夢も現実も全ては脳が判断した事象にすぎない

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コラム
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夢見がちで先のことばかりを考える人に人は「現実を見ろ」と言います。

未来よりも現在、今がおろそかになっているのを棚に上げ問題を先送りにしていることからそう言われます。

確かにそれは一理あるのですが、実際夢も現実もその違いはほんのちょっとの違いでしかないことをみなさんはご存知でしょうか。

夢とは理想であり先のこと、現実とは現状のことで今のこと。
しかしそれらはどちらも脳が考え判断していることです。

夢は先のことですから今目の前にあるものではありません。

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そのため現実を重視することがあるのですが、そもそも現実と言うものも今目の前にあることだと思われがちですが、本当はただ五感を使って感じたことを脳が処理したことにすぎません。

人間の感覚は全て脳が判断した事象なのです。

今見ているこの記事。
あなたの目で見て視覚によって認識されていますよね。

これらは目の細胞が光を電気信号に変え、その信号が脳に送られて映像として「目で見る」と言う現象が起こっています。

聴覚も同じく鼓膜で捉えた振動が電気信号となり脳に伝わることで「音が聞こえる」と言う現象です。

幻覚・幻聴は実際にはないことなのに脳が誤った処理を行うなうか誤った電気信号を各器官が送り出しているなどして感じることです。

しかし実際幻覚や幻聴を見たり聞いたりしている人からすれば、それは本物と何ら変わりないことでもあります。

なぜなら全ては脳が判断した結果であるからです。 今見えているこの文字も画面も何もかもが脳が作り出したものであると言うことです。

これらを踏まえて考えると、夢も現実も脳が作り出したものであると言うことができます。

ここまでは恐らくほとんどの方が知っていることだと思いますが、私はこうも思います。

夢も現実も、幻覚も今目の前に本当にあって見えているものも、幻聴も本当にあって聞こえている音も、脳のさじ加減一つでそう感じているだけであり、どちらも脳が作り出したものに過ぎないのではないでしょうか。

みなさんも映画マトリックスはご存知だと思います。

マトリックスの世界では、人間の脳にコンピューターがつながれすべての人間は夢を見ていて管理されている世界と言う設定でした。

管理されているかどうかはわかりませんが、すべてが脳によって処理され感じているだけに過ぎないのであれば本当にあるのかなんて重要ではなく、真実は誰にもわからないことであるのではないでしょうか。

死後の世界があるのなら、マトリックスの世界のようにチューブでつながれ横たわる世界なのか、死後の世界なんてものはないのか。

それは死んでみなければわかりません。

ただ1つ言えるのは、我々は五感も思考も全て脳によって行われていると言うことです。

あくまで現時点でわかっている科学の話にすぎませんが、すべては脳が作り出したバーチャルにすぎないのかもしれませんね。

もしそうなら苦しみや悲しみを生み出しているのも脳であると言えるので、ある意味私たちはみんな脳によって支配されているだけなのかもしれません。

オカルトチックな話となりましたがこれは科学の話です。
科学も間違いはありますが、オカルトを追求した結果が科学として証明されていることなのかもしれないですね。

それでは今回はこれで以上です。
ではまた。

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コメント

  1. あき より:

    全てが「脳」。
    全くその通りですが それを突き詰めると
    「虚空に脳が浮かんでいる」というシュールな光景になりますね
    考えにくいでしょう
    もう一歩つきすすむと「脳」自体も仮の「器官としての幻想」ですよね

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