世の中には良い嘘と悪い嘘があります。
良い嘘とは、相手を喜ばせるためのサプライズだったり、夢を崩さないためにつくものだったり、相手にとって良いもののこと。
一方悪い嘘とは、相手を貶めるためのものだったり、騙すためのもので、相手にとって悪いもののこと。
どちらも真実とは違うことを言うのは同じでも、相手に利益があるのか不利益があるのかが違います。
しかし、嘘をつかれる相手のためを思っての嘘だったとしても、相手がどう捉えるかによっては良い嘘も悪い嘘に変わります。
例えば相手の気持ちを傷付けないためにわざと嘘をついて知らないふりをすること。
嘘をつく側としては相手を想って嘘をつきますが、相手にとっては自分だけ蚊帳の外にされたと感じかえって傷つきます。
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このように嘘は所詮嘘に過ぎないのです。
いくら相手のためを想おうが嘘は嘘。
手放しで褒められるようなものではありません。
ですがその嘘に込められた想いは嘘ではありません。
その想いを嘘に込めるのか、それとも別の方法で込めるのか。
どちらが正しいことなのかはわかりませんが、相手を傷つけないための嘘だからと言ってそれがベストであるとは限りません。
そしてどのような形であれ、嘘をつくのなら自分も嘘をつかれることを覚悟しなければなりません。
相手の嘘を責めることができる人は、一度も嘘をついたことのない人だけです。
人は生きていれば様々な嘘をつきますが、その嘘は良い嘘なのか悪い嘘なのかによっては自分を苦しめるものになってしまうかもしれませんね。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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