人間生きていれば必ず誰か他人と関わって生きていくことになります。
学校や会社、ご近所さんなど、顔見知り程度の人も全くの他人として付き合っていくのはあまり世間体としては良いとは言えませんね。
それを上手くできる人はいいのですが、多くの人は自分が上手くやっていけているのか、自分は周りからどう思われているのかなど、自分の評価が気になってしまうのではないでしょうか。
そこで今回お話したいのは、自分が周りからどう思われているのかを瞬時に把握する方法です。
いくつかあるので1つずつ説明していきます。
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自分が周りからどう思われているのかを知る方法
1.あなたが周りに対する思いとあなたが周りから思われているのは同じ
胡散臭くて信じられない人もいるかもしれませんが、例えばあなたは全く意識していなかった異性が、自分に好意を持っているらしいと知ったときやそうなんじゃないかと感じたとき、相手を意識した経験はありませんか?
私が言いたいのはこれと同じことなんです。
自分が相手に好意を抱いているなら、相手も好意を抱くのです。
そして逆にあなたが相手に敵意を向けているなら、相手も敵意を向けて来るでしょう。
いや、あっちからそうしてきたんです、とおっしゃる方も少なくないと思います。
確かにそのケースもありますよね。私もなぜか敵意を向けられてむかついて、こちらも敵意を向けたことはあります。
しかし、その敵意は自分の勘違いだとしたら。
実は相手が目つきが悪く人見知りだとして、それを自分が敵意だと誤解したとすればどうでしょうか。
ややこしいですが、この場合ですと相手には本当は敵意はなかったことになります。
それなのに、こちらが勝手に敵意を向けられていると誤解し、相手に敵意を向けるのですから、相手からすればあなたから敵意を感じたので敵意を向けているのではないでしょうか。
また、仮に相手から敵意を向けられたとしても、こちらが好意で返せば相手も好意を抱かざるを得ないのです。
今回は見分ける方法なので詳しくは割愛しますが、まず最初の見分け方は、「自分の相手に対する思い」が相手もあなたに抱く思いだと言うことです。何のテクニックもいらず、自分のことを知るだけですから他人を知るよりもよっぽど簡単ですね。
なおこの方法については鏡の法則と言う有名な本を参考にしています。
もし興味をお持ちの方がいれば、上記のリンクから購入いただけますので読んでみることをおすすめします。
もちろんこちらから購入せずともお近くの書店などに行けば置いているはずですから是非探してみてください。
2.行動心理から読み取る方法
行動心理から読み取る方法は、その行動をするシチュエーションや場所など読み取れるケースが限定的なので瞬時にとは言いづらいですが、例えば喫茶店などでお話しているときなどのシチュエーションで言うと。
あなたが話しているときの行動で、体を真正面に向け真っ直ぐこちらを見てくる場合はあなたの発言を真っ直ぐ受け止める意思の表れです。
そのときの表情や相手の返しでどう思っているのかがわかるでしょう。
もし肯定的に返してくる場合や熱心な様子で聞いているのであれば、あなたに対して好意を持っていると言えます。
反対に否定的に返して来たり、不機嫌そうに聞いている様子であれば、あなたに対してあまり好意的ではありません。
次に腕の位置に注目します。
腕があなたと相手の間を隔てる壁のように、腕組みをしていたり、手を固く握っていたり体の前に持ってくるような場合はあなたを拒んでいる心理の表れかもしれません。
あなた自身を拒んでいる場合は最初から最後まで変わりません。
あなたの言動に対してや、特定の話題に対して拒否反応を示す場合はその話題や連想させる言葉を聞いたときに反応を示すでしょう。
反対に、手を広げリラックスした状態であれば受け入れていることを現します。
具体的には両手を広げる、手を突き出すようなしぐさではなく、手を差し伸べるようなしぐさ、などがあります。
イメージとしては母親が子どもに対してするようなしぐさをイメージするとわかりやすいのではないでしょうか。
それとベタですが視線も重要な指標となります。
視線をよく送ってくる相手は好意的だと言えます。
しかし気を付けて欲しいのは、よく目が合うからと言って好きなわけではないと言うことです。
目が合うのが重要なのではなく、よく見ている、視線を送ることが好意的だと言うことなので間違えないように注意してください。
そして最後に距離です。
人にはパーソナルスペースと言って見えない壁のようなものを持っていて、その壁は物理的にある物ではないので簡単に擦り抜けることができます。
相手が好意的であれば自らその壁を破って近づいて来るので距離は近いほど好意的だと言えます。
しかし。家族や恋人など親しいほど近いと言うことなので、友人関係や顔見知り程度の人だとわかりずらいかもしれません。
少しまとめると。
体の向き
腕の位置
視線
距離
これらに注意して見るとあなたがどう思われているのかを計ることができるでしょう。
3.実はあなたが気にするほど周りは何とも思っていない
最後にお話したいのは、人って案外他人のことを気にしていないものです。
1日24時間の内、あなたは他人のことを何時間考えていますか?
