インスタグラムに投稿される綺麗な写真の裏側

sponsord link
SNS関連
この記事は約6分で読めます。

ちょっと前まではツイッターやフェイスブックが主だったSNSですが、何年か前からインスタグラムが流行り出して今やSNSと言えばインスタグラムになりつつあるなと感じるこのごろです。

先にお伝えしておきますが私は以前からSNSには疑問を感じあんまり好きではないのでインスタグラムが好きな人にとってはちょっとムカつくかもしれません。

今回そんなSNS嫌いな私がお伝えしたいのは、インスタグラムの綺麗な写真についてのお話です。

インスタグラムには今日もたくさんの綺麗な写真が投稿されています。

例えばオシャレなカフェの料理だったり、ちょっと奇抜なスイーツだったり、オシャレな服を着てオシャレな街で撮った写真や綺麗な景色やオシャレで綺麗な女性たちやカッコいい男性たちなどいろんな写真が投稿されています。

インスタグラムはとっても綺麗で感性が磨かれる素敵な写真が一杯です。

ですが、その綺麗な写真の裏側をみなさんはご存知でしょうか?

恐らくインスタを実際にやっている方や写真が好きでよく写真を撮る方はご存知かと思います。

写真ってたった1枚のベストショットの裏側には大量のボツ写真が破棄されている現実があります。

これには様々な問題があります。

例えばよくあるカフェなどの料理を写真に撮ってインスタにアップすること。

この写真を撮るためにたくさんの写真を撮っていて、写真を撮るために料理が提供されてから時間が空きます。

料理は出来立てからどんどん劣化していくのが一般的で、放置すればするほど美味しくなる料理はあまり多くありません。

そのためインスタに載せる写真に気を取られ過ぎて本来の目的である食事がおろそかになってしまう問題があります。

sponsord link



インスタをしている人のほとんどは写真をささっと撮って食べてから投稿する人が多いと思いますが、中には食事が目的なのではなく写真が目的な方もいて、写真が目的の人は料理の味や食事を目的としていないため一口二口食べて捨ててしまう人もいます。

最近はお店側もインスタ映えを意識してインスタに積極的な姿勢になりつつあるのですが、この流れが逆に飲食という本来の目的から外れてしまっていて写真映えを売りにしたいのか味を売りにしたいのかがわかりません。

これはお店側の方針なので私が文句を言うところではありませんが、写真映えを目的としたお客さんは恐らく二度ときません。

写真は1回ベストショットを取れれば十分なので、ただ写真映えが良いだけのお店は1回行けば十分だからです。

お店側はインスタ映えを意識すればするほどこういった写真映えばかりを気にする人が集まり、本来の食事を目的としたお客さんは混雑して入れなかったりすることでまた行きたいという気持ちが薄れてしまいます。

そのため私はこうしたお店は一発屋の芸人みたいにブームが去ったあとは興味がなくなってしまうのではないかと思います。

インスタが宣伝になるのはありますが、インスタに力を入れすぎて逆に自分で自分の首を絞めることになってしまうリスクがあるのかなと思います。

他にも自分をより綺麗に見せようと写真を撮る女性たち。

美を追求し、自分が一番光っている姿を写真に写すこと自体は悪いことではありません。

ただ、インスタに投稿されている綺麗な女性にあまりに憧れすぎるのはちょっと冷静に考えてみた方が良いかもしれません。

これはモデルや芸能人にも言えることなのですが、綺麗な写真を撮るためには普段からの体形維持などはもちろんその写真1枚に費やす時間は半端なものではありません。

写真はある一定の角度からある一瞬を切り取った映像となります。

そのため、インスタに乗っている写真の女性が綺麗だと思っても、実際その人をその写真とは違う方向から見たときどう思うのでしょうか。

あの人の体形になりたいと思う人はその人の足元、手の位置、カメラの位置などいろんなところに注意して見てみてください。

足が長いなと思ったらただ単に背伸びをするようにかかとを浮かせていたリ、くびれがすごいなと思ったらただ単に体を真正面にするのではなく少しひねりを加えていたり、写真を下から撮っていたり、いろんなテクニックがその1枚にはつぎ込まれています。

そんなことはわかっている、だからなに?と言いたい方もいるかもしれませんが、私がこれで何を言いたいのかと言うと写真はあくまで一点から見た姿にすぎないということです。

そしてこの記事で私が言いたいのは写真映えや写真写りを気にする前にもっと大事にするべきことがあるんじゃないかと言うことです。

たった1枚のベストショットのために時間を何十分何時間と費やすことと、ダイエットや体形維持、言葉遣いや心のゆとりを養うための学びなど、たった一点から見た姿で勝負したいのかそれとも常にどこから見られても良く見えるようにすること、ただ見られるだけでなく実際に接してみて素敵だなと思われるために過ごすこと。

どちらの方が良いのでしょうか?

私はSNSだけでなく写真自体があんまり好きではないのですが、こう文字にしてみて恐らく私が写真嫌いなのはここなのかなと思います。

写真はあくまで写真です。

本当の姿に近いものではありますが、本当の姿のほんの一点から見た姿で100%の本当の姿とは違います。

あくまで一瞬、料理の写真の味もしなければ香りをない絵です。

料理は味わいや香り、食感、見た目、五感をフルに使って味わうからこそ本当の感動が得られるものと思います。

綺麗な女性もただの写真ではなく、どんな風に歩いてどんなふうに喋ってどんなふうに考えるのかいろんな側面から見てこそ本当の美しさがあるのではないかと思います。

インスタに投稿される写真のたった1枚のために捨てられていった写真も本当の姿の一部であるはずです。

私はベストな見栄えの写真も良いと思いますが、そんな捨てられていったあまりベストではない写真にも魅力があると思います。

段々気持ちが熱くなってしまい無駄に長い文章となってしまいましたが、インスタにのめり込む前にこれに気が付いて欲しいなって思います。

右斜め上から写した写真だけがあなたではありませんし、右斜め上から写した姿だけがあなたの良さではありません。

左斜め下から見た姿も真正面から見た姿もそれぞれ良さがあって、その良さボツ写真のように捨てるのではなく引き出していくようにしてみてはいかがでしょうか。

そうすれば自ずと写真だけでなく本当の姿で常に美しい自分でいられるようになっていけるのではないかと思います。

でも写真写りが良い方が好きだと思う人もいると思います。

人に迷惑をかけない範囲でマナーや節度のある行動で出来るのなら自由に自分の好きなようにやっていくのが良いのだと思いますので自分が好きで良いと思えるやり方をしていっていただければと思います。

それではまた。

sponsord link



コメント

タイトルとURLをコピーしました