宗教と言えば「仏教」「キリスト教」「イスラム教」「ユダヤ教」などかなり古くからあるこの4つがすぐに思い浮かぶと思いますが、それらの宗教もさらに細かく派生しており、仏教なら小乗・大乗仏教などがあり、そこからさらに宗派がわかれています。
キリスト教もプロテスタント・カトリックなどの外に多くの派閥があります。それぞれの信じるものがあり、どちらがいいか悪いかは人により考えがあると思いますが、そう言った宗教の中でも、危険な部分があります。
今回紹介するのは宗教内での嫌がらせ、 「レリジャスハラスメント」についてお話したいと思います。
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レリジャスハラスメントとは
宗教内での嫌がらせと言っても、あまりピンと来ないかもしれませんが、良くフィクションの物語などで出てくる宗教や、現実世界にも新興宗教などをはじめとした団体の一部には、「この壺を買わなければ救われない」と言い高価な壺を買わざるを得ないような状況にしたり、「救われるには教祖と性行為を行わなければならない」などと言い、性的行為を強要する事などがあります。
そう言った団体・関係者からの嫌がらせの事を「レリジャスハラスメント」と言い、一部では問題視されている事案です。
日本では特定の宗教に入っている人は憂くないですが、海外では多くの人が何かしらの宗教に入信しています。最初に上げた有名どころの宗教が主ですが、中には新興宗教のようにマイナーなものもあります。
何かを信じる事は悪い事ではないのですが、その信心深い心を利用した事件が少なくなく、上記に上げた詐欺のような事や、強姦のような事などの明らかな犯罪はもちろん、精神的な苦痛を与えるなどの問題もあります。
例えば、その宗教は抜けたいと考える信者に対し、「地獄に落ちるなどと暴言を吐く」また「悪い噂を流す」などの嫌がらせを行うなどがあります。他にも、過度の勧誘やその教義に対し、「疑問を抱く事」「批判する事」などを禁止し、その宗教の教え以外の考えを持つ事を許しません。
また、児童虐待なども行われていて、信仰の自由を許さず人権の侵害などが問題となっています。
マイナーな新興宗教だけでなく、メジャーな宗教でもこれらが行われているとも言われていて、日本ではあまり話題となりませんが、世界的に大きな問題とされています。
もしあなたが何らかの宗教に入っていて、要求する金額が多いなと感じたり、性的な行為を強要するなどや人権の侵害を行うような事があれば、レリジャスハラスメントを疑わなければなりません。
気を付ける点
ポイントは「経済的」「人権」「性的」「精神的」を過度に制限したり、強要する事があれば冷静になって考えてみてください。
また、「退団・脱会」するのを拒否する事や多額のお金を請求するなどがあれば明らかにおかしいと言えるので、その時は弁護士などに相談するなど法的に対応する事も必要になるかもしれませんのでご注意ください。
これは信じても信じなくてもいいですが、結局はあなたが決めなければならないのです。
神様がいてもいなくても、どうするかは神様が決める事ではありません。
仮に神様が決めるのだとすれば、あなたがどうしようと、団体の関係者などがどうもしなくても、神様がどうにかするのではないでしょうか。
本当にあなたが信じているのは神様なのでしょうか。
別に神を否定するつもりも愚弄するつもりもありませんが、自分が信じているそれは本当にそうなのかは大事な事です。疑問に思う事が神を冒涜することになるのなら、それが原因でどうなるか、疑問に思うだけでダメなら、そう考えた瞬間に何か裁きを受けているのではないでしょうか。
何度も言いますが神を否定しているわけではなく、冒涜する気もありません。
あなたが信じる神様はたったそれだけで怒るのですか?
レリジャスハラスメントは汚い事だと思いますが、騙される方ももう少し疑問を持つなど警戒した方がいいと思います。
こういった人は仮に神に騙されなくても、別の詐欺や何かに騙されるでしょう。
信じる事は、その信じる事に対し心を預けていると言う事です。
かみ砕いて言えば、寄りかかる事を信じると言います。
寄りかかっているものがしっかりしたものであればいいですが、もし腐った板だったら抜け落ちてけがをするかもしれません。
何かを信じるとしても、自分が座る椅子が壊れていないか確認するように、それが簡単に壊れてしまわないか確認しなければ自分の身を危険にさらす事になるかもしれないので、よく考えてからよりかかるといいのではないでしょうか。
最後に1つ言っておきますが、それぞれの宗教観があると思いますので人に押し付けたり、どちらが正しいとか間違っているとか言い合うのは止めましょう。なぜならそれこそが「レリジャスハラスメント」なのですから。
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