティブをやめるのはいいですが、それを否定してはいませんか？
どうしても後ろ向きに考えてしまうと言う人は、ネガティブに考える事をダメだと思い込んでいる人が多く見られます。
否定する事をまずは注意しましょう。
あれはダメ、これはダメ、などのダメや嫌などのネガティブな要素を考えてしまっているのがネガティブ脳の人です。
まずはその考え方から止めるのをおすすめします。
後ろ向きな人が前向きになれる方法
ではお待たせしました、ここからは実際に前向きになれる方法をお話したいと思います。
上記でも触れたとおり、ネガティブな人の思考と言うのは、何かを考える時に、ダメ、嫌、違う、など否定から入ります。
例えば、ダイエットをする時、炭水化物などの糖質をとっては”いけない”から気を付けようとか。
仕事をするためには、これがないと”ダメ”などと考えがちです。
ポジティブになるためには、糖質制限ダイエットをするとすれば、糖質以外はたくさん食べても”良い”ダイエット法だと考え。仕事をするためには、パソコンとタブレット２つ”ある”と捗るなどと考えます。
この２つの違いは、些細な事です。
ですが考えてみてください。チリも積もれば山となると言うように、この割合が多いか少ないかで前向きか後ろ向きかが決まるのです。
次に具体的なネガティブワードとポジティブワードを見ていきましょう。
ポジティブワード
ある
良い
すごい
素晴らしい
最高
カッコいい
かわいい
綺麗
楽しい
気持ちいい
などがあります。
ネガティブワード
ない
悪い
しょぼい
ダメ
最低
ダサい
キモイ
汚い
つまらない
でも、しかし
などです。
次に、例文を見ていきましょう。
ネガティブ⇒ポジティブ
安っぽい⇒値ごろ うるさい⇒元気が良い あの人嫌い⇒自分も気を付けよう 人が少ない⇒静かですごしやすい ですが～⇒どうしてそう思うんですか？ 時間がない⇒やる事がたくさんある 最低なクズ⇒反面教師として学べる しかし～⇒そう言った考えもあるんですね、私は～ でも～⇒それもいいですね、～こんな事もあります～ ライバルが成功したのが嫌⇒身近に成功した人がいる事は素晴らしい
などと、否定的なネガティブワードを口にしたら、ポジティブワードに変換するように気を付ましょう。
英語などの翻訳と同じです。
今まであなたが使っていたネガティブ語を、次から使いたいポジティブ語に翻訳していき、徐々に慣れていきましょう。
そうすると、自然にネガティブ語からポジティブ語に変わっていきます。
それともう１つ意識してほしいのは、類は友を呼ぶと言う言葉がありますね。
それを逆手にとって、ポジティブな人と話をしたり、コミュニケーションを取るように意識してみましょう。
最初は、苦手意識や、不慣れな環境に疲れるかもしれませんが、ポジティブな人と接する事で、どんな言葉を使うのか、どんな姿勢かなどを知る事ができます。
もちろん意識して見ないとわからないとは思いますが、意識して見れば、自分との違いや、周りとの違いなどが良く分かります。
そして、ポジティブな人が使う言葉や生活スタイルから、あなたに合ったものを取り入れていけばいいのです。
悪く言えば”パクリ”ですが、良く言えば”参考にする”と言います。
良い物は積極的に取り入れた方がより良くなるのではないかと私は考えます。
無断で真似するといけない事もありますので、その辺は確認したり、自分で考えながら取り入れていき、１０個新しく良い物を取り入れたとしたら、あなたはかなり良くなっていると言わざるを得ないでしょう。
まとめ
ポジティブになると、明るくなり、人から好かれ、助けていき、失敗を次につなげて、成功する可能性が高くなります。
ポジティブになるためには、「否定」する心を「肯定」する心に変える事です。
否定する事が悪いのではなく、肯定する気持ちがより良いので、否定しすぎる心に注意しましょう。
ポジティブな人から言葉や姿勢など良いと思うところを取り入れて、あなたの物にしていき、言葉遣いにも気を付けて、ポジティブ語を使いましょう。
この問題の肝は「否定」です。
それを良く考えて行動していれば、あなたも前向きに考える思考になっています。
なにも難しい事はありません。
無理に肯定する必要もありません。
否定する事を否定してしまっては元も子もありませんから。
それでは今回は以上です。
ではまた。
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