都会と田舎の格差は経済だけではない!ゲームにも広がる都会との格差

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コラム
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都会と田舎には格差があります。

人口も、経済も、物価もいろんな格差がありますが、今回は社会問題としての格差ではなくゲームにおける格差についてお話したいと思います。

例えば最近全世界で一大ブームを巻き起こしているポケモンGO。

都会では至る所にポケストップが設置され、ゲームを進めるために必要なアイテムを得るチャンスが豊富な一方田舎ではポケストップが周りにあまりなく、中には数十キロ先にしかないと言う地域もあると言います。

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画像引用:カナ速-2ちゃんねる

ポケモンGOに関してはまだ始まったばかりのサービスなのでこれから改善されていく可能性もありますが、ポケモンを捕まえるために必要なモンスターボール不足により田舎ではポケモンが表れてもボールが足りなくて捕まえられないと言う問題もネットで話題となっています。

都会では無課金でも十分遊べるのに、田舎では課金しないとまともに遊ぶことすらできないのはちょっと残念ですよね。

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この問題はポケモンに始まったことではありません。

スマホゲームの中には位置情報を使って他のユーザーと共闘するゲームもいくつかあり、田舎では当然ユーザーが少ないですからまともに共闘することすらできないこともあるのです。

他にも任天堂DSのゲームにはすれ違い通信というものがあるのですが、これも都会と田舎では大きな格差が存在します。

すれ違い通信とはその名の通り近くにいるユーザー同士で通信することで、通信することで様々な特典が受け取れます。

詳しくはこちら⇒すれ違い通信-Wikipedia

アイテムをゲットできたり、すれ違った人と対戦できたり、そのゲームをしっかり遊ぶためには必要不可欠なものなのですが、都会では人口が多いため十分にすれ違い通信を行うことができますが、田舎では人口が少ないことで十分に行うことはできません。

1日中ぶらぶらしてても1人もすれ違い通信できないこともあるのです。

大人ならちょっと遠出して都市部に移動したり、工夫すればどうにかなることではあるのですが、ゲームって基本的に子どもが遊ぶことの方が多いですよね。

それなのに子どもが十分に遊ぶことができない環境になってしまっているのが今の現状なのです。

子どもよりも大人の方がお金を使うので企業側としては大人をターゲットにした戦力の方が儲かるのかもしれませんが、ゲーム業界の衰退を見るにそのような大人優遇の環境や、都会と田舎の格差が子どもが十分に楽しめない環境を作っており、そうやって育ってきた子どもたちが成長してゲームに良いイメージが持てずに離れていってしまっているのではないでしょうか。

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画像引用:ガジェット通信

ポケモンを引き合いに出したのでポケモンで話すとすれば、私はポケモン第一世代なんですが、私が子どもの頃レアポケモンのミュウを手に入れるためには東京にあるポケモンセンターと言うポケモングッズを販売しているお店に行かなければゲットできなかったり、都心部に行かねばなりませんでした。

私は沖縄出身なので、当時ミュウをゲットするにはバグを利用した裏技で無理やり取るしかなく、このことからもわかるようにポケモンは昔から今も変わらず地方に厳しいゲームであることがおわかりいただけるかと思います。

その上ポケモンは今や子どものゲームと言うよりも、大学生などの大人が熱中するゲームとなっています。

大人が遊ぶのは良いことだと思いますが、ゲームにまで地域格差を反映するのはあまり良い傾向とは思えません。

私が今もゲームは好きですが、上記のような経験を子どもの頃にしたので通信によって何かがあるようなゲームはあまりしません。

ゲームなどの電子機器の良いところは、どこでも誰でも同じように使えるところにあると思うのですが、現実世界でも都会と田舎の格差を感じるのにゲームなどの世界ですら格差をつくるのは地域の活性化にもつながりませんしユーザーの気持ちとしても社会的にもあまりよろしくないのではないでしょうか。

まあ私はもうゲームに熱中できるほど気力もありませんし、そんな年齢でもないのでいいんですが、子どもたちにとっては非常にかわいそうなことだと思うので、今の田舎冷遇なやり方はどうかと思います。

日本は特に一極化が著しい国なので、国的にもあんまりいい傾向ではないのかなと思います。

と言うただのチラシの裏感想文ですが、毎日見るポケモンのニュースを見ていてなんか変だなと感じている人も少なくないのではないでしょうか?

そう言う人たちの代弁にもならないような便所の落書きをここに残しておきたいと思います。

それではまた。

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