人間何事も実際やってみなければわからない

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コラム
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百聞は一見に如かずという言葉があります。

みなさんご存知かと思いますが、この言葉は百回聞くことよりも一回見ることの方が理解しやすいことを意味することわざです。

例えばバイクは危ないと百回言ってもわからないですが、一回バイクが危ないシーンを見ればいかに危険かがわかりますよね?

音楽などでも楽器の音を百回聞いてもどう演奏しているのかわかりませんが、一度見れば何となくどういう風に演奏しているのかわかります。

このように、人は何回聞くよりも一回見た方が理解できるのです。

このことわざはめちゃくちゃ有名です。

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大人はもちろん子どもでも知っていることわざの1つです。

しかし、それなのに人は百聞は一見に如かずを実行しようとはしません。

みなさん夢や目標があると思います。

歌手になりたいとか、芸術家になりたいなど、実現が難しいような夢から学年で成績が1番になりたいとか、学校で1番モテたいなど割と身近な目標もあります。

このような夢や目標は一見前者よりも後者の方が簡単に思えますよね?

ですが、後者もまあまあ難しいですよね。

そんなとき人はやりたいなりたいと言うだけで、実際に行動しようとしないのです。

先ほど百聞は一見に如かずという話をしましたが、実はこれには続きがあることはあまり知られていません。

百聞は一見に如かずのあとに、

百見は一考に如かず
百考は一行に如かず
百行は一果に如かず

とあるのです。

百回聞くよりも一回見た方が理解でき、一回見るよりも百回自分で考えた方が身につき、百回考えるよりも一回やってみた方がさらに身につき、百回行動することは1つの成果につなげなければ意味がない。

というような意味だそうです。

注目していただきたいのは百回考えるよりも一回やった方が良いと言うこと。

ああしたいこうしたいと何度も考えるよりも、さっさとやっちまった方が良いよと言うことなのです!

世の中にはいるんですよ、ああだこうだ悩む前にやっちゃう人が。

こういう人は失敗も当然多いのですが、こういう人に限って成功しているんですよね。

失敗は成功の基などと言いますが、厳密に言えば失敗を基にしているわけではなく、何回も行動したものが当たったと考えることもできます。

つまり、一度でも動かなければ一果にすらつながらないということ。

なんど頭でシミュレーションをしても、一回のリハーサルに勝るものはありません。

歌も頭でこうやって歌おうとか、ここはこんな感じとか考えるよりも、実際歌った方が確実に上手くなります。

ですからこうしたいな、でも失敗するの怖いなとか思っているヒマがあったら一度でもトライしてみるべきだと私は思います。

とはいえそれができないから考えているんだという気持ちもわかります。

私もそう言うタイプの人間ですから。

百聞は一見に如かずということわざは、誰もが知っている言葉ですがそれを実行できている者は意外と少ない。

なぜなら百聞は一見に如かずという言葉を百回頭で考えたところで一回経験してみた方が理解できるのですから。

なので、まずは1回行動してみることです。

途中でやめてもいいですし、失敗してもセーフな範囲でやればいいのです。

大なり小なりやると言うことが大事で、小さくなるぐらいならやらないというのは間違いです。

考えてすることももちろん大事なのですが、その考えを一度実行に移してみて続きは考えればいいのではないかと思います。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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