子どもに教えたい勉強法

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コラム
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学校とかの勉強って、何時間とか何十分って決められているじゃないですか。

あれってあんまり効果的じゃないと思うんですよね。

なぜかというと、学校の授業を思い浮かべて欲しいのですが、学校は勉強する場所でありながら人間関係を形成する場でもあります。

そのため、生徒の中には授業に真剣に取り組んで勉強する人もいればおしゃべりしたり落書きしたり、話半分ぐらいで適当に流す人もいます。

それは個人の勝手なので問題だとは思いませんが、勉強を時間で括るとこうして適当にやる人と真剣にやる人にわかれます。

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学校はそれでも良いかもしれませんが、仮にこれから受験勉強をするぞという人が学校のようなやり方で時間で括って勉強をしちゃうと中身の薄い勉強をこなしてしまう恐れがあります。

1時間勉強するぞと決めても人間の集中力は限られていて、そんなに長時間持つものではありません。

特に興味のないものに関してはより集中できずに中だるみしてしまう時間帯ができてしまいます。

そうなると、1時間勉強したつもりでいても中身が薄く全然身にならない可能性があります。

しかし、勉強を時間ではなくて量で決めると違います。

今日はこれだけやろうと決めればダラダラとやるのも、パパっとやるのも、どちらも同じ量です。

時間で決めるとダラダラやれば量は少なくなりますが、きびきびやるとそれだけ多くの量をこなすことになります。

そうするといつもより調子が良くこなしていけばいくほどいつもよりしんどくなります。

仕事でも言えることなのですが、ダラダラ働く人ときびきび働く人では給料は同じだったりします。

そのため適当に流してやったほうが得だと考える人もいて、真面目にしっかりと頑張る人は損するように感じてしまいます。

勉強に関しても同じで、今日は一杯やったからと言って1日のノルマが1時間なのであれば適当にやっても同じノルマを達成できるので段々たくさんやる気がなくなってしまいます。

ですが、量で決めると自分が頑張って早くやればそれだけ自由な時間が増えます。

そのため、頑張って効率的にこなしていけばそれだけ自由という対価が得られることになって、もっと頑張ろうという気持ちになりますね。

なので私は勉強をするときは時間で決めるのではなく、どれだけやるか量を決めることをお勧めします。

もちろん最初から多めに設定すると壁が高すぎてやる気をなくしてしまうリスクもあるのですが、最初は1日漢字ドリル2ページと算数ドリルを2ページと決めてやれば1日2ページ進むのですから大体どれぐらいでドリルが終わるか目安となります。

しかも、なれてきたら1日3ページ4ページやることも難しくなくなってきて、なれてきたころを見計らってノルマ以上達成すればその分報酬を与えるとか、例えば1日で全部終わらせれば1カ月ドリルはやらなくていいなどと決めればやる気もでるかもしれません。

時間で決めるといつまでたっても進まない恐れがありますが、量で決めれば確実に一歩ずつ進むことができますので大人でも子どもでも勉強が苦手な人は量を決めてやってみるといいんじゃないかなと思います。

それではまた。

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