本当にナンバーワンよりオンリーワンなのか?

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コラム
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某大ヒット邦楽を筆頭にナンバーワンでなくともオンリーワンで良いというような言葉があります。

その人の考え方や事情によっては確かにオンリーワンであれば良いのかななんて思うところもあるのですが、実際ナンバーワンでなければ全く意味をなさない場合があるのもまた事実です。

私のようにネットを活用しているような人はナンバーワンでなければ意味がないことは感じることがあるのではないでしょうか?

というのも、ネットの検索をするときにいくつか候補が出てくると思うのですが、多くの場合1番初めに表示されたページ、もしくは2番目3番目までしか見られにくい現実があります。

ネットの仕組みが悪いとは言いませんが、ネット検索は大体10件を1ページとされているので1~10位までの記事以外が読まれることは激減してしまいます。

それどころか1位と2位の記事ですら大きな差があると言われていて、実質2位以下は価値のないものと言っても過言ではありません。

ネット以外でも同じことが言え、例えば富士山は世界遺産に登録される前から日本で1番高い山として認識されていますが、日本で2番目に高い山の名を知る人は富士山と比べてかなり減ると思うのですが日本で2番目に高い山をみなさんはご存知でしょうか?

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実際私も知らなくて調べてみたのですが、日本で2番目に高い山は北岳という富士山と同じく山梨県にある山が日本で2番目に高い山なんだそうです。

他にもB級グルメで1位の食べ物は知っていても2位以下まで知っている人は少なかったり、日本で1番頭の良い大学は知っていても2番目はあまり知られていなかったり、知る知らない以前に興味すら持たれない場合もあるほどです。

私の偏見もあるのかもしれませんが、2位と1位との差は数字で見るよりもはるかに大きな差となっている場合が多いように思います。

そのため、一概にオンリーワンで良いとは言えない現状があると言えるのではないかと私は思います。

ですがオンリーワンが間違っているというわけではなくて、例えば人と人とのつながりでは必ずしもナンバーワンでなくても良いと思います。

お父さんとお母さんどっちが好き?とか、営業など明確な指標がない場合のあの人とこの人どっちが優れているか?など、こういったものは必ずしもナンバーワンでなくても良いと言えるのではないかと思います。

人にはそれぞれ違いがあって、それぞれ得意なことがあれば不得意なこともあって、良いところも悪いところもありますね。

オンリーワンで良いというよりも、そもそもナンバーワンを明確に決めることができないとも言えるのかもしれません。

ただこうして改めて考えてみると、社会の構造的にやはりナンバーワンでなければならないところが強いように感じます。

そのため私はナンバーワンでなくてもオンリーワンで良いんだとは言えないと思っています。

この言葉は聞こえは良いですし、間違っているわけではないのですが世の中の構造的にオンリーワンではやっていけない現実があると思います。

私のようにカウンセリングや占いなどをやっていて、オンリーワンで少ないながらも誰かの助けになることは良いことではあるのですが、それでは誰にも知られないままになってしまい、誰にも知られなければその技術や才能は意味をなしません。

物事の価値は使われてこそのもので、どんなに良いものでもだれにも知られていなければそれは価値がないのと紙一重となってしまいます。

ですからオンリーワンで良いんだという言葉は、まずこういった世の中の構造自体が変わらなければ本当の意味でオンリーワンで良いとは言えないのではないかと思います。

夢のない話ではありますが、私としてはできればオンリーワンで良い世の中で会って欲しいとは思います。

ただそうするには、オンリーワンでも目立てるようにならないと現状難しいのかなと思います。

私も全然ナンバーワンではないので、どのような分野で小さなことでも何かしらナンバーワンを目指していきたいなと思います。

それではまた。

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