我慢をするのが偉い事だと言う風潮について

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人生
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世の中では、我慢強く耐え抜いてこそ真の男だと言うような風潮があります。
我慢して歯を食いしばりながら、いつか見返してやる、いつかは成功して見せると言うような、成功や目標の達成には我慢が必要だと言われています。

ですが実はそれ間違いです。
成功や目標達成したいのなら、むしろ我慢するのは自ら放棄しているとも言える事です。
今回は我慢とはなんなのか、そして成功の秘訣とは何なのかについてお話したいと思います。
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我慢をしなければいけないと言うのは嘘

まず最初に我慢とは何なのかを説明します。
人により解釈が違うので、一口に我慢と言ってもいろんなイメージがあると思いますが、私の言う我慢とは、「その現状を変えようとしない事」だと考えます。

例えば、野菜が嫌いな子供に対し、ピーマンは体にいいんだから我慢して食べなさいと言うお母さんは少なくありません。

それで我慢して無理やり食べる子もいるでしょう。
この方法でも、結果ピーマンを食べた事になるので、その結果だけ見れば成功だと言えます。

しかし、本来の目的はピーマンを食べさせる事が1番の目的だったのでしょうか。

違いますよね、本来はピーマンが体にいいから食べさせたいのです。 つまり、この場合ピーマンと同等の価値の栄養があり、同じように体にいいものを食べれば問題ないとも言えます。

そこで近年では多くのお母さん方が、キャラ弁などにいそしんでいるのです。
お子さんも、かわいいキャラクターの弁当だったらピーマンも嫌がらずに食べる事ができるでしょう。

この時、お子さんは「我慢しなくても」ピーマンを食べる事ができています。

これが示しているのは、「我慢をしなくても目的は達成する事ができる」と言う事です。
上記ではピーマンを例に挙げましたが、このような子育てに関する事だけではありません。

例えばいじめを受けている人がいるとします。

その人は、余計に問題を大きくしたくないからと言い、いじめを受けている事を我慢します。
しかし、我慢をすると言う事は、逆に言えば「いじめを受け入れる」と言う事でもあります。

問題を大きくしたくないと言う気持ちはわかります。
親に心配かけたくないでしょうし、学校全体に知れ渡ってしまったり、リスクも高いです。

だったら中学の3年間、高校の3年間ぐらい我慢して、進学の時や就職してからはどうせ関わる事は無いのだからと自分の気持ちを無視し、我慢する人は少なくないのではないでしょうか。

いじめ問題は複雑で、一概には言えませんが、いじめを受ける人達の多くは自分が我慢さえすれば、周りに迷惑をかけずに済むと考えるていると思います。

しかし、これは先ほども言ったようにいじめを受け入れているとも言えます。

人には言えない事情や、理由はあるとは思いますが、自分で現状を変えようとしていないとも言えます。

我慢とはこのように、現状を受け入れる事と、それを維持しようとする事、つまり現状維持を保とうとするのを我慢と言うのではないでしょうか。

我慢をする必要はない

もしあなたが上記の事を知った上で、我慢を続ける事はおすすめはしませんが、否定はしません。
現状維持する事も、1つのあり方だと思います。

ここでは現状維持ではなく、夢や目標を達成したい、そのためには我慢する事が必要と言う事は必要ないのを説明していきます。

我慢が現状を維持する事を選んだ結果だと言う事は、我慢しないと言う事は変化を求めていると言う事だと言えます。

我慢強い事が良いとは一概には言えないと言う事です。
では逆に、全く我慢できないのが偉いのかと言われるかもしれませんが、そうでもありません。

大事なのは自分がしたい事やなりたい事に対して、どのようにするのかが重要なのです。

例えば、ビジネスなどでは結果が出るまで数年かかる事がほとんどで、ヒット商品を作りだしても、それだけで安泰と言えるほど甘くはありません。むしろ、そこからがスタートだと言えるでしょう。

ビジネスの場合は、数年間は鳴かず飛ばずで辛い時期もあると思いますが、そこで辛抱強く自分たちが作っている物が本当に素晴らしいものだと信じ、続ける事が成功への道につながっているでしょう。

反対に、ダイエットや筋力トレーニングなどはどうでしょう。
1日2日ですぐに結果が出るわけではありませんが、一般的に体の細胞は3カ月で全身新しくなるとされています。

ビジネスでは数年だったのが、ダイエットなどの体形に関する事では、3カ月でいいのです。

これが示しているのは、ダイエットは3カ月ほどで何の効果もなければ、何か問題があると言う事です。

つまり、3カ月近くは我慢して、そのトレーニングなり食事制限なりを維持する必要がありますが、それで結果がでないなら我慢するのをやめ、別のトレーニング方法や、食事メニューの改善など変化しなければいけません。

