テレビは人を洗脳し感情を支配する危険なもの

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エンタメ
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テレビでをみて腹を立てている人って結構多いですよね?

例えば芸能人の不倫報道や不祥事。

社会への不安や政治への不満。

新聞や週刊誌を見て腹を立てている人もいると思いますが、やっぱりテレビの方がその影響力は大きいです。

そんなテレビですが、実はテレビって人の感情をコントロールしてお金を稼ぐものだったりします。

  • ワイドショーでは怒りを
  • 報道番組では不安を
  • バラエティ番組では笑い
  • クイズや教養番組では喜び
  • 音楽やドラマは感動

人の感情を刺激してテレビはお金を稼ぎます。

え?感情を刺激したらなんでお金が稼げるの?ってところですが、テレビ局にとってお客様はスポンサーなので、感情を刺激してスポンサーの商品の購買意欲を高めることが狙いなのです。

これはある意味洗脳とも言えるのかもしれません。

でもそう考えると、テレビを観ていちいちイライラさせられるのってすごくバカバカしく思えてきませんか?

今回はそんなテレビが人を洗脳し感情を支配することの恐ろしさとバカらしさについて考えていきたいと思います。

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もはや洗脳?現代でも強いテレビの影響力

現代はネット社会だからテレビはオワコンだなんて言われたりすることもあるけど、実際はSNSでも話題の中心なのはテレビのこと、芸能人や有名人のことがほとんど。

今もテレビは絶大な力を持っているのです。

「みんなスマホ持っててネットが主流になってきてるのにテレビが影響力強いわけない」

って思う人もいると思います。

確かにテレビを全く観ないという人も珍しくなくなってきてますし、家にテレビを置いてない人も普通になってきました。

ですが、日本は少子高齢化社会で若者より高齢者の方が多い国なんですね。

統計局ホームページ/人口推計/人口推計(2019年(令和元年)10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
2019年(令和元年)10月1日現在の日本の人口について,年齢各歳別人口や都道府県別人口の推計結果を掲載しています。

20代30代ぐらいの若い人なら確かにYouTubeやネットフリックスなどで事足りるのでわざわざCMで腰を折られるテレビをみる必要はありません。

なのでいまだにテレビの影響力は大きいのです。

テレビで感情を消耗するのはバカバカしい

ドラマや映画を観て感動することはとても素敵なことだと思います。

アクションものはハラハラドキドキして楽しいですし、ミステリー系は段々謎が解けていって思わぬ展開があったりしておもしろいですよね?

そういう良い側面もあるので一概にテレビはダメとは言い切れません。

今回お話したいことは、余計なストレスを与えて観る人をイライラさせるワイドショーのこと。

「共感疲労」とは、苦しんでいる人を見て、自分まで苦しくなってしまうことです。悲惨で暗い報道が続くの中で、心が疲れてしまう人もいます。

https://news.yahoo.co.jp/byline/usuimafumi/20200411-00172720/

共感性疲労という言葉があります。

一般的には災害や大きな事故など、悲惨な出来事が続いている状況でおこりやすい心理状態なのですが、ワイドショーにはこの共感性疲労を感じさせるようなところがあります。

災害などの場合は仕方がないところもありますが、有名人の不倫報道などはまったく仕方ないことではありません。

ただメディアが不用に感情を煽っているだけなのです。

不倫に怒ることは誰のため?

芸能人の不倫報道は印象悪いですし、ファンにとっては裏切られた気持ちになることもあると思います。

しかし、芸能人って私たちにとっては親近感を持っている相手かもしれないですが、それはテレビなどでよく見かけているからそう思うだけで、実際はただの赤の他人にすぎません。

なのになぜ有名人の不倫にはここまで怒りがあらわになってしまうのでしょうか?

怒りは贅沢より悪い。なぜなら、贅沢が堪能するのは自分の快楽であるのに対して、怒りが楽しむのは他人の苦しみだからだ|セネカ

人が最も残酷になるのは正義側に立ったと思ったときだという言葉がありますが、不倫に怒っているのは自分が正しいと確信を持ちたい、正しい側に立っていれば自分は安泰だという気持ちから来ているのかもしれません。

