心温まるホームドラマ弟の夫の紹介

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エンタメ
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ゴールデンウィークが過ぎ、もう5月も半ば。

みなさんはいかがお過ごしでしょうか?

私はゴールデンウィークにとあるドラマを観ました。

そのドラマの名前は「弟の夫」。

ゴールデンウィーク期間中にNHKのドラマで再放送をするよと知り合いに教えてもらったのがきっかけで観ることにしました。

タイトルからすでにお察しかと思いますが物語は子どものころ弟がゲイであることを打ち明けるシーンから始まります。

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主人公の名前は「弥一」、小学生の娘「夏菜」を男手一つで育てているシングルファーザーです。

彼の双子の弟である「涼二」はゲイで、日本では同性婚は認められていないことや同性愛者は生きづらい世の中であること、そしてなにより兄である弥一に受け入れられず二人は話すことも少なくなり、涼二はカナダに留学しそのままカナダに移住することになりました。

そして涼二はそこで出会った「マイク」というカナダ人と結婚し幸せに暮らしていました。

しかし、幸せな生活もつかの間涼二は病によって亡くなってしまいました。

生前マイクは涼二とある約束をしていて、その約束を果たすために日本へとやってきたのです。

物語はここから始まり、最初はゲイということから弥一はマイクに対してどう接していいのかわからず、また弥一自身もゲイに対する偏見を持っていて娘の夏菜には自分に双子の弟がいること(夏菜にとっての叔父)を伝えていませんでした。

夏菜はとても純粋で明るく好奇心が旺盛な子どもで、ゲイにも偏見を持たずマイクという異国の人に興味津々で、すぐにマイクと打ち解け懐いていきます。

弥一はそれを見て複雑な心境で、ゲイということが子どもに与える影響や自分自身ゲイである弟、その夫であるマイクのことを受け入れられないでいる葛藤。

そういった気持ちを抱えたまましばらく一緒に暮らして、接していく内に次第にゲイだとか外国人とかそういうことは関係なく、受け入れて家族としてお互いを認め合うようになっていくという物語となっています。

説明が下手くそでこの物語の良さを上手く伝えきれていないかもしれませんが、日本ではゲイやレズなど同性愛者に対する偏見は今も根強く残っていて、昔に比べれば大分薄れてきているとは思いますが心のどこかで拒絶している部分があったり、同性婚は認められていないこともあってまだ普通とは思えない人、受け入れられない人は多くいると思います。

しかし、ゲイとかレズとかって言っても同じ人間ですし、ただ恋愛対象が違うだけで危険な人物なわけではありません。

それは頭ではわかっていても、日本の場合そういう環境ではないのでなかなか受け止めることができない人も多いかもしれませんが、性別の垣根を取っ払って、1人の人間として、弟の夫として、家族として受け入れること。

これは性的マイノリティの人達の目線からも、私たちの目線からも、どちらの方向から見ても感動し、心温まるホームドラマになっていると私は思いました。

ちなみに原作は双葉社の「月刊アクション」というマンガ雑誌で連載していたもので、「田亀源五郎」という作家さんの「弟の夫」が原作となっています。

ドラマ版は全3話で構成されていて、1話1時間計3時間ほどのドラマというよりももはや映画のようなボリュームなのですが、映画とは違い1話ごとで区切りがあるので少しずつ観ることができ苦なく観ることができました。

マンガの方は私は読んだことがないのですが、全4巻の作品となっているそうです。

私の拙い説明ではあまり魅力を伝えられなかったかもしれませんが、もし少しでも興味を感じた人がいましたら、コミックスかU-NEXTで配信を視聴することができるとのこと。

もしくは2018年7月27日にDVDが発売となるようなので、この記事を書いている2カ月後ぐらいには購入することができます。

販売が開始されればTUTAYAなどのレンタルショップで借りることもできるようになると思われますので、ぜひみなさんもご覧になってみてください。

一応下記にコミックスのAmazon、楽天のリンクとドラマのNHK公式ページのリンクを貼っておきたいと思いますのでよければご確認いただければと思います。

弟の夫、とても心温まる作品で感動しました。

涙なしでは観られないと思いますので、ご覧になる際にはハンカチ及びティッシュの用意をお忘れなく(´;ω;`)ノ

NHKプレミアムドラマ「弟の夫」公式サイト

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