景気が良くなっていると言われてはいても、あまり実感が持てず、これから先はどうなるかわかりませんよね。
そんな中、FXや株などの投資をしませんか?と言う広告やテレビでの宣伝などで今まではあまり積極的でなかった人たちも投資に興味を持ち、実際に始めている人も増えてきています。
しかし、中には投資に回せるほどのお金もない。
投資は時間がかかる可能性があるし、減らしてしまうのが怖いと言う人もいます。
そこで多くの人が手っ取り早くできるのが「節約」ですね。
簡単に始められる節約ですが、多くの書籍やウェブサイトなどで紹介されてはいるものの、どうも続かなかったり、上手く節約できていないと言う方も少なくないのではないでしょうか。
私も節約をしていたことがありますが、なかなか上手くいかないものです。
そこで今回はどのようにすれば節約が続き、簡単に節約をすることができるのかを説明したいと思います。
題して!心理的節約術です。
それでは早速説明していきましょう。
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心理的節約術
その1:ざっくりと1日のお金の使い道を考えてみる
まずは簡単に、1日にあなたがどのようにお金を使っているのかを把握しましょう。
例えば、毎朝コンビニでコーヒーや軽食を買って出社し、お昼にペットボトルのお茶を購入。
退社後缶ビールを3本とお惣菜を2点買うとします。
およそ朝で400円。昼に100円。夜に1000円。
と考えて、1日で大体1500円ほど使うとします。
このとき、交通費とか食費が入ってないんですけど、と思うかもしれませんが、その辺の理由は後々に説明します。
とりあえずざっくり1日1500円ほど使っているんだなと言うことを頭に入れておきます。
その2:削れそうなところを考える
次に、あなたの1カ月の支払いや食費などほぼ固定の費用を計算します。
これはみなさんほとんどできていると思いますので、具体例は端折ります。
家賃や電気・ガス・水道などは正直よほど無駄遣いしていない限り削れるところは少ないでしょう。
できるとすれば携帯料金の見直しや趣味・交際費ぐらいだと思います。
ので、この中から削れそうなところを考えてみましょう。
この辺の削り方は他の本とかサイトを探せばたくさんあると思いますのでよそにお任せします。
その3:なぜ削るのかを考える
ここからが本番です。
多くの場合、節約する理由は貯蓄に回すなどの理由だと思います。
その中で、将来に不安を感じる、とか、息子・娘の進学費用としてなど、家庭により様々な理由が考えられます。
ここで注意して欲しいのが、どんなに大義を掲げていても報酬がなければなかなか続ける事は難しいと言う点です。
人間の心理として。何かをしたとき、それに対してご褒美などの報酬がなければやる気が保ちにくいと言う心理があります。
そこで、自分なりの理由に対し、どこがゴールで、どこが中間地点なのかなどを定めておく必要があるのです。
例えば、進学費用に1000万円貯めておきたいとお考えだとすれば、1000万円がゴールですね。と言うことは、その中間地点は500万円となります。
月にどのぐらい溜めて、何年プランで溜めるのかも同時に考えます。
ここでは10年で1000万円貯めるプランだとします。
そう考えると結構長期的なプランだと言えます。
このとき重要なのは、目標の2分の1で中目標、10分の1で小目標、などと目標をさらに分割して考えることです。
その小目標を達成するごとに何か自分に褒美を与えることが重要となります。
ちょっと大きな話になってしまいましたが、簡単に言うと、節約する理由に対し、目標を決めて取り掛かり、その目標を大・中・小と細かく設定して、目標を達成するごとに何か報酬を与えましょうと言うことです。
報酬はなんでもいいですが、小目標にはささやかな物。
中目標には少し贅沢に、大は盛大に。
と目標を設定して、自分にご褒美を与えることを意識します。
その4:無意識の浪費をなくそう
そして最初のざっくり計算した1日の費用の内、習慣となっている物がないか考えて見てください。
何となく朝コンビニに行って、コーヒーだけのつもりがお菓子を買っているとか、夕飯の買い物のとき、ついあれもこれもと目移りしているなど、無意識の内にしてしまっている行動を見直していきます。
そのためには通常の節約をするときに使う、家計簿やレシートなどを記入して計算するのですが、面倒くさいのは重々承知です。
なので1カ月だけ我慢して続けてみてください。
1カ月であなたがついやってしまっている浪費が何なのかがわかります。
トイレを借りに立ち寄ったコンビニで、ちょっと気まずくてついでに購入した缶コーヒー。スーパーでお買い物中につい買ってしまうセール品のお惣菜。
日常で何気なくやってしまっていることを1カ月あれば何なのかわかります。
浪費と聞くとだらしないイメージがあるかもしれませんが、これは誰にでもあることなのです。
スーパーなどの小売店をはじめ、商品のメーカーが作ったパッケージ、店内放送、ポップ、キャッチコピー、全てにおいて人間の購買欲を刺激するように作られていて、みなさんがつい買ってしまうのは悪いことではありません。
むしろその商品を開発した企業や小売店などの経営努力を認めるべきです。
商品が素晴らしいだけでなく、売れるための努力も惜しまないのですからより売れて当然なのです。
ですが、それではいつまでたっても節約できませんね。
そのため、最初の1カ月で自分の浪費パターンを把握し、買い物リストを持ってお買い物などをするようにすることがいいでしょう。
そして、在庫リストも作りましょう。
在庫を管理し、買うものを決め、それ以外買わない。
最初はそれで充分です。
徐々に慣れてきたら何がどのぐらいのペースでなくなるのか正確に把握するようになるので、突発的なセール品の中でも今買うべきか、買わないべきかしっかりとした判断基準で考える事ができます。
簡単ですよね。
では最後にまとめます。
まとめ
ざっくりと1日で使う額を知る
削れそうなポイントに目星をつける
そもそもなぜ削るのかをちゃんと考える
目標を大・中・小と設定し達成するごとに報酬を与える
無意識の浪費をなくすために1カ月みっちりお金の流れを書き留める
在庫リストを作り管理する
買い物リストを持ち買い物をする
1~3はみなさんやっていると思います。
ポイントは4・6です。
5・7はやっている人は多くても、4・6ができていないと、なかなか節約が続かないのです。
そして4・6ができていないからこそ、無駄遣いをしてしまうとも言えるので特に注意してやってみるのをおすすめします。
私が知る限りでは、節約する方法などで素晴らしい知恵を授けてくれている本やサイトなどは多くあるように思いますが、目標と報酬、在庫管理と言う点はあまり語られていないように感じたので、今回お話させていただきました。
もしかしたら私が知らないだけで、すでにそんなこと知ってるしやってるのかもしれませんが、もしそうならすみません。
一応参考になりそうな本のリンクを貼っておきますので、良ければ書店などで立ち読みをしてみてよさそうなら購入してみるのもいいかもしれませんね。
それでは今回がこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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