食事をするということは命をいただくと言うこと

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コラム
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言葉にすると当たり前すぎて何を言ってるんだこいつって思うかもしれませんが、私たち人間が食事をするというのは生命をいただくということでもあります。

例えば動物のお肉。

牛や豚、鳥などの肉は主要な食糧となっていて、1週間の内に1度はこれらの肉を食べることがあるのではないでしょうか。

動物の肉以外にも日本人なら魚を良く食べます。

牛肉や豚肉とは違って肉類という認識はあまりありませんが魚も動物で肉を食べていることになります。

今の時期なら最近は中国や台湾など近隣の国でも人気だというサンマや、お弁当の定番おかずの鮭、家庭の食卓ではアジやサバなど青魚もよく食べられますね。

こういった動物はスーパーで購入する際には捌かれている状態で売られていたり、生でも生きた状態で売られていることは少ないのであまり普段は意識しないかもしれませんがこれらの動物はみんなそれまでは生きていた生物です。

その日の漁で捕ってきたものだったり、何日か前に絞めて食肉用に捌かれたものだったり、調理される前までは生きていたものです。

そしてあまり意識されないこともありますが、植物だって立派な生物です。

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動物愛護団体や菜食主義の人達は動物ばかりをかわいそうだと言いますが、野菜なども言葉をしゃべらないだけで生き物ですし、動かなかったとしても植物も命があります。

日本人の主食であるお米も、外国の主食であるパンなどの小麦もみんな植物でみんな等しく命です。

普段からこんなに深く考え込むことはないかもしれませんし、毎食必ず意識することはないかもしれませんが人間が食事をするということはたくさんの命の上になりたっています。

これで何が言いたいのかと言うと2つあります。

1つは毎回ではなかったとしても食事をとるときには「いただきます」という気持ちがとても大事なことだということ。

最近ネットで見かけたのですが、ファミレスなどの飲食店で「いただきます」と言って食べようとしたらバカにされたという話や、お会計の時に「ごちそうさまでした」と言ったときバカにされたり笑われたりしたという話を見かけました。

みんながそうではないとは思いますが、ファミレスだろうが人の家だろうが自分の家だろうが、食事をするときには「いただきます」と食事が終わってからは「ごちそうさま」と言葉にしなくても感謝の気持ちを持って食事をすることが大事なのではないかと思います。

日本は恵まれているからとかそういうことは置いといて、動物でも野菜などの植物でも食事としていただくのであればそれは命をいただくことなのですから仮に口にはださなかったとしても「いただきます」「ごちそうさま」と言う感謝の気持ちはどれだけ技術が発展して豊かな暮らしになったとしても忘れずに持っていただくことが大事なのだと思います。

もう1つはすでに少し触れましたが、動物愛護団体やベジタリアンなどの菜食主義の人に対する気持ちです。

動物だけが生き物ではないのです。

動物はかわいそうで植物はかわいそうではないというのは少し違うのではないでしょうか。

命を大事にすることはとても良い事だと思いますが、命が大事なのは動物だけではありません。

植物も大事な命なのですからそれを忘れてはいけないのではないかと思います。

もちろん菜食主義の人達がそうだというわけではありませんが、野菜をいただくことも命をいただくことなんだと忘れずに感謝の気持ちを持って食べることが大事なのだと思います。

今回はかなり道徳的な話になりましたが、最近魚釣りの動画や魚を捌いて料理する動画、それから最近何かと話題のジビエという野生の動物を絞めて捌いて食べる動画などを良く観ていて、私たちは牛肉をスライス肉かたまにブロックで売られているものでしかほとんど見る機会はありませんが、どのように絞めて、どのように捌いてブロック肉となるのか、スライス肉になるのかなどを改めて見て命の大事さを改めて学びました。

そうして学んだものを誰かに伝えたいと思い今回はこのようなテーマでお話させていただきました。

これを読んでいろいろと思うことはあると思いますが、菜食主義でも動物愛護団体でも、ファミレスでも家でも食事をすることがとってもありがたいことでたくさんの命をいただいて生きているんだなと少しでも感じて、改めて感謝するきっかけとなれば幸いです。

私も常に感謝の気持ちを持ち続けられているかと言われるとそれは出来ていないなと思ったので、これからは週に1回でも月に1回でもこの気持ちを心に食事をいただきたいなって思いました。

それではまた。

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