「有名女医タレント逮捕」一部で問題視されているドクターハラスメントとは

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ハラスメント関連
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最近ニュースで「有名女医タレント逮捕」と報道され、何人かの人は西川史子先生を頭に浮かべた事でしょう。かくいう私は西川先生しか女医タレントを知らなかったので「まさかそんなことする人には見えないあの人が」とちょっとだけビックリしましたが、案の定違う人だと西川先生本人から報告がありました。

容疑者Ⅹの有名女医タレントが誰なのかは知りませんのでそれ目当てでご覧になっている方には申し訳ないですが、私には見当もつきませんので容疑者に関して力にはなれません。

今回のこの事件はざっくり言うと、架空診療を繰り返し行い、国保から多額の診療報酬を受け取っていた詐欺が問題となっています。ただこれだけではなく、背後にちらつく暴力団の影と、患者として集めた架空の人達の中に芸能人の名もあったとされており、単なる詐欺事件に止まらず暴力団、芸能界にまで波紋を呼びよせるのではないかとされ今注目の事件となっています。

これとはまた別で、最近「ドクターハラスメント」と言う言葉をよく耳にするのではないでしょうか。こちらは詐欺のような事件は多くはありませんが、患者を助ける者である医者や看護師などによる患者への嫌がらせの事で、医者不足などによりストレスが溜まっているからか、医療従事者によるハラスメントが一部で問題視されています。

今回はそんな「ドクターハラスメント」についてお話したいと思います。

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あなたの近所にある病院は大丈夫?街に潜むドクハラとは

ドクターハラスメントとは、医療従事者が患者に対する嫌がらせを行う事だと先ほど説明しましたが、具体的にどのような事があるのか具体例を見ていきましょう。

例1:医療ミスを認めない

医者とは言え万能の神ではありません。100回あれば1回はミスをしますし、医者とは言え1人の人間ですから疲れがたまっている時やプライベートで上手くいかず気が散っている時もあるでしょう。

しかし、そのミスによって取り返しのつかない事につながる事もあるのが医者と言う仕事でもあります。そのため医療従事者は、仕事に影響が出るような飲酒や生活などは控えるか、それに左右されない工夫をする必要があります。

それを棚に上げ、自分のミスを認めず自分を正当化する医師が中にはいて、医療ミスにより重大な後遺症が残ったり、最悪の場合死に至ってしまったことを認めずに私は悪くないの一点張りで、むしろこちらをクレーマーのように扱うような人もいます。

そのような「ドクハラ」が少なからず存在し、こちらからの申し出を全く聴き入れないと言う事例があるとされています。

例2:素人扱いする

私たちは病気の事、体の事、心の事を自分の物であるのにもかかわらずあまり詳しくは知りません。それを下に見て上から目線で物言いする医者が中にはいて、例えばレントゲンの写真を撮ったのにそれを見せない、症状を詳しく教えてくれないなど患者が必要とする知識を与えない事などがあります。

「素人には言っても無駄」「話にならない」など偉そうにし、上から目線でぞんざいな扱いをするなどがあり、嫌な気持ちにさせられたと言う人が少なくありません。

これをスーパーなどで例えると、鮮魚コーナーに魚がありますが、その魚のパッケージに料金や名前、産地など必要な情報が書いていないと言う事と歩十ど同じ事です。

このように必要な情報の開示をしない事などもドクハラの特徴として挙げられます。

例3:心のない一言

ガン患者の家族に対し、へらへらと「あーガンの」など他人事のように接する。
若い女性患者に術後、こんな傷じゃお嫁にいけないねと言う。
産婦人科医によるセクハラ。
流産した患者に対し「もう死んでます」などの死を突きつける。
患者を脅す「手術しないと死ぬ」子どもに対し「ちゃんと食べないと死ぬ」などと言う。
引用:wikipedia

このような心無い一言により患者を必要以上に傷つける事や、余計な一言などで苦しめる事などもドクハラのケースでよくあります。医療従事者にとっては何度も経験しているケースで感覚が鈍ってしまっていても、患者本人や家族はそれはとても大きな問題で、受け入れる事は難しい重大な事実なのです。

まるで留めを刺すかのように配慮のない言葉を使ったり、不当な扱いをするような医者や看護師などが問題となり、ドクハラの中でも特に多いケースだと言えるのではないかと思います。

例4:患者を人間として見ていない

ニュースなどでも報道されるケースのドクハラがこのタイプで、患者や家族に無断でカルテを無断でインターネットなどに掲載する事や、ネット上で個人を攻撃し中傷した事例があり、そしてこのタイプは患者を人として見ておらず、「サンプル」「データ」として見る特徴があります。

数年前にツイッターなどで飲食店のアルバイトが店の冷蔵庫などに入り込み、その写真をアップして問題となっていましたが、ツイッターなどのSNSにはしなくとも、医師のブログや掲示板などに掲載した事件がありました。

こういった人権侵害した行為、侮辱したような行為などの深刻な問題もドクハラとして行われています。

おわりに

上記の例は極端なものもあり、今は医療業界も注意し、少なくなりつつあるドクハラではありますが、未だ根深い問題として残っています。病院に行く事は、子どもでも大人でも、楽しくて行く人はあまりいないのではないでしょうか。

そんな患者の不安を煽る事や、配慮の足りない言葉など、そもそも人間性を疑うような行いが多々あり、あまり知られてはいないかもしれませんが、恐らくみなさんの中にもこういった不当な扱いに心当たりのある方がいるのではないでしょうか。

ロボットなど機械の医者がいたらこのような問題はなくなるのかもしれませんね。
ドクハラを避けるためには、口コミなどを見たり聞いたりしてから病院は選ぶといいかもしれません。
体や心に余計な傷を負って、余計に悪化してしまう可能性もありますので十分注意して病院に行くようにしましょう。
それではまた。

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