朝はおはよう、昼はこんにちは、夜はこんばんは。
挨拶も時間によって変えるのが常識となっていますが、仕事などではおはようを挨拶として使うことがあります。
特に夜の仕事や昼夜問わず働くような業種の場合には何時でも基本的に挨拶はおはようで通すことが多いと思うのですが、なんか最初は違和感といいますか変な感じがしますよね。
ですが、昼と夜の挨拶はもともとはそれそのものが挨拶だったのではなく常套文句みたいなものだったのだと昨日テレビでやっているのを観ました。
例えばこんにちは。
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こんにちはは感じで書くと「今日は」となっていて、「今日」というこの日を示す言葉となります。
もともと「こんにちは」という言葉は、こんにちはお日柄も良く~などと続けて使っていたお決まりの挨拶みたいな感じで使われていたのだそう。
こんばんはも同じで、「今晩は」に続いてお決まりの挨拶のように使われていた会話から「こんばんは」という最初の部分だけが残って夜の挨拶として定着したんだとか。
そのため、「こんにちは」も「こんばんは」も語尾が「わ」ではなく「は」になっているのだそうです。
たまに若者言葉で「こんにちわ」「こんばんわ」と文字を書く方もいらっしゃいますが、これが間違っている理由としてはもともとの意味から来ているのかと思います。
それで、本題の「おはようございます」ですが、「おはようございます」は「お早うございます」から来ていて、もとは歌舞伎などの公演などで役者の方などに「お早うございます」「お早い時間からご苦労様です」というような形で使われていた挨拶から来ているのだとか。
そのため、仕事などで朝も昼も夜も常に「おはようございます」という挨拶を使うのはあながち間違いではないのです。
おはようは朝が早いということではなく、始業時間5分前10分前から準備をするために早くからご苦労様というような意味合いを込めての挨拶なのかと思います。
現代は昼はこんにちは、夜はこんばんはと言うようになっているので無理におはようと時間も関係なしに言うのが正しいというわけではありませんが、いつでもおはようという挨拶を使うのは間違いではないので11時とか17時とか微妙な時間帯のときでも気にせず挨拶は自分が思うものをしていくと良いんじゃないかなと思います。
正直この知識を持っていたからといって何の役にも立たないかもしれませんが、ひとつのうんちくとして活用していってください ^^) _旦~~
それではまた。
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