「瞑想のすすめ」~思考をまとめる瞑想~

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人生
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こんばんは、前回紹介した3つの瞑想法の一つ「思考をまとめる瞑想」のやり方をお話していきます。
前回の記事はこちら「瞑想のすすめ」~具体的なやり方とコツ~

 

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少しおさらいとして基本的な瞑想法について説明します。

  • 静かな場所

  • 楽な姿勢

  • 楽な服装

  • すごしやすい温度

  • 腹式呼吸

これが基本の瞑想法でした。
今回の「思考をまとめる瞑想」ではもう少し踏み込んだやり方をお話しますが、何度も言うように基本のやり方でも十分瞑想を行えますのでやりずらいと感じれば無理にはすすめません。

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    1. 静かな場所
    2. 楽な姿勢
    3. 楽な服装
    4. すごしやすい温度
    5. 腹式呼吸
  1. 「思考をまとめる瞑想」
      1. 例えば、上の階の人がドタバタ歩く音がうるさいなと思ったとしたら、「今上の階の人うるさいなと思ったな」と自分が考えた事を別の角度から見ているような感覚で考えます。
        1. しかし、普段の私たちは理性やカッコつけであったり、見栄を張ったりして自分の本心を隠します。
        2. 「明日仕事行きたくない」
        3.     ⇓ 「それはなぜか」 ⇓ 「めんどくさいから」「仕事が楽しくないから」 ⇓ 「口うるさい上司が嫌いだから」「以前失敗してから社内で浮いてしまっているから」
        4. 自分の心の壁が厚ければ厚いほど、強く隠してきたことなのでかなり時間を要するかもしれません。
      2. いろんな自分を見つけることができるのです。 そうして己を知っていくと、己の精神の未熟さに気付くことができるでしょう。 気付いた時にはあなたは、前よりも成熟した素晴らしい人になっています。
        1. 人間は変わることを恐れます、長く生きていれば特に。 この世は等価交換で、何かを得るには何かを失います。 逆に言えば何かを失うのなら何かを得ると言う事でもあります。
        2. 主観的に見れば大きな変化も、客観的に見れば大して変わりないのです。 人が望まなくても必ず変化し続けています。 大事なのはどう変わっていくかと言う事ではないでしょうか?

「思考をまとめる瞑想」

まず基本の瞑想法で瞑想をしてみてください。
腹式呼吸をすることに意識を向け、呼吸をしている内にいろんな思考が浮かんでくると思います。

汗が垂れてきたり、静かな場所とは言え町の喧騒や隣の住民の生活音などにより集中を乱す事もあると思います。

今回の「思考をまとめる瞑想」ではむしろ自分の中にある思考を客観視する事に重きを置いています。

例えば、上の階の人がドタバタ歩く音がうるさいなと思ったとしたら、「今上の階の人うるさいなと思ったな」と自分が考えた事を別の角度から見ているような感覚で考えます。

瞑想中は本当に様々な思考が浮かびますので、それを逐一「今こう思ったな」と客観的に見ます。

それを「客観視」すると言います。

客観視を続けていくと、無意識に考えている事がわかってくるようになります。
無意識は普段自分が意識していない部分の事ですから普通に生活していては気付くことはあまりありません。

しかし、普段の私たちは理性やカッコつけであったり、見栄を張ったりして自分の本心を隠します。

本心を隠すのは悪い事ではありません。
周りに何も隠さない人が居たとすると、気の合う人からはとことん気に入られると思いますが、気の合わない人や初対面の人などには敬遠されやすいでしょう。

どちらがいいと言う事ではないのですが、我々が本心を隠すのにはちゃんと意味のある事だと言う事です。

ですが、本心を隠しすぎると自分でも本当の気持ちがわからなくなってしまいます。
そんな時にこの「思考をまとめる瞑想」をするのです。

暑いや寒いなどの生理的な無意識による思考から、友人の事や家族の事、仕事や学校の事など自分の周りの環境の思考もふと浮かんでくる事もあります。

その思考を客観視する事で、自分がどう思っているのか探っていくのが「思考をまとめる瞑想」の役割なのです。
無意識の思考は不規則で、何の関係があってどういった順番で頭に浮かび上がるのかはわかりません。

最初まだ慣れてない時は自分を客観視する事に集中します。
なれてきたら、なぜ自分が今この事を考えたのか探っていきます。
その考えからつながる事柄を枝分かれさせ、探っていきましょう。

例えば、明日仕事行きたくないなと思ったとします。
「明日仕事に行きたくない」と言う思考から枝を出していきます。

「明日仕事行きたくない」
    ⇓ 「それはなぜか」 ⇓ 「めんどくさいから」「仕事が楽しくないから」 ⇓ 「口うるさい上司が嫌いだから」「以前失敗してから社内で浮いてしまっているから」

このように一つの思考を掘り下げていき、その根本にある原因を突き止めます。
どんどん進むことで普段隠していた本音があらわになり、結果自分の本心を知ることにつながっていくのです。

例えが雑でわかりにくいかもしれませんが、これはひとりひとり違うので実際にやってみた方がわかると思います。

実際にはこの例文のようにサクサク進みませんしもっと複雑です。
一日ではわからない事がほとんどだと思います。

自分の心の壁が厚ければ厚いほど、強く隠してきたことなのでかなり時間を要するかもしれません。

本当は別に知らなくてもいいのかもしれません。
ですが、自分の事を知らない人が、誰かの事を本当に理解する事はできるのでしょうか。

私は、そのように考えています。
自分を知ることで相手を知ることができ、今まで感情的になっていた事が本当はちっぽけなプライドを守るためにそうなっていた事。

いろんな自分を見つけることができるのです。 そうして己を知っていくと、己の精神の未熟さに気付くことができるでしょう。 気付いた時にはあなたは、前よりも成熟した素晴らしい人になっています。

自分の中のこだわりは捨てるのは難しい事ですが、いざ捨ててみるとすごく小さな事に執着していたと感じます。
ですが、すすめはしません。

もし今の自分が好きならあえて変わる必要はありません。
しかし、ここまで読み進めたあなたは変わりたいと言う思いが少なからずあるのでしょう。

そんなあなたに一言。

人間は変わることを恐れます、長く生きていれば特に。 この世は等価交換で、何かを得るには何かを失います。 逆に言えば何かを失うのなら何かを得ると言う事でもあります。
主観的に見れば大きな変化も、客観的に見れば大して変わりないのです。 人が望まなくても必ず変化し続けています。 大事なのはどう変わっていくかと言う事ではないでしょうか?

それでは今回はこれで以上です。
次回は「心を落ち着かせる瞑想」のやり方をお話します。
ではまた。

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