男らしさ・女らしさなどの性差別ジェンダーハラスメントとは

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ハラスメント関連
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草食系男子や肉食系女子と言う言葉が浸透し、目立った差別がなくなったように感じる人も少なくないと思いますが、未だに多くある性差別。
男らしくない、女らしくないなど自分の性別による固定観念を押し付け、嫌がらせやいじめる事などをジェンダーハラスメントと言います。

これらはその他のハラスメントと比べ軽く見られがちですが、実は自分ではそんなつもりではなくても相手を傷つけているかもしれません。
そんなジェンダーハラスメントについてお話したいと思います。

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男らしさや女らしさを引き合いに出すのは嫌がらせの一歩手前

男はたくましく、女は淑やかになどの固定観念は今でも残っていて、それらに当てはまらない人を叩く人がいます。
それらは自分の常識であり、相手に強要する事は正しいと言えるのでしょうか。

強要しているのは一部の人で、自分はそんなことしないと思っている方もいるかもしれませんが、ちょっとした言葉や態度で実は傷つけているかもしれません。

そんな事のない様に、どのような事がジェンダーハラスメントとなり得るのかを見て、自分が無意識の内にしていないかをチェックしてみましょう。

ジェンダーハラスメント一覧

  • 男性編

  1. 男なのにスイーツが好きなのは変
  2. ガリガリで男らしくない
  3. 男なんだからハッキリしろ
  4. 男は浮気する生き物
  5. 女性に言わせるのは男じゃない

と言ったような男性と言う性別を強調してそれはおかしいと発言したり、反対に男性性を強調して嫌な思いをさせたのに対し仕方ないと言ってごまかす事など、「男性だからこう」「男性だからこうじゃない」などの固定観念を他人に対し押し付ける、または押し付けられる事で嫌な気持ちにさせるようなケースがあります。

男性だからと言ってみんながゴリゴリのマッチョなわけではありません。 男性だから浮気や不倫するのは当たり前と言うのもありません。 単にそれが自分の中での男らしさなだけであり、それを他人に押し付けるのはただのエゴです。

それにより人を傷つけるのは悪だと言えるのではないでしょうか。
では次に女性編を見ていきましょう。

  • 女性編

  1. 女のくせに仕事に口を挟むな
  2. 子どもを産むのが女の仕事
  3. 女はお茶くみでもしていろ
  4. 接待を強要する
  5. 女なのに料理ができないのはあり得ない

などがあります。

女性の社会進出はだんだん進んできたものの、女性は結婚や出産などで会社を辞める人もいるため、未だに仕事上での女性に対する差別は特に多い問題です。

女はお茶くみやコピー、簡単な事務作業などしかさせてもらえずにいるのに、女には仕事は任せられないなど、はなから任せるつもりはないくせにまるで今までの仕事ぶりに対して任せられないと言っているような人もいます。

しかし仕事に関して言えば、男性が出世しお金を管理する職などにつくと、不正を行う人が女性に任せた場合よりも高くなると言われています。

あまり多くは言えませんが、これに関しては確かにそうかもしれません。

それとは別で、女性が家事や育児などをしなければならないと考える人は未だに多く、それらができない女性に対しありえないと考える人がいます。結婚しても女性が働くと言う選択はあり得ないのでしょうか。

経済的にやむを得ない家庭もあると思いますが、そうでないなら女性が仕事に復帰するかどうかは選ぶ権利があるはずです。

必ずどちらかが専業主婦をしなければならないと言う決まりはなく、男性が主婦をしてはいけないと言う事もありません。

それはただの固定観念であり、勝手な決めつけです。

そう言った事で不当に扱う事は男女の間に優劣があると言う事になり、男性の方が上だと示している事になります。 誰がいつ男性の方が上だと決めたのでしょうか。

男性は子供を産めない分、女性の方が優れているとも捉える事ができます。
その分男性は女性よりも体力に優れ、働いてお金を稼ぎ、家族を養っていくのに向きます。
どちらにも優劣はなく、女性の方が優れている面があり、男性の方が優れている面がある。

それをお互いに補って助け合うのが本来の夫婦であり、役割の分担をする事で生活を効率的にしていただけではないでしょうか。

昔は力仕事が主で、女性にはキツイ仕事が多かったため、結婚している女性は主に家庭で家事・育児をして、男性は外で仕事をすると言うのが一般的だっただけだと思います。

現代では力仕事もありますが、頭脳労働も多く、女性でも活躍できる社会となりました。

国としては男性だけが働くよりも、女性も働いた方が消費活動や生産性も上がり、国として成長することにつながるので男女平等を押しているのかと思いますが、どうするかはあくまで本人が決める事です

それは人から命令されてする事ではありません。
性別で決めつけ、押し付ける事はその人の人間性を無視した行いで、嫌がらせであると言えるでしょう。

最後に

また、男女以外にもLGBTと呼ばれる性的少数派の方々に対する嫌がらせやいじめもこのジェンダーハラスメントとなります。

ナヨナヨしている男性に対し、オカマと言ったり、男勝りな女性に男女などと言うのにはじめ、実際に性同一障害と言われるトランスジェンダーの方に対して性差別をするなどもあります。

近年ではテレビのタレントやモデルなどで活躍する人たちがそう言ったLGBTを告白し、受け入れられていることもあるので、そう言ったメディアだけではなく、一般社会でも好きだと思えとは言いませんが、配慮する事を意識できるといいかもしれませんね。

なお、LGBTについては「LGBT」って何?最近よく耳にする言葉の意味こちらで説明していますので良ければご覧ください。
今回はこれで以上です。
それではまた。

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