SNSなどネット上に写真を投稿することは今では一般的なこととなりました。
まだ流行る前はフェイスブックに実名登録するのですら躊躇していた人も、今や顔出しOK住所OK今どこで何をしているかなんでもOKみたいな人も少なくありません。
警戒しすぎるのもアレですが、警戒しなさすぎるのも考えものですね。
それはそうと、個人の自由ですから好きにやって良いと思うのですが、SNSやネット上にガチでアップしてはならない写真と言うものがあります。
それは顔でもないし、自分の家が特定できるような写真でもありません。
意外と知られていないことなのですが、その写真と言うのは。
sponsord link
「鍵」です。
家とか金庫とかに使うあの「鍵」なのです。
普段好きで鍵の写真を撮る人はあまりいないとは思いますが、何かの写真を撮るついでに鍵が写り込んでいたなんてことはあり得る話です。
しかし、それはちょっと危機感が薄いのかもしれません。
というのも、私含めみなさんが使っている鍵は自分の家だけの鍵ではありません。
意外と知られていないことなのですが、鍵って型番があるんですね。
その型番が合いさえすれば自分の家の鍵で他所の家の鍵を開けることができるのです。
最近テレビでもやっていたので知っている方もいらっしゃるとは思いますが、鍵は一個一個オリジナルの自分の家だけのものではないのです。
冷静に考えれば当たり前の話です。
日本だけでも何千何万とある家のドア。
全部違う鍵を作るのは半端ない手間がかかります。
だってすべての家の鍵の形を把握していなければならないのですから。
そんなのハッキリ言って無理ですよね。
ですから鍵はある程度量産型のものになっているんですね。
そしてなぜ写真に鍵を写してはいけないのかと言うと、鍵には型番がくっきりと刻印されています。
しかもものすごくわかりやすく指でつまむあの部分にです。
そんな目立つところに型番が書いてあるため、写真に鍵が写っていると型番が丸見えですよね。
言ったら自分のパスワードを公開しているようなものなのです。
しかも現代は合鍵を作るのに型番だけで、ネットで注文するだけで作れちゃいます。
ですから安易にネットに鍵が写り込んでいる写真をアップするのはとても危険な行為だと言えます。
ネットではなくても鍵をテーブルの上に出しっぱなしにするとか、人に見えるように置くことも不用心であると言わざるを得ません。
女性なんかは特にです。
流行る前はネットに実名を出すのですらためらっていた日本人は、今や実名はもちろん顔出しも私生活までさらけ出す始末です。
自分をさらけ出すのは自由ですが、それによって余計なリスクを背負うのも自由です。
自己責任でしかありません。
危機管理するのも自分の自由なので、これを見てヤバいと思った方は鍵は不用心に見せつけないようにご注意ください。
何かあってからでは遅いですからね。
それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。
sponsord link
コメント