お酒はそうでもないがタバコが体に悪いのはもう言わなくてもわかるほど口酸っぱく言われていることですよね。
タバコは肺がんになるリスクが上がりますし、その他肺など気管支に悪影響があるもので、今や百害あって一利なしと言われるほどのものだという認識が一般的に広まったと言えるのではないでしょうか。
そしてまだあまりメディアではあまり触れられていはいませんが、お酒も肝臓に負担がかかり肝硬変やらなんやら飲みすぎは健康を害するリスクが高いものです。
これらが健康に悪いのは周知されている事実なんですが、他にも悪影響を及ぼすことがあります。
それが精神的な悪影響のことで軽視されがちですが、お酒やタバコは愛好者にとってかなり精神的に悪影響があると私は考えます。
まああくまで個人的な見解ですからあまりあてにはならないかもしれませんが、1つの話として参考にしていただければと思います。
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お酒やタバコが与える精神的な悪影響
もったいぶった言い方ですが非常に単純な話です。
お酒もタバコも依存性があるものですよね。
しかしどちらもただの趣向品であり生活必需品ではありません。
例えば毎日ご飯を食べなければならないのは依存でもなんでもなく生きるために必要なことで、私たちが人間で生き物である以上は避けられないことだと思います。
断食などをする人もいますが、あくまでも一時的なことでずっと断食したまま生きることはできません。
逆にスポーツやレジャーなどの趣味は生活に張りが出て人生を豊かにしますし、体を動かすことで健康に良いこともありますが、しなければならないわけではありません。
ご飯は食べなければ死にますが、スポーツはしなくても死にません。
お酒やタバコもあれば多少ストレスの解消やリラックス効果など、メリットはありますがそれがないと死ぬわけではありませんよね。
それなのにお酒やタバコは依存性が強く、毎晩の晩酌や毎日の喫煙、それらをしないとイライラしたりそわそわするなど、まるで生活になくてはならないかのような感覚を覚える方もいらっしゃるかと思います。
そこがお酒・タバコの怖いところです。
本来はただの趣味・趣向であるはずのものが、いつしかなければならないもののように錯覚してしまうのです。
これに陥ってしまった人は、決まった時にそれらをする習慣になってしまっています。
いつも同じタイミングで、決まったようにする。
生活のルーティンと化しているのです。
これが悪化すると、本来張りのある生活や楽しみの1つでしかないはずのものだったのが、それがないと生活に張りがなくなり楽しくないと思ってしまうようになり、もはや生きる楽しみではなく楽しむために生きるようなことになってしまうのです。
そしてこういった人は止めることはもちろん、減らすことも容易ではありません。
なぜなら習慣と化しているからです。
いつも朝昼晩と3食食べていた人が2色に減らすことが容易ではないように、お酒もタバコもいつもより減らすことは簡単なことではありません。
これらを改善するには自分で意識して減らすか、無理やり隔離施設的な場所に移すなど環境を変えるしかありません。
ここでお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、お酒もタバコもその依存性はまるで麻薬のそれに近いものだと言うことです。
スポーツなどは習慣化してもこうはなりませんよね。
なのにお酒やタバコなど一部のものはこうまでしないと止めることも減らすこともできないのです。
今のタバコの扱いを見て薄々感じている方もいらっしゃると思いますが、タバコはどんどん麻薬よりの認識に移行していっていますよね。
社会的にはタバコはもう趣味の範疇を越えているのではないかと考えられ始めているかもしれないと言うことです。
タバコもお酒も自分の意思で止めることは可能ですが、一応まだ麻薬認定されていないのですから、極端にピタッとやめようとするのではなく1日に10本だったのを9本にするとか、徐々に減らすことぐらいはできますよね。
禁煙外来がやってるのはそう言うことです。
ニコチンパッチやガムなどに置き換えることでタバコを吸う本数を減らして習慣化していたものを習慣ではなくすことで禁煙させる方法を取っているのです。
タバコやお酒はあくまでもただの趣味・趣向の1つです。
それに支配されてなければならないと錯覚しているのだとしたら、それはもう依存していると言っても過言ではありません。
個人的にはお酒やタバコに依存するぐらいなら仏教とかキリスト教みたいな世界的でメジャーな宗教に依存した方がいくらかマシだと思いますよ。
依存が悪いわけではありませんが、お酒やタバコのように依存するものによっては身を亡ぼす危険性があることを忘れないようご注意ください。
それではまた。
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