恐らくせいぜい1時間ぐらいではないでしょうか。
1日の内のたった1時間程度です。
さらに他人ってあなた以外にもたくさんいるんです。
1時間の内にあなたのことをどうこう考えている時間はどれぐらいを占めているのでしょう。
ほんの数分ではないでしょうか。
つまり私から言いたいのは、あなたが周りからどう思われているのかと悩み苦しんでいるその時間ってすごくもったいない時間だと言わざるを得ないのです。
他人があなたのことを考えている時間が数分なのに対し、あなたはそれに何時間かけているのですか?
私の知り合いなどに年がら年中他人のことばかり気にしている人がいます。
自分がどう思われているのか、嫌われてはいないだろうか、ウザいと思われていないだろうか、嫌われたくない嫌われたくないと年中考えているのです。
誰でも嫌われたくないとは思います。
しかし、嫌われたくないと言う考えにとらわれすぎて、あなたを好きだと思ってくれている人のことをないがしろにしているのではないでしょうか。
あなたを好きな人もいるのに、あなたは嫌われたくないばかりに他人のことばかり考えていませんか?
それでも気になってしまうと言うあなた。
ではお聞きしますが、あなたはその他人のことをどうお考えなのですか?
他人を嫌っていますか?それとも好きですか?
ほとんどの人がただ嫌われたくないと言う考えだけで、それ以外あまり他人のことを考えていないのではないでしょうか。
あなたが嫌われたくないと思っているその他人も、同じことを考えているとしたらどうですか?
お互い嫌われたくないと思っているだけで、嫌っていないとしたら。
あなたは信じられないかもしれませんが、私から見たあなたは、いばらの中でおびえて出てこない人です。外は危険だと勝手に思い込み、いばらの中に閉じこもっているのです。その棘に傷つけられながら。
あなたは本当はどうしたいのですか?
嫌われたくない、その奥にある願いはなんですか?
孤独が嫌だ、バカにされたくない、嫌われたくない理由がありますよね。
その理由の理由はなんでしょうか。
自分を認めて欲しい、人に好かれたいだけではないですか?
だったら簡単です。
あなたは嫌われくないから、嫌われていそうな人ばかりを見てきました。
今度は自分を好きでいてくれている人を見ればいいのです。
あなたは嫌われていますか?
違うのではないでしょうか。
大事なのは他人の眼ではありません。
あなたがなぜ気になっているのか、なんで嫌われたくないのかです。
そしてその根本には何があるのかです。
少し話がそれてしまいましたが、あなたが思っているほど人はあなたのことを気に留めていません。
気にしているのはあなただけなのかもしれません。
万が一これでも気になると言うのなら、嫌われない方法ではなく、好かれる方法を考えてはいかがでしょうか。
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