クレーマーの影に潜むモンスター店員の存在

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コラム
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モンスターペアレント、モンスタークレーマーなどと過剰な要求をしてくる人が注目されるなか、とあるモンスターが潜んでいる事をみなさんはお気づきでしょうか。

そのモンスターは、むしろモンスタークレーマーが騒がれる前から存在し、モンスタークレーマーを生み出した諸悪の根源であると言っても過言ではないかもしれません。

それは私たちのすぐ近くにも潜んでいる恐れがあり、いつどこで遭遇するかはわかりません。

そんなモンスターは一体どこに潜んでいるのでしょうか。

クレームをつけられる方。

つまり、モンスターは店員の中にも潜んでいるのです。

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世間がモンスタークレーマーだなんだと騒ぐ前からモンスター店員はどこにでもいました。

売るだけ売って後は知らんふりな商売人や、客の事情を全く考えない融通の利かない店員。

これらは店員にとって必要なものですが、行き過ぎたそれはモンスターと化してしまうことがあります。

例えば頭カチコチマニュアル店員。

今の時代変な客や面倒な人が多いので、下手に融通きかせてしまうとクレームにつながってしまうことがあります。

そのため、店員が自由な発想で接客するよりもマニュアルに従って、店の方針だけを守っていた方が店員として無難なのです。

ですが、いくらクレーマーが嫌だからと言って私たちは人間です。

仮に自動販売機などの機械と人間のやり取りであるならマニュアルだけしかできませんと言われても仕方がありませんが、人間対人間のお店でマニュアルだけしか守らない人がいるのはもはや人間である必要がありません。

マニュアルはとても大事だとは思いますが、マニュアルや指示されたことしかしないような店員はもはやロボットで、モンスターであると言っても過言ではありません。

行き過ぎたマニュアル人間は私はモンスターだと感じます。

他にも行き過ぎた営業をかけてくる店員も問題です。

洋服屋さんに行くと、入ってすぐからガンガン話しかけてきてゆっくり商品を吟味させない店員がいます。

それぐらいならまだマシですが、中には半ば強引な押し売りをしてくる人もいて、相手が詳しくないことを逆手にとり、いらないものを余計に買わせようとしてくる店員も少なくありません。

特に携帯ショップや電気屋に多いように感じます。

具体的に言うと、iPhoneを機種変する際に必ず言われるのがiPhoneは連絡帳も画像も全て引継ぎができないと言うこと。

引き継ぎができないため、このなんちゃらを使えば簡単にデータを写すことができるんです。

みたいなやつ。

ぶっちゃけアレいらないんですよね。

あんなもんなくても、iPhoneだったらアイクラウドと言うクラウドサービスにデータを移行させて新しい方に移せばいいだけの話。

もちろんこれはタダでできます。

なんちゃらとか言う機械なんか買う必要はありません。

このぐらいならまだかわいいもんですが、こういう取りあえず売れればいい、儲かればいいみたいな商売の仕方はモンスターと言わずになんと言えばいいのでしょうか。

時代が時代なら完全に越後屋おぬしも悪よのうとか言われてるタイプの人間ですよ。

モンスタークレーマーばかりが注目されがちですが、こういったモンスター店員も少なくありません。

店員としても、客としてもお互い人間なんですからモンスターには気を付けたいですね。

それではまた。

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