タロットに限らず、占いで最も気になるのは自分のことではなく人の事。
恋愛なら恋人、夫婦なら夫か妻、仕事ならお客さんや上司・部下など他人のことです。
それもそのはず人間人のことはわからなくても自分のことなら多少はわかるもの。
ですから自分のことに関することよりも人の事の方が気になるのです。
しかし、人のことはあまり見ることをすすめません。
なぜなら人のことを占ったところでそれが当たっているかどうかはわからないからです。
ではどうやって判断するのでしょうか。
それは、自分の中のイメージと照らし合わせるのです。
例えば恋人の自分に対する気持ちを占ってみたとします。
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この時良い結果が出た場合と、悪い結果が出た場合どちらでもぶっちゃけわかりませんよね。
相手の気持ちがわからないから占いに来ているのですから相手はあなたのことを大事に思っているみたいですよと言ったところでそれが正しいのか間違っているのかは相手にしかわかりません。
ですから相手の気持ちを見るのは自分が安心したいだけにすぎないのです。
自分が思っているイメージと一致しているかどうかで安心したいのです。
ですから相手の気持ちをみる占いでは結果が当たっているかどうかはそれほど重要ではありません。
仮にめちゃくちゃゴミな相手だとしても、自分の中ではとてもまじめで誠実な相手だと思っているならいくら占いでこの人はやめて起きなさいと言っても信じられるわけがありません。
そのため結果の精度は重要ではないのです。
このような占いは占いの意味がありません。
本来占いは未来を予測することでその未来を回避したりより良くするように参考にするものです。
その中で安心することもありますが、決して安心することが目的ではないのです。
ですから他人の気持ちなんか見てもあまり意味はありません。
なぜなら結果を見て何も変えなければ意味がないからです。
私は依頼者の依頼通りに占いますが、占い師の中には相手の気持ちを見ることはお断りしている方もいます。
これは見れないからではありません。
見ても仕方がないとわかっているからだと私は思います。
もしみなさんが相手の気持ちが気になって占いをしてもらったとしても、その結果は安心するためのものではありません。
その結果は今後の指標として注意するべきことです。
本当にその悩みを解決したいのであれば、他人をどうこうするのが重要なのではありません。
本当に重要なのは自分を変えることです。
冷静に考えて、相手を変えることと自分を変えることではどう考えても自分を変えた方が速いし簡単ですよね。
占いに限らず、相手を変えようとする前に自分を変えることはできないのか考えた方がはるかに簡単です。
人類で最も偉大な人間の1人である仏陀も、世の中のすべての物は思い通りにならないと説いています。
とはいえ、こんな教えをここに書いてもあなたを変えることは難しい。
ただもしちょっとでもこれを見て思う所があるのであればみなさんもそうしてみてください。
話がそれてしまいましたがこのようなことからも他人を占っても仕方がないことが伺えますね。
恋愛などは不安になることも多いですが、幸せで居たいなら相手の気持ちなんか見ない方が身のためです。
その覚悟がある方だけ他人の気持ちを見るようにしてください。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
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