大きく捉えれば、我慢をしなければ成功しないと言うのは嘘だと言う事がわかります。

逆に間違った方法でしていた場合、我慢してしまう事が再起不能の大失敗につながる可能性があり、大きな損失へとつながってしまうリスクが高いと言えます。

我慢が必要なのではなく続ける事が真に必要な事

ここで私が言いたいのは、「我慢」する事がいいのではなく、「継続」が大事なのだと言う事です。

私はかなり飽きっぽく、熱しやすく冷めやすい性格のため、数々の習慣をサボって来て、結局続いた習慣はタバコぐらいのものでした。

筋力トレーニングを始めれば3日でやめ、新しい本を買っても違うものに気が散って続きません。

極めつけは自分でやると決めた仕事ですら続かない事も多々あり、今までの私の人生に継続してきたのはとても少ないものでした。

しかし、なんでもいいから1日1秒でも続ける事ができなければ、夢や目標など叶える事ができないどころか、何かにつけ文句ばかり言っているような腐った人生を送る事になるだろうと考え、ブログをまずは始めてみる事にしました。

実はこのブログの前に、試しに無料ブログで最初は始めていました。

そこで毎日記事を書く事を自分に課し、それができなければ私は自分がしたいと思っている事、夢や目標など全て達成する事はできず、それどころかスタートにすら立つ事はできないと考え、不慣れなパソコンでの作業や人に見せるための文章など営業日報ぐらいしか書いたことのない私は当初、たった1記事を書くために悪戦苦闘し、1500程度の文字数を書くのに2時間近くと、ネタを考えるために1時間無いぐらいの時間をかけて毎日更新しました。

その無料ブログから、今は新しくサーバーを借りてブログを運営するに至りました。
今も1日も休むことなく記事を投稿し続け、1日に大体2~3記事は投稿するようになりました。

無料のころから合わせて3カ月ほどしか経っていませんが、とりあえずやむを得ない場合以外では、毎日投稿する事は続けられそうです。

人間は2カ月は続けなければ、習慣にならないと言われていて、毎日数秒程度でも2カ月しなければ続いたとは言えないのです。
私は3カ月は過ぎ、来月で4カ月になりますので、もう習慣になったと言えるでしょう。

そして、ほぼ初めてと言っても良い継続ですが、小さな事でも続ける事で、やる前までは無理だと思っていた事や、難しいと思っていた事もハードルが下がったように思えます。

例えば、私の場合、お店や会社を構えてからブログなどはする物だと思っていて、その目処も立っていないのにやっても仕方ないと思っていましたが、何か一つでも始めなければ、いつまでたっても何も始める事はできないのではと考え、ブログを始め、これを継続できなければ私の人生はそこまでだと思ってやっていますが、会社を構えてからなど最初からハードルを上げてするのではなく、あえて最初は低くする事で、入りやすくしました。

すると、意外と簡単じゃないかと思い、毎日更新する事も、よほどのことがない限り1記事ぐらい24時間以内に確実にできます。
それを続けていただけですが、自分にも自信が生まれ始め、意外と自分が思っていたよりも続ける事って簡単だなと思うようになりました。

それからは、今まで難しいと思っていたものも思っているよりも簡単なんじゃないかと思えていき、それをしてみると案の定思っているよりも簡単で、手の届く範囲にあるものだとわかります。

あとはそれが続いていくだけです。

ちなみに私は現在電子書籍の販売を検討していて、作成方法や販売方法などを調べてどうするか考えている所ですが、以前の私なら、私なんかが本なんか出しても誰も読まないのではないかとか、誰も評価しないのではないかなどと考えたと思います。

しかし、誰も読まないかもしれないからこそ電子書籍で販売し、在庫を持たない事でリスクを減らします。

評価に関しては、出さなければ評価をもらえません。
ボロクソな評価を付けられるかもしれませんが、一度出してみて判断してみてもいいのではないかと思いました。

それもこれも、我慢をするのではなく、継続する事で見方が変わりチャレンジしてみようと思えるようになったのです。

我慢をする事も悪い事ではありません。 ただ我慢を続ける事は、現状を維持し続けると言う事でもあるため、成功とは程遠い行為であると言えます。

本当に大切なのは、我慢ではなく継続する事が大事なのです。
ほとんどの人が、続ける事と我慢する事をはき違え、同様に捉えているため誤解が生まれているのでしょう。

続ける事はなにも辛い事ではありません。

もしそれが辛いのなら、成功する可能性は薄いです。
なぜなら、未来とは今が続いた先にあるからです。
今辛いと思うのなら、どうして未来がいい様になると言えるのでしょう。

むしろ逆に今辛いと思いながら未来に向かって我慢しているのなら、未来も辛いのを我慢しているでしょう。
継続は大事な事で力になるものですが、いやいやながらに継続してきたものは、嫌と言う力が強まったとだけで、それを続けるとむしろ大きな障害となってしまう事でしょう。

思ったよりも長くなってしまいましたが、我慢する事は偉いと言うのは嘘です。
我慢は、変えようと思っていない、つまり現状維持を求めているだけです。
それを誤解しないようご注意ください。

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