しかし、ほとんどの人は流された結果そうなっているだけだと思います。

その理由は、ワイドショーでコメンテーターが大勢で叩く姿をテレビに流しているからです。

みんなが怒ってるから正しいんだと錯覚する

本来は不倫で怒るのは当事者とその身内。

身内といっても家族や親戚、友人や会社の人などです。

芸能人の不倫は私たちに直接関係ないことなので怒りを感じることはほとんどないはずなんですね。

だけどこうして不倫報道があると必ず炎上に発展して、中にはものすごくお怒りになっている方もいたりします。

日本では、炎上が認知される経路でもっとも多いのがテレビで、番組で取り上げることで炎上に油を注いでいる。

https://nikkan-spa.jp/1284951

なぜこのようになるのかというと、テレビで出演者がみんなで苦言を呈し、ボコボコに叩いているからそれをみている視聴者も影響されてしまうのではないでしょうか。

炎上って実はそんなに多数派ではない

でも実際には怒っている人はかなり限られた人だけだと思います。

ネットって顔が見えないから誰が言っているのかわかりにくく、実は同じ人が何度も同じように言っているだけだったり、同じ人が別人を装って同じようなことを言っている場合もあるのです。

数年前は炎上ってよくわからなかったからやばいことだと思い続けていたけど、よくよく考えたら1000人いたと思ったけど実は10人だったということもあるし、

https://news.mynavi.jp/article/20170103-a044/

テレビではめちゃくちゃ話題になっているかのように言われているけど、自分の身の回りでは大して話題にもならないことって結構ありますよね?

炎上も言うほど話題になってないことも多いです。

みんなが関心を持ってるわけじゃない

以前は炎上といえば、ネットにとどまらず社会的な影響があるようなパワーを持った話題のことを言いました。

しかし現在はネットでちょっと話題になっただけでもテレビで取り上げられるので、炎上のハードルが著しく低くなっています。

なぜこうなっているのかというと「炎上」という言葉が持つパワーに乗っかろうとしているだけで、人の目を引き付け注目を集めたいがために炎上と言っているんですね。

つまり、作られた炎上になってしまっているのです。

ワイドショーは怒りを煽る茶番劇

ドラマには台本があり役者が演じて作り上げていく劇です。

実はテレビってほぼ台本があって出演者が台本に則って番組を作るものなんですよね。

ワイドショーも例にもれず台本があって、番組の進行を円滑にやっていくよう作られています。

ドラマが演じていることはみんなわかっていることですが、テレビ番組自体なにもかもが出演者の本音ばかりではありません。

台本の通り読んでいるだけかもしれませんし、もしかしたら演出で本人が意図しない捻じ曲げられたものとなっていることもあるかもしれません。

ニュースなど報道番組ならまだしも、ワイドショーなどのエンタメ要素の強い番組は額面通りに受け取らない方がいいと思います。

テレビを真に受けすぎないこと

これはそういう劇なんだとみてみると、視聴者にストレスを与えていかにストレス解消にお金を使わせようとしているだけに見えてきます。

ワイドショーの司会者が昨日と言っていることが違ったり、自分のことを棚に上げて批判をしていたりするのはもしかしたらわざとかもしれませんよ?

つまり、こっちだけ真剣に考えていて実は向こうはそうでもないかもしれないってことです。

そう考えてみるといちいちテレビをみて腹を立てるのってなんだか馬鹿らしく思えてくるのではないでしょうか?

不倫を非難してもなんの得もない

私も数年前までは芸能人の不倫報道などをみてムカついてイライラさせられていたひとりです。

でもあるときふと思ったのです。

あれ?なんでこんな好きでもない無関係な人のためにいちいち怒らなくちゃいけないんだろう?

不倫をした人にあなたは間違っている!と言ったからとて私の人生になんの得があるのでしょうか。

私の場合はブログをやってるので多少のメリットはあるかもしれませんが、メリットよりも毎日ストレスにさらされて精神面でのデメリットの方が大きいことに気が付きました。

そう思ってからお昼のワイドショーは一切観なくなり、ネットニュースもほとんど見なくなっていったのです。

今年はコロナのことでニュースをみる機会も増えて、改めてテレビから受けるストレスの大きさを実感することになりました。

理解した上でワイドショーをみて批判をして気持ちよくなるのもいいのかもしれません。

しかし、多くの人は精神をすり減らして悪い影響を受けてしまうことの方が多いと思いますので、テレビを真に受けないことや、ワイドショー離れをすることが必要なのかもしれないなと思いました。

コメント

  1. くまごろー より:

    今どきテレビは観てる人って、上に挙げたようなお年寄りか自分で考えない情弱をターゲットにしているようにしか思えませんね。

    飲食店でよくテレビを置いてますが、不快に思うのは自分だけでしょうか?