手抜き料理を嫌う人の心理 家という組織を運営する家庭戦士

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手抜き料理論争コラム
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最近ネットやテレビで手抜き料理について話題となっています。

一ヵ月ぐらい前にツイッターでポテサラをめぐる論争が繰り広げていたことがきっかけとなり、現在は冷凍餃子や唐揚げにも波紋を広げています。

こちらのツイートが発端となり話題となっている手抜き料理論争ですが、手抜き料理っていうほど悪いことじゃないんですよね。

総菜や冷凍食品を使うことは、仕事でいうところの外注です。

仕事でも外注って結構あると思いますが、主婦はひとりで家という組織を運営する従業員なので、ときには外注して効率的に仕事をする必要もあります。

しかし例のツイートなどを見る限りでは、冷凍食品やお惣菜などは手抜きと考える人も一定数存在します。

こういった人たちは一体料理になにを求めているのでしょうか?

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料理に愛情を求める人たち

そもそもなんで冷凍食品や簡単なものを作ることを嫌うのでしょうか。

手作りのメリットは食材や味など調理の加減が自由なこと。

総菜のポテサラにはリンゴが入っているかもしれませんし、玉ねぎが入っているかもしれません。

じゃがいもが完全につぶされているもの、ある程度形を残したタイプのものもありますね。

自分の好みで自由に作れるのが手作りのメリットだと思います。

他にもメリットはあって、手作りって手間暇かけているので「わざわざ苦労して自分のために作ってもらっている」というありがたみと特別感がスパイスとなっておいしさも倍増です。

冷凍や総菜を手抜きと考える方は、おそらく後者の特別感「苦労して作った」という点に価値を感じているのではないでしょうか。

手抜き料理に対する考え方は仕事の考え方と似てる

手抜きに対する考え方の違いでその人の仕事への向き合い方もわかるのかなって思います。

というのも、料理って結構仕事と似ているところがあるんです。

  • 食材を買うための費用
  • 作る工程の段取り
  • 完成までにかかる時間

仕事でも目的を達成するために「必要なコスト」「スケジュールなどの段取り」「完成までにかかる時間」を計算して取り掛かると思います。

仕事では全部思う存分やれることはありません。

どこかで手を抜くことや妥協するところは必要ですね。

手抜き料理といって嫌がる人には2種類のパターンがあると思います。

  • 1つは結果よりも過程を重視するタイプ
  • 2つめは品質にこだわるタイプ
手間暇をかけることこそ大事なんだというタイプは、仕事でも過程を重視するタイプ
オーガニックや日本製、化学調味料のことなどにこだわるタイプは仕事でも品質を重視するタイプ

結果よりも過程を重視するタイプの人は、非効率的でも汗水たらして頑張ることを良しとする傾向があります。

品質を重視するタイプはこだわりが強く妥協を許さない傾向があります。

どちらも個人の自由としてこだわるのは良いのですが、それを人に押し付けるようになってしまうのはよくないです。

家事のことなんだし家庭の問題なのですから人それぞれあるとは思います。

しかし、仕事も家事も元をたどれば生活のためのことなので、仕事と同じとまではいわなくても同程度の意識を持つことも大事なのではないでしょうか。

家事も仕事も思いやりが必要

家庭も職場も人と人のコミュニケーションなので、お互いを尊重し思いやる気持ちが大事です。

今は専業主婦に専念する人は減ってきているのかなと思いますが、おひとりで家のことをやるのは結構大変ですよね。

ひとりで仕事をされている方は特に大変さがわかるのではないでしょうか。

でも、人は環境によって性格や考え方に影響を受けてしまうことがあります。

忙しかったり、大変だったり、上手くいってなかったり、つらかったり。

仕事によって気づかぬうちに精神が追い詰められてしまうことがあります。

自分で自覚している人はおそらく少ないと思いますが、一歩引いてみたとき仕事のことで自分の性格にまで影響を受けてしまっていることに思い当たる節があるのではないかと思います。

ポテサラの件や冷凍餃子の件も、なにか仕事や日常生活の中で心のゆとりを失ってしまっているのかもしれません。

唐揚げの件はヤラセ?

ポテサラから始まり冷凍餃子が話題になり、テレビで唐揚げは手抜きだと話している街頭インタビューがさらなる火種となって大きな話題になっている手抜き料理論争。

でもこれらの話って真偽は定かではないですよね。

ツイッターなどのSNSは誰でも発信できる反面、その話の内容は真実なのかどうかはっきりしないところがあります。

人物特定を避けるためにちょっと話を変えていたり、もしかしたらネットでウケるためにちょっと話を盛ってるかもしれません。

中には一般人を装って嘘の話をつぶやく人もいるかもしれません。

今回のツイートの件が嘘というわけではありませんが、テレビでやっていた唐揚げの件はそのような発言を得ようと仕込んだのではないかと疑われています

テレビも仕事なのである程度方針が決まっていると思います。

最初からこう言って欲しいという言葉が決まってて、その言質が撮れるまで撮影する、場合によっては仕込むこともあるかもしれないですね。。

テラスハウスやクレイジージャーニーなどもヤラセが疑われ、実際に過剰な演出や行き過ぎた仕込みをして番組が終了することもあります。

ネット上でも唐揚げの件は仕込みやヤラセを疑う意見がチラホラ出ていて、私自身もこのタイミングで都合よく出てきたので話題作りのためにやったのかなと少し疑いを持っています。

そもそも手抜き料理の何が悪いのか

個人的にはそもそも手抜き料理が悪いという考えがおかしいと思うんですよね。

仕事でもそうなのですが、手を抜くこと自体が悪いのではなくて、与えられた仕事をせずサボって仕事が間に合わなくなることや、クオリティが下がってしまうことが悪いのです。

冷凍食品や総菜はクオリティを下げることにはつながりません。

むしろ食品を売っているプロなので自分で作るよりも良いものだと言えると思います。

手を抜くことを悪と考える人は、自分が頑張っていることが認められない不満があって、自分より楽をしているように見えるのに楽しそうに楽そうにしていることにムカついているのかもしれません。

自分はこんなに苦労しているのに!ずるい!

こんな風に思っているのかもしれませんね。

私も自分と同じような条件なのに、なんで自分はこれだけであいつの方が評価されるんだ!みたいな不満を持ったことはありましたが、その当時の自分は何もかもが敵でムカつくと考えていました。

手抜きだなんだとケチつけてくる人みんながそうとは言い切れませんけど、自分自身が経験したことを思い返してみると、きっとケチつけてる人も何か仕事かなにかで嫌な思いをしたり、不平不満が溜まっていたり、八つ当たりをしてしまっているのかもしれません。

だからといって仕方ないとは言えません。

人を嫌な気持ちにさせることよりも、人を喜ばせたり楽しい気持ちにさせることの方が100万倍良いことです。

このような人たちは余裕がないと思うので、口で言ったところで耳には入らないかもしれませんが、過去の自分もそうであるように哀れで、きっと努力の方向を間違えてしまっているんだろうなぁと思います。

また昨日あたりにはゴディバのチョコがどうのこうのといったツイートが話題になっていたみたいですが、コロナ禍の中でどんどんいろんな食べ物ネタが出てくるのかもしれないですね(´・ω・`)

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