こんばんは、前回は瞑想の基本的なやり方をお話しました。
3つの瞑想それぞれのやり方を今回はお話していきます。
少しわかりにくくなるかもしれないので、1つずつわけて説明していきます。
今回は「集中の瞑想」をする時の方法を掘り下げていきます。
前回の記事はこちら「瞑想のすすめ」~具体的なやり方とコツ~
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瞑想のすすめ
「集中の瞑想」
それでは早速「集中の瞑想」の方法ですが、基本的なやり方は前回のお話した方法でしていきます。
まずは環境を整え、実際に腹式呼吸で息を吸っていきます。
その時、いろんな思考が頭に浮かんでくることかと思います。
暑いとかかゆいとかお腹空いたなだとか生理的な事から、友人の事を考えたり明日の予定や仕事の事などたくさん思考が浮かんでは消えというサイクルを繰り返していきます。
この時無理に集中しなきゃと思うと余計に気になって集中を乱してしまいます。
では、そうやって集中を保つと良いのでしょうか。
プロのアスリートや特殊な仕事をしている方は自分なりに集中する方法を持っているのですが、一般の人はそんな時にどうやって集中すればいいのかわからないというのがほとんどだと思います。
そういった時は、まず一つ集中する対象を決めます。
瞑想の場合なら呼吸に集中します。
しかしさまざまな思考に妨げられます。
そういった浮かんでくる思考に意識を向けると集中する事ができないのでほとんどの方が消そうと考えると思います。
この時消すのではなく、なにか思考が浮かんでもスルーします。
どのみち無意識にでる思考のほとんどはすぐに消えます。
集中したいがために、ほっとけばいいものに気を取られるのはいけません。
以前べつの記事でお話したことがありますが、なにかに執着するとかえってうまくいかない事があるのです。
集中する事に執着するあまり、無意識に出る思考に気を取られるので、あまり深く考えないのがコツです。
つまり「他の事に惑わされず、呼吸に集中するということ」です。 そんなこと言っても集中できないという方も居るかもしれません。 そういった人は、吸って、吐いてを繰り返す事に集中しましょう。
複式呼吸を意識し、吸って、吐いてと繰り返すことに集中していればいつの間にかそれだけを考えている瞬間があることに気が付くと思います。
それが集中していると言う事です。
さらに続けていき、呼吸すらもしているのかしていないのか意識から抜け落ちる事があります。
今まで呼吸だけに集中していたのに、何も考えていない「無」の瞬間がふと生まれる事があり、それがよく言われる心を無にするということ。
「無の境地」というやつです。
ここまで来るのに何年も続ける必要はありません。
自然にいつの間にかなっていますから。
私はそこまでに至っていないのでわかりませんが、意識して無になるには相当の訓練が必要かと思います。
しかし、無意識に無になるだけなら私にも何度も経験したことがあります。
ここまでできれば十分「集中の瞑想」をうまくできているので、集中するスイッチとなってくれます。
なにか集中してやりたい時にこの瞑想を行い、スイッチを入れるように集中することができます。
それがこの瞑想法の良さなので、みなさんも試しにやってみることをお勧めします。
ひとまず「集中の瞑想」については以上です。
質問などあれば気軽にお問合せしてください。
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