服装や髪を整えることは装備を整えること

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コラム
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服や髪などファッションはRPGゲームでいう装備である。

というのも、人間って顔やスタイルだけがイケメン美女の基準だと思われがちですが、顔よりも髪や体形、服装などが重要で、顔がそれほどではなくてもスタイルが良い人は美しく見えます。

こう言うこと言うと怒られそうですが、トップモデルの人って大して顔が良いわけではないと思いませんか?

もちろんお顔も美人な人、カッコいい人はたくさんいると思いますが、正直顔だけで言えばそれほどでもないと思う人もいると思います。

逆に、顔が良い人でも服装がダサかったり、髪がボサボサで汚らしい格好をした人はほとんどの人が見向きもしないどころか嫌悪感を抱かれてしまうこともあります。

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これは何もカッコいいとか綺麗とかそういうことだけではなく、実は髪型や服装で人の印象は大きく左右されてしまうものなのです。

例えば街で、スーツにパンチパーマの人とスーツに七三分けの人。

でも実はパンチパーマの人は善良な建設業のサラリーマンで、七三分けの方はヤクザだったとしても人間見た目だけでは判断できないこともありますね。

しかし、見た目以外で判断するとなると会話をしたりその人の挙動を観察したり、それなりに時間もかかりますし実際に接して見ないとわかりません。

ですがこういった厄介そうな人は一般的に接することを避けたいと思うものだと思います。

危険そうな人には最初から近づかないですよね?

それは良いと思うのですが、人は見た目で危険を避けるだけではなく見た目で上か下かを判断してしまうこともあります。

例えば先ほどの例と同じパンチパーマの人と七三分けの人が電車に乗っていたとします。

恐らくパンチパーマの人には関わりたくない人が大半で、極力近づかないことかと思います。

その結果満員電車でもパンチパーマの人には気を遣ってぶつからないようにしたり、カバンが当たらないようにしたり、近づきたくないため自然につり革を開けたり席の取り合い、割り込み、そういったこともされづらくなるのではないかと思います。

一方で七三分けのサラリーマン風な人にはガンガンぶつかり、割り込みをされて、足は踏まれるしカバンはぶつけられるし、ほとんど気を遣われることがないと思います。

もしかしたら見た目がスケベそうな人はたまたまスーツのすそが当たっただけで痴漢と言われたり、必要以上に警戒されたりすることもあるかもしれません。

女性も見た目で真面目そうな人や大人しそうな人は反抗してこないだろうと思われて痴漢の被害にあいやすいかもしれませんし、反対に派手で奇抜な格好をしている人は気が強く見えて痴漢のリスクも減るのではないかと思います。

痴漢の心理はわかりませんが、少なくとも派手な格好をしていた方が舐められにくく、カバンをガンガンぶつけられたリ肩やひじを当てられたりすることも少なくなるのではないでしょうか。

そう考えるとファッションって自分を高めるための武器であり、守るための防具でもあって、身だしなみを整えることは装備を整えることと同じなのかもしれません。

かっこいい服やかわいい服を身に着けるだけで人は気分が高まります。

もしかしたら気分だけではなく、服装が自衛手段になるのかもしれませんね。

それではまた。

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