バカにされやすい人は人が我慢していることやしたかったことをしている

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コラム
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周りからバカにされやすい人っていますよね。
特に何もしていないのに、やたらとあいつはああだ、あいつはこうだとなぜか批判を集めやすい人はなんで他の人よりもバカにされるのでしょうか。

その理由には様々な理由があるとは思いますが、実は答えはシンプルかもしれません。

タイトルにあるように、バカにされやすい人は、バカにする人が「諦めたこと」「やりたかったこと」「なりたかったこと」「我慢していること」をバカにされやすい人がやっているからなのかもしれません。

これだけが原因とは言えませんが、なぜ私がバカにされやすい人が、バカにする人の我慢していることをしているからだと言っているのかと言うと、ユング心理学で言う「シャドウ」が当てはまると考えるからです。

シャドウについては自分では認めたくない自分「シャドウ」について詳しくはこちらの記事で話しているので、興味がある方はこちらの記事をご覧ください。

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バカにされるのはシャドウが原因かもしれない

人間は、自分が抑圧していることを他人を通して見ることで怒りや苦しみなど負の感情を感じます。

例えば、あなたがとっても一生懸命頑張って、毎日12時間以上、週6でテニスの練習をして、プロのテニスプレイヤーを目指していたとします。

あなたはテニスが大好きで、毎日の練習もきつかったけど、日々努力して自分の力が高まっていることに喜びを感じ、試合でも活躍するなど