給食の食べ残し問題は不味いことだけが問題じゃない

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コラム
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最近ニュースで観て驚いたのですがなんか神奈川県大磯町の中学校で給食の食べ残しが多いと問題となっているみたいで、給食が不味いという理由で食べ残しが多いんだとか。

最初は好き嫌いが多すぎるんじゃないかと思ったのですが、よく聴いていると多い日では50%以上も残ることもあるらしく、単純に好き嫌いだけで残してるわけではないみたいです。

一体何が原因でこんなに残してしまうのかと聴いていると、どうやらこの中学校には給食センターがなくて業者に依頼して給食を運んでもらっているようでその業者の所在地がかなり遠く時間がかかってしまうのでどうしても給食を冷蔵して運ばなければならず、単に不味いのではなく給食が冷えた状態で配膳されることが問題になっているようです。

私が観たニュース番組ではこの中学校に通う生徒にインタビューをしている映像を流していたのですが、カレーやシチューなどがドロドロになっていて不味いと話していたので恐らく学校内で十分に温めることができずに美味しくないまま配膳されることになってしまっているのかなという印象を受けました。

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これに関してはもっと近くに業者がないのかとか、実際のところどうなのかはわかりませんがもし学校で十分に温めることができていないのなら十分に温めることができるように改善するなど、単純なことで改善できそうに思うのですがどうなのでしょうか。

最悪給食ではなく弁当を持参する形にするなり方法はあると思いますので対応自体はすぐにできるんじゃないかと思います。

ただ、今回私がお話したいのはこの問題に対してどう取り組んでいくのかということではありません。

実は生徒にインタビューをしている映像内に、気になるコメントをしている生徒がいてそのことについてお話したいと思います。

その話というのが、実際生徒の中には残さず食べている生徒もいるみたいなんですね。

不味いとはいえ食べられないレベルの不味さではないのか周りが不味いと言って残す中ちゃんと食べている生徒もいるみたいで、その生徒が言うには周りがみんな不味い不味いという中完食とまでは言わなくても食べるのを躊躇してしまうことがあると言います。

これは確かにあるなと思いましたね。

実際私が中学生のころも同じように給食が不味いと言われていて、一部の生徒が不味いからという理由で残したりすることがありました。

でもそれは本当に不味いのではなく、その人が嫌いな食べ物なだけだったり、給食センターに嫌われている生徒の親が働いていていじめの延長線上として不味いと言われている節がありました。

今思えば非常に悲しいことで、残念な出来事だと思うのですが当時は同調圧力があり周りが不味いと言う中美味しいとは口が裂けても言えない圧がありました。

この中学にも同じように一部の声が大きい生徒が不味いと言ったことから周りも合わせて不味いと言い始めた経緯があるのかもしれません。

実際に不味いのかもしれませんが、給食は生徒だけでなく先生方も食べてはいると思いますし、仮に食べてなくても業者に依頼する前、給食が実際に提供される前にシミュレーションとして実際にどのように配膳されるのかと試食はしているはずです。

そこで不味いと思わなかったからこの業者に依頼しているのだと思いますので、少なくとも食べられないレベルの不味さではないんだと思います。

思春期はとても周りに流されやすいのに自分を持とうと必死な時期だと思います。

そのためもしかすると生徒の好き嫌い、給食の味などそれ以外にも同調圧力的なものがあって本当は言うほど不味いとは思っていない生徒もいるけど周りに合わせて不味いと言っているところはあるのかもしれないなと感じました。

事実はどうなのかわかりませんが、いずれにせよ大事な食料を無駄にするのは良くないですし実際に生徒が不味いと言って食べ残しが多いと午後の授業にも影響が出てしまうと思いますので生徒たちのためにも早く改善されると良いですね。

それではまた。

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