ミスユニバースで起こった人種差別問題について

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エンタメ
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先日行われたミスユニバース世界大会
にてアメリカとオーストラリア、
コロンビア代表の方が上げた動画が
今世界中で問題視され話題となっています。

ニュースなどでもやっているので
すでにご存じの方も多いと思いますが、
要約するとアメリカ代表の方が
オーストラリアとコロンビア代表の方
3名で集まって談話をしているような
様子を写した動画をアップしていて、
その動画でベトナム代表の方と
カンボジア代表の方を小ばかにして
嘲笑するような発言をしたことが
ネットで拡散され「人種差別」だと
世界中から批判を浴びているのだとか。

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世界的に人種差別は非常にデリケートな
問題で近年ではネットが普及したこともあり、より一層敏感なものとなっている。

例えば以前こちらの記事日本で差別とされたCMと海外で差別とされたCMを見比べた結果でもお話しましたが、女性に「養って」と言わせること。黒人の子の頭の上に腕がくるような構図。

これらはなんの偏見もなく観ていればおかしいとか差別だという風には見えないもので、恐らく今ほどネットが普及していない時代であればそこまで問題視されてないものなのではないかと思います。

しかし、自分はそう思っていなくても
ネットで周りがこれは問題だ、おかしい、
などと言っているのを目にすると
よっぽど強い意志を持っておかしくないと
思っていないとおかしいかもしれない
と言う風に流されてしまうこともあるのではないでしょうか。

ネットは通常では考えられないぐらい
超広範囲に意見を届けることができます。

一般人ならさほど広がりは
ないかもしれませんが、有名人になると
有名であるほど国内はもちろん国外にも
大きく広がっていくこととなります。

今回のミスユニバースという大会は
世界で最も大きく注目度の高いミスコンの
ひとつで世界中から多くの人が注目するビッグイベントです。

普段ミスコンに興味がない人でも
ニュースなどで見聞きする程度には
話題性のある大会で、しかも国の代表。

大げさに言えば美のオリンピックなわけです。

そんな責任感のある大役を任された
人間がやることにしてはあまりにも軽率かつ実に幼稚。

まるで小学生ぐらいの小さな子が
するようないじめを大の大人で
美しさを競う大会でよくもまあ
こんな醜いことをしたものだと思ってしまいます。

ただ、批判するのはもう他のメディアや
ネットでも十分批判はされているでしょう。

前置きが長くなってしまいましたが、
私がわざわざこうして記事にしたのは
みなさんに「人間の承認欲求の怖さ」
を知ってもらいたいと思ったからです。

このミスユニバースの方も、
なんでこんなことをしたのかというと
やっぱり注目を浴びて自分を肯定
してくれる人もたくさんいて
気分が良くなり調子になってしまったのかもしれません。

いじめなどでも最初はちょっとした
いわゆる「いじり」みたいなものが
周りにウケたことがきっかけで
エスカレートしてしまうことも。

この方たちがどうだったのか
真意はわかりませんが、時として
人は調子に乗りすぎてしまうことがあります。

今回の件は大会の裏側には
今までもあったことなのかもしれません。

ですが、それをインターネットで
全世界に公開したことは
ベトナムやカンボジアという国、
その国民に対する差別と
取られてしまってもおかしくないこと
だったのではないかと思います。

一般人なら性格悪いねで済まされた
問題も、有名人やネットで発言した
ことはそれだけで済まされないこともあります。

承認欲求はこういったことを忘れさせ
盲目的にさせてしまうことがあります。

自分の欲求に振り回されて
失敗することはいろいろありますが、
数ある失敗のなかでも極めて
しょうもない部類の失敗だと
思いますのでみなさんも
そのような失敗がないようにお気をつけください。

私もブログとかやっている身なのでより一層気を付けたいと思います。

今回お話したミスユニバースの
件について知りたい方がいたら
詳しい内容はこちらのリンクからご覧になれます。

差別発言で炎上のミス・ユニバース米豪代表、トップ10に残れず敗退

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