働かないアリから考える働かない社員の役割

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ダースベーダー人生
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みなさんは働きアリの法則って聞いたことはありますか?
アリは一般的に働き者で、いつもせっせと働いているようなイメージがありますよね。

しかし、例えばアリが100匹いたとすると、20%はよく働き、60%は普通に働き、残りの20%はなんと全く働かずサボっていると言います。

これを「働きアリの法則」「2:6:2の法則」などと言います。

この法則はアリの数が多いからそうなるわけではなく、100匹でも1000匹でも10匹でも「2:6:2」と別れるそう。

働き者のアリも仕事をしないサボり魔がいるわけです。

人間社会でもこの法則はある程度当てはまります。
会社では一部の優秀な人材と普通の人材、そして足を引っ張る人材。

これも「2:6:2」で大体当たっているのではないでしょうか。

しかも会社で使えない人を辞めさせたりして新しい人材を入れたとしても、なぜかこの法則は崩れません。

多くの場合2割の優秀な人、6割の普通に働く人、そして残りの2割はサボり魔やダメと言うレッテルを貼られている人と別れます。

一体どうしてこのようになるのでしょう。

アリの場合はちゃんと意味があります。
と言うのも、アリと言えど働き過ぎては効率が落ちてしまいます。

私たち人間から見てアリは、どれも同じにしか見えませんが彼らも個でありそれぞれ違うものです。

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よく働くアリがいて全く働かないアリがいることを人間が見ると、ずっと働く奴は働くし働かない奴は働かないと思いがちですが、実はアリたちは各々ローテーションを組んで行動していると言います。

よく働くアリが普通に働くアリになり、普通のアリが働かないアリとなる。
そして働かないアリはよく働くアリとなり、それぞれがローテーションのように回りまわっているのです。

順番に関しては定かではありませんが、人間界でもこの法則が当てはまります。

一部の優秀な人に引っ張られるように普通の人が集まり、そこからこぼれた落ちこぼれがいます。

人間にもアリにも寿命があって、人間の場合定年退職がありますよね。

どんなに優れた人もいつかは死にますし、仕事を退職する日がやってきます。

そしたらその会社は終わるのかと言うとそんなことはありません。
また新たな優秀な人がその人の役割を担って、新たなローテーションに加わるのです。

会社の場合例えば「ベテランが優秀、中堅が普通、新人が落ちこぼれ」と考えればその流れがよくわかりますよね。

あなたの働く環境にもこの法則は当てはまります。
必ずどの職場にも優秀な人とそうでない人、ダメな人がいますよね。

これはどんなに優秀な人ばかりを集めたとしても必ずこうなります。

なぜなら優秀な人の中にも優劣があるからです。

東大生は一般的に見ればすごいですが、東大生の中にも主席の人がいて、逆にギリギリの人だっています。

つまりその場では優秀な人でもさらに上の環境ではダメな奴になり、どんなにダメな人でもさらに下の環境に行けば逆に優秀な奴だと言われるのです。

そしてよく働く人も働き過ぎて疲れてしまいますし、体を壊してしまうかもしれません。

もしそうなれば、よく働く人から全く働かない人に変わり、逆によく働く人がいなくなった穴を埋めようと普通に働く人だったのが、良く働く人へと変わるのです。

そして普通に働く人が上がった分、全く働かなかった人がそこに上がっていき、そうやって社会は変わり続けているのではないでしょうか。

ですから働かない人が一概にダメであるとは言えません。
働く場所や環境が変われば全然ダメだったやつもそこそこ出来るようになっていき、もしかしたらすごくできる奴になるかもしれません。

反対にすごく優秀だった者もなんらかの事情でダメな奴に変わることもあるのです。

もし現在ダメな奴だと言われている人も、働く場所や環境が変われば変わるかもしれませんし、逆に今優秀だと言われている人も足元救われるかもしれません。

「2:6:2の法則」のように人もまた、ローテーションのようにどんどん変わっていくのかもしれませんね。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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