「ゲーム・マンガ・アニメ」などが生産性のない無駄な物と言う風潮はただの偏見

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日記
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こんにちは、みなさんはゲームやアニメ、漫画などのいわゆるサブカルチャーと呼ばれるものはお好きですか?

私は、ゲームもマンガもアニメも好きです。
毎日1時間以上は、そのどれかを見ている時間があります。

そう聞くと、時間の無駄とか、頭が悪くなるなどネガティブに考える人は、私が子供のころはとても多く、よく叱られたり、文句を言われたりしました。

今はアニメや漫画なども受け入れられてきて、マシにはなったものの、今でもゲームやマンガなどにネガティブなイメージを持つ人も多くいるのではないでしょうか。

しかし、それが偏見だと私は言いたいのです。
今回は、そんな偏見で生産性がないとか無駄だと言われるサブカルチャーについてお話したいと思います。

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「ゲーム・マンガ・アニメ」に対する変化

この3つは子供が勉強をおろそかにする可能性がある物で、学力の低下が懸念され、当てつけのように「ゲーム脳」「現実と空想の区別があいまいになる」などと言われてきました。

さらに、一昔前までは、「ゲーム・マンガ・アニメ」と言えばオタクの代名詞で、これらが好きと言うだけで、いじめの対象とされる事も多く見られました。

ですが、現代はどうでしょう。
海外から日本のゲームやアニメなどが評価され、今や日本の文化と言えばマンガやアニメと答える外国人の方も多くいます。

そのため、日本でも手のひらを反すようにこのようなオタク文化に対してポジティブな傾向になってきました。

近年では、電車に乗れば必ず1人はスマホのゲームやマンガアプリを見ています。

これが若い世代だけではなく、中年のおじさん・おばさんでもです。

以前東京に行った時に、私はお上りさんですから、電車内ではスマホをいじるよりも、降りる駅を間違えないように外の景色や電車のアナウンスに耳を傾けていました。

その時、およそ半数はスマホを触っていて、ちらっと見えた画面はパズドラなどのスマホゲームをしている人もいました。

沖縄でも、おじさんやおばさんが、電車内でパズドラなどのゲームを遊んでいるのを何度か見たことがあります。

このように、昔と比べれば、かなり一般のイメージが変わったと言えるでしょう。
しかし、それでも無駄だと声を大にして訴える人もいます。
そのような人に、無駄どころか素晴らしいものだと言うことをお話します。

「ゲーム・アニメ・マンガ」が素晴らしい理由

「ゲーム・アニメ・マンガ」が無駄だと言う人の多くは、これらをする暇があれば、「本・新聞・勉強」など自分を高める事をしろといいます。

確かに、ゲームのキャラクターのレベルを上げている余裕があるなら、自分のレベルを上げろよと言うのは正論です。

実際、ゲームでレベルが上がったからと言って、現実には何の関係もないもので、無駄としか思えません。

レベルを上げる事には意味はありません。 しかし、ゲームの多くは、反対派の言う小説などの本の世界を、体験する事ができる唯一のツールです。

本にあるストーリーを、映像や音声などを使い、さらに世界観を表現し、没入感を高めます。
そして、自分で操作する事により、その世界を体験する事ができるのです。

小説だと、文字を読み、自分の頭の中で想像する事しかできません。
つまり、ある程度の人生経験がなければ、想像する事すらできないのです。

これと同じく、アニメも音声や映像を付け加えた小説などの話です。
マンガは、文字と画によってより世界観に浸れると言う事です。

「小説」⇒「マンガ」⇒「アニメ」⇒「ゲーム」 とこのような並びでより世界観を感じる事ができるのです。

もし、「ゲーム・アニメ・マンガ」が無駄だと言うのなら、小説も無駄で、ドラマや映画、舞台なども無駄と言う事になります。

と言う事は、日本の伝統芸能である、歌舞伎なども無駄ですし、落語なども無駄ですね。

元は、子供にもわかりやすくデフォルメしたのが、漫画やアニメだったのではないでしょうか。
それだけでも価値がある事がおわかりいただけたと思いますが、それだけではありません。

本を読む事は学びがあると言いますが、漫画やアニメもただの空想ではありません。

原作が小説なのもたくさんありますし、フィクションでもモチーフとなっているのが戦国時代など歴史を元にしていたり、または日本の神話や海外の伝説をもとにしてストーリーを作っている物もあります。

それらは、自分で学ぼうと考えても本屋さんで簡単に変える資料は多くはありません。
もしあったとしても、難しい言葉や文字数の多さに読むのも疲れてしまいます。
要するに効率が悪いのです。

それを、作家達が独自に調べたり勉強して、一般にもわかりやすく画をメインに物語を作る事で、効率よくスラスラ読める書物へと昇華していると言えるのではないでしょうか。

つまり、漫画やアニメ、ゲームなどの物語や、登場人物に感情移入して見る事で、学びも多くあると言う事です。

現に私は、学校で勉強した事よりも、漫画などで得た知識の方が生活の役に立っている事が多くあると思います。
漫画家は専門家並みの知識があります。

それをわかりやすく読める事はかなり大きなメリットだと思います。
こう言ったオタク文化を時間の無駄や、生産性のない物と決めつけて批判する人は、偏見の塊だと言わざるを得ないでしょう。

おわりに

だからと言って、漫画やゲーム、アニメばかり見ている事が良いのかと言われるとそうではありません。

もしこれを盾に勉強を全くしないとか、仕事をおろそかにするのはダメだと一方的に押さえつけている事と本質は一緒です。

人は、白か黒か両極端に考えがちです。
ですが、白が正義か黒が正義かなんてものは、その時の時代や環境、立場などによって変わってきます。

と言う事は、いくら世間での風潮が善だと言われているからと言って、調子に乗っていると、時代が変わった時に反対に悪となります。

さらに言えば、それを悪だと思っている人からすれば、あなたは大悪人です。
世の中ではやりすぎと言う状態が存在します。
いくら良い物だからと言いてやりすぎては、悪い事になりかねないのです。

物事はバランスが大事で、ゲームなどで学びが多くても、それはあくまでゲームから学んだ事にすぎません。

現実から学んだ事と、空想から学んだ事では性質が違います。

どちらが良いと言う事ではありません。
どちらも持っているのが良いのです。

もし、これを読んでいる方がいるなら、今自分がしている事をいったん立ち止まってみましょう。
それが良いと思えるならそれで良いのです。

悪いと思うなら、それは悪いのです。
良いか悪いかは、自分の解釈でしかありません。

あなたにはあなたの解釈があります。
あなたが良いと思う事が良い事なのです。

それをお忘れない様にご注意ください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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