「世界不思議発見」実在した肌の青い一族

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女性 モデルコラム
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YouTubeを漁っていると、たまに面白い動画を見つけます。

最近見た動画で最も驚いたのが「肌の青い一族」についての動画。

ファゲイト一族という人たちがアメリカ東部の山の方に住んでいて、その一族の方たちは肌が青い人たちだったのだとか。

肌が青い理由はどうやらヘモグロビン血症という遺伝子疾患があったのだと言われています。

ヘモグロビンの影響で血の色が通常よりも茶色っぽい色をしていたため、肌の色が青黒い感じに見えたことから「青い肌の一族」などと言われているのだそうです。

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世界には五色の人種がいた?

最近なにかと炎上しがちな肌の色ですが、古代の文書を装った偽書「竹内文書」の中には世界には五色人(赤・青・黄・黒・白)が存在したと記されているとのこと。

竹内文書(たけうちもんじょ、たけのうちもんじょ、磯原文書、天津教文書ともいう)は、古代の文書を装ったとされる偽書。神代文字で記された文書と、それを武烈天皇の勅命により武内宿禰の孫の平群真鳥が漢字とカタカナ交じり文に訳したとする写本群と、文字の刻まれた石、鉄剣など、一連の総称。天津教の聖典とされる。原本が存在する立場からは、後述の裁判に提出されたのちに焼失したと主張される。
引用:Wikipedia

一般的には白・黒・黄が有名ですね。

赤はインディアンとかネイティブアメリカンと言われるアメリカの先住民や、ユダヤ人などは赤い肌なんだとか。

しかし青って聞いたことも見たこともありませんよね?

五色人では青はオーストラリア人のことみたいですが、オーストラリアの先住民アボリジニの肌は褐色で、少なくとも青くはみえないです。

青い肌を持つファゲイト一族

五色人の方は竹内文書自体が偽書ということもあって眉唾ものなんですが、青い肌の人がいるということ自体はどうやら本当みたいなんですね。

ただし青い肌の人は人種ではなく、たった数十人の一族だけのもの。

どうして肌が青かったのか、いったいどこに存在していたのでしょうか。

ファゲイト一族の住んでいた土地

この肌の青い人達はファゲイトさんと言う一族。

ファゲイトさんはアメリカの東部にあるアパラチア山脈の方で暮らしていました。

アメリカ開拓期時代のころから一族代々この地に住んでいたといい、そこは近年に至るまで隔絶された地域で、独自の生活様式が維持されていた地域だったと言います。

肌が青かったのはヘモグロビン血症が原因

外から来る人がほとんどいなかった集落ですから、同族婚をするしかなく血縁関係の者と結婚し子どもを授かっていたのだとか。

そうなると遺伝子疾患を持つ子が産まれる確率は上がってしまいます。

ファゲイト一族もある遺伝子疾患を持っていました。

その遺伝子疾患と言うのが「ヘモグロビン血症」と言うもので、血液に含まれるヘモグロビンの数値が異常を示す障がいのことです。

ヘモグロビン血症とは

【ヘモグロビン血症とは】

メトヘモグロビン血症(メトヘモグロビンけつしょう)とは、血液中にメトヘモグロビン(MetHb)が多い状態を言う。チアノーゼを起こす代表的疾患の1つ。チアノーゼを起こす頻度の高い原因は肺疾患や心疾患であるが、特に新生児を含む若い人がほかに原因のないチアノーゼをきたしているようならメトヘモグロビン血症の診断が検討される(ブルー・ベビー症候群)。
引用:Wikipedia

ヘモグロビンの数値がうまい具合のラインで健康被害はない数値だった彼らですが、ヘモグロビンが多いことで血の色が茶色っぽくなり、その影響で肌が青く見えるようになったと言います。

血の色についてはわかりませんが、ヘモグロビン血症はチアノーゼを起こす疾患ということですので、チアノーゼは呼吸困難とかで酸素濃度が下がっているときに唇が青くなるアレのことなので肌が青いのもなんとなく想像できます。

驚く所が多すぎてリアクションに困りますね(゚Д゚;)

五色人の青は実在したのですね。

その当時からファゲイト一族のことを知っていたとは思えないのでたまたまだと思いますが、あり得ないと思うようなことも意外とあるものです。

銀皮症でも肌が青っぽくなることがある

ちなみに、ヘモグロビン血症以外にも「銀皮症」という疾患も肌が青っぽくみえるような症状があるのだそうです。

一時期ネットで話題になって人気が出たナスDは、肌にタトゥーに使う染料の原材料を塗りたくって野菜のナスのような色になってしまったこともありました。

ナスDのようなケースは珍しくても、ヘモグロビン血症などの遺伝子疾患や銀が体内に蓄積されてしまうことで生じる銀皮症など、病気や障害が肌を青くみせてしまうこともあるので、やっぱり肌の色のことはデリケートな話題だなぁと思いました。

遺伝的になる場合もあれば後天的になることもあるので決して他人事ではないのかもしれないですね。

おわりに

深海以外はもう大体知り尽くしたのかと思える地球ですが、アメリカですら秘境のような土地があり、全然わかっていないことがたくさんあるのです。

ましてや土地や場所だけではなく人間ですらわかっていないことも多く、まさか本当に青い人がいるとは思いもしませんでした。

世界は広いなーと改めて思いました。

今回は青い肌の一族の話でしたが、他にも地球にはたくさんの不思議があります。

また面白い不思議があれば、ここで紹介していきたいと思いますのでよければまた見にきてください。

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