ネットカウンセラーをしてわかった利点と欠点

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人生
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タイトルでネットカウンセラーと言ったものの、恐らく一般的にはネットカウンセラーと言うと、スカイプなどネット上でカウンセリングを行うことをイメージする人の方が多いかもしれませんが、ここで言うネットカウンセラーとは、ネットで主に集客しているカウンセラーのことを指します。

対面でのカウンセリングを主に行っているカウンセラーも、ネットや電話などを使ってカウンセリングを行っているカウンセラーも、少なからずネットで予約の受付をしていると思います。

近年では、私を含めネット起業とでもいいますか、ネット上で主に活動している人も少なくありません。

今回はその中でもネットで主に活動するカウンセラーについて利点と欠点についてお話したいと思います。あなたがもしネットカウンセラーにカウンセリングを依頼したい、もしくは自分がネットカウンセラーになりたいとお考えでしたら一度目を通して見てください。

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ネットカウンセラーの利点

まずはネット起業などを語っている記事などでよく言われているであろう利点についてお話します。

1.必要経費が少なくて済む

ネットで何かを始めるのは数ある起業のなかでもかなり敷居が低い。
必要なのは「パソコン」「ネット環境」「人」これだけあれば誰でも始めることができます。

一般的な起業だと、事務所なり場所が必要です。
そこの家賃・光熱費・諸経費もろもろが必要で、初期費用だけでも結構な額を必要とします。

しかしそれをネットで行うのであれば、自宅でできるので家賃や光熱費などをかけずに済むどころか、場合によってはあなたの自宅の家賃・光熱費などを経費として申請することも可能です。

ネットカウンセラーをするときも同様で、無駄に経費をかけずに済むので「お金をかけずにできる」と言うのが第一の利点。

2.敷居が低く最初の一歩が踏み出しやすい

そして次にカウンセラーってそもそも日本では特に必須な資格などがありません。
もちろんないよりはあった方が信頼性が感じられ、より集客につながると思いますが、例えばお医者さん、腕のいい医師が必ずしも人当たりがいいかと言われるとそうでもありません。

美容師さんもいくら腕が良くてもなんか緊張するなと感じる美容師さんもいれば、腕は特筆するところはなくても、安心感がある人や、お話が上手な人などいろんな人がいます。

カウンセラーと言っても、同じ知識があるにしろ、その人の人間性や雰囲気、男性か女性なのかでも人によって話しやすさは違うことでしょう。

つまり資格があってもカウンセラーとして成功するかしないかはわからないのです。
そこで利点になるのがネットです。

通常のカウンセリングでは対面が一般的で、依頼者はカウンセラーが用意するカウンセリングルームに行かなければなりません。

何度か行ったことのある人や、人見知りしない人などは気にならないと思いますが、そうでない人からすると行くことのハードルが結構高いなと私は思います。

これがネットだと、利用者もカウンセラーも家に居ながらカウンセリングを行うことができ、最初の一歩が踏み出しやすいと言うのが2つ目の利点です。

3.カウンセリングの評判を上げて有名になるよりもネットで検索順位が高い方が知名度を上げるのが早い

どんなに優れたカウンセラーでも地道に口コミだけで知名度を上げようと思えば10年はかかると考えた方がいいでしょう。

と言うのも、地道にやっているだけだと、そのカウンセラーを計る指標は実績ぐらいしかありません。
実績はととも大事なことです。

しかし、実績はやらなければつかないものです。
実績だけに頼ると言うことは、最初の数年は1年に1人。1カ月に1人などカウンセラーとしてだけでやっていけないことになってしまいます。

ネットでは検索から訪れる方がいて、まずは料金や場所、カウンセラーのプロフィールや実績などを確認し、それらを踏まえてよさそうだなと判断した人が、カウンセリングの申し込みをしてくださるのです。

つまりネットを使わずにやるのは需要があっても人の目に触れることが少なくなってしまいます。
ネットを使うと、検索する人の目に触れやすく、カウンセラーの情報を知ってもらいやすくなるのです。

どんなに良い物も、誰も知らなければそれは無いのと変わりありません。
カウンセラーとしての能力だけで勝負するのであれば、何10年もかけて病院なり学校なりでやり続けるしかありません。

ネットカウンセラーだと、能力も大事ですが、それよりも検索順位など人目に触れることの方が大事です。

料金や場所なども重要ですが、それよりもあなたの人間性を知ってもらうことの方が重要です。

カウンセラーとしての実績や能力、資格の有無よりも自分を知ってもらい、人目に多く触れることの方が大事なのです。

カウンセリングを受けたいと思う人が何を不安に思うか、それは「カウンセラーの人がどんな人なのか」「知り合いなどにばれてしまわないか」「自分はおかしいんじゃないか」と言うような思いです。

それを伝えるのに適しているのがネットなのです。

これが3つ目の利点です。
次に欠点についてお話していきます。

ネットカウンセラーをする欠点

1.検索されても自分のサイトを見てもらわなければないのと同じ

ウェブサイトを運営している人は、検索順位がどれほど重要か知っています。
そのため大手や資金力のある人は、お金をかけて広告を出したり、SEOと言って「検索エンジン最適化」つまり検索順位を上げるための対策に力を入れています。

1素人が適当に作ったサイトが簡単に検索上位に入ることはほとんどありません。
あるとすればかなりセンスのいい人です。しかしそれを適当にやっているだけなのであれば、理解してやっているわけではないので、グーグルなどの検索エンジンのアップデートなどで順位が落とされても対策もできません。

今最も強いSEO対策は、「良いコンテンツである」と言うことです。
私もSEOに詳しいわけではありませんが、記事の内容がわかりにくくユーザーのなんのためにもならないものであれば、それは良いコンテンツとは言えません。

検索したユーザーに実りのあるコンテンツ、わかりやすくためになる、中身がしっかりしているものを評価し、検索上位に上げるのです。

実際にはもっといろいろあるので私は語れない分野なので、そこは興味のある方は検索して調べてみてください。

少しそれましたが、ネットカウンセラーをするにあたり、検索で見られること。
またはSNSなどでシェアすること、広告を出す、など人目に触れなければ存在しないのと同じです。

もしあなたがネットカウンセラーに限らずネット起業をしようとお考えなら、能力はいらないと言うわけではありませんが、能力よりも見られることがより重要だと言うことです。

2.簡単に見つかる反面軽く見られる

例えば、デパートやお店で売られている商品をネットで売るとします。
どちらで買いたいと思いますか?

値段も一緒、送料などもなし、全く同じ条件で同じ商品があったとして、さらに届けてくれるとします。どちらが売れると思いますか?

これは年代やその人の価値観によって捉え方は異なります。
若い人やネットに抵抗ない人ならネットで買った方がいいと考える人は多いと思います。

しかし若い人の中にも、自ら見て触れて選びたいと言う人や、買い物に出かけること自体に価値があると考える人もいます。

つまりネットで便利だからと言って圧倒的に有利ではないのです。
カウンセラーもそうです。

ネットだとどうしても軽く感じられます。
電話で予約したときと、ネットでメール予約したとき、どちらがキャンセルしやすいですか?

またどちらがドタキャンされやすいと思いますか?
これはメールなどの文章でのやりとり、電話でのやり取り、対面でのやり取り、人を感じる部分が多ければ多いほど簡単にはキャンセルしません。

ネットは敷居が下がり一歩を踏み出しやすい反面。その一歩が引きやすいとも言えます。
簡単で敷居が低いのはメリットでありデメリットでもあるのです。
そのため予約などや支払いなどに関しては、より注意が必要になることでしょう。

3.ネットだと信頼性が低くなる

ネットでの欠点で大きいのは信頼性に欠けると言う点が大きいように思います。
金銭トラブルや詐欺まがいなもの、情報の流出などのニュースは後を絶えません。

そのためどうしてもネットだけですると最初に疑ってかかる恐れがあり、ふらっと来てすぐ問い合わせ、とはいかないでしょう。

宣伝はしやすくても、そこから成果が上がるかは別なのです。
例えばネット広告の大手グーグルアドセンスでは、およそ100人に1人、つまり1%の人が広告をクリックすると言われています。

広告はユーザーからすれば興味があるからクリックします。
カウンセリングの依頼や物販系のものであればよりハードルは高くなるのではないでしょうか。

なぜなら依頼すると言うことは金銭のやり取りにつながるのがほとんどだからです。
ネットだといくら顔写真を載せようが、いくらとてもいい文章を書いていて心に響いたとしても、それがその本人が書いている保証、本人の写真である保証はありません。

どんなにこちらが信じてくださいと言っても、簡単には信用しないのがネットです。
ネットは数打ってなんぼ、たくさん見て、たくさん響いたかによって信頼性が生まれます。
対面だと一度でも顔を合わせれば信頼を得ることができても、ネットではそうはいきません。

ここがネットでの大きな欠点だと言えます。

4.やるのは簡単続けるのは簡単ではない

最後に、欠点と言うよりも肝に銘じていてほしい点です。
ブログにしろホームページにしろ、解説してすぐにたくさん見られるかと言うとそうではありません。

お金をかけずに始められる反面、成果が出るまで気長に考えなければ続ける事は困難です。

例えばブログでアフィリエイトや広告収入を目的に始めたとします。
どんなに良い記事を書いても、どんなにたくさん書いても、現実と同じくぽっと出のどこの馬の骨かもわからない人のサイトを検索エンジンは評価しません。

まずは3カ月、話はそれからだ。と言った人がいますが、3カ月はあくまで最初のスタートラインと考えた方がいいでしょう。私はちなみに3カ月が経ち現在4か月目ですが、まだ全然成果は出ていません。

広告収入は大体1カ月タバコ1箱分。
カウンセリングの依頼0。

ネットの維持費とサーバーレンタル料金で赤字です。
とは言え少しづつ検索順位は上がっていて、ちらほら記事によっては1ページ目である10位以内に入るようになり、全体の2割ほどリピーターもいて、徐々に上がってきているのをひしひしと感じています。

カウンセリングの依頼は、友人や知り合いなど近場の人からのカウンセリングと言う程ではないですが、私と話がしたいと言う人はいて、ネットでは0でも少なからずカウンセラーとしての活動を行って行けています。

これが「金にならない」「こんなんじゃ生活できない」と言って諦めて辞めてしまう人は多くいるのが現状です。

ネット企業も、始めるのはとても簡単です。
しかし、目先の利益や目先のことばかりに囚われては続ける事は難しいでしょう。

もしあなたがネットで起業、ネットカウンセラーも目指したいと考えているのであれば、長期的にプランを考えのをおすすめいたします。

少し長くなってしまいましたが、今回お話するネットカウンセラーの利点と欠点についてはこれで以上です。

もし疑問、質問などあれば何でもお答えしますのでお気軽にお問合せください。
それではまた。

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