アドラー心理学からみる失恋について

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心理
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なんかたまに「アドラー 失恋」って検索ワードでこのブログの何かしらがヒットしているみたいなので、その検索キーワードにしっかりお答えするべくアドラー心理学で考える失恋についてお話したいと思います。

失恋ってとっても苦しいものですよね。

自分からフった場合もフラれた場合も、どちらも多少なりには傷つくものです。

しかし、実はアドラー的には失恋で傷つくのは傷つきたいと思っているからだと言います。

人間って普通、原因があって結果があると思うじゃないですか。

失恋と言う原因があって、傷つくと言う結果が残る。

これが普通の考え方です。

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アドラーの場合、失恋と言う原因によって傷つくのではなく、傷つくと言う結果のために失恋と言う経験があると言う風に捉えます。

確かに人によっては「失恋=傷つく」ではありません。

むしろ嬉しい人もいるはずです。

ですから本当は失恋したから傷ついたのではなく、傷つきたいと思ったから失恋を理由にしていると言うのがアドラー流の考え方。

これはなにも失恋だけのことではありません。

ブラック企業でキツイキツイと言いながらも働き続ける人は、周りから見ればじゃあ辞めればいいじゃんと思いますよね。

しかし、キツイと言っている本人は「でも俺が辞めたら会社が回らなくなる」とか「今は忙しくて辞めれない」などと何かと理由を付けて結局辞めませんよね。

あれも本当は会社が云々ではなく、ただ単に「キツイと言いながらも働きたい」「キツイ思いをしたい」「慰められたい」などのような思惑があるからこそキツイと言いつつ続けるわけです。

人は、ベッキーがどうのこうの、矢口がああだこうだと言う割に、結局その番組を観ているからこそ文句が出てくるわけですよね。

嫌いなら見なければいいものを、嫌いだ嫌いだ言いながら見続けているのはその人達が怒りたいからそれを選んだだけのことなのです。

失恋も、悲劇のヒロインを気取りたい人や、何か刺激が欲しいと思っている人、次の恋に進むにはひどく落ち込まなければならないと思っているからそう感じているのかもしれません。

暗黙の了解で、失恋後2~3カ月は恋人作らないのがマナーみたいな風潮がありますよね。

あれも結局失恋でそこそこ落ち込まないといけないみたいな考えがあるからそうなっているのです。

アドラー心理学は実に真理をついているとは思いますが、人によってなぜ傷つきたいのか、なぜ辛い思いをしたいのかは違います。

なので必ず「こう」と言う風に決めつけることはできませんが、失恋で辛い人は辛くなりたい理由があってそれを自分で選んでいるのだとアドラー心理学では考えます。

例え自分がフったとしても、相手からフラれたとしても、失恋で傷ついたのならそれは自ら傷つくことを選択したのです。

と言うのがアドラー的な考え方です。

まあ私はアドラーじゃありませんし、アドラー派の心理学者でもなんでもなく、ただのその辺の村人Aにすぎません。

そんな村人Aから聴いた情報の1つとして参考にしていただければ幸いです。

それでは今回はこれで以上です。
何かご質問などありましたら下のコメントやお問合せ、また各SNSなどからコンタクトしていただければお答えいたしますのでお気軽にどうぞ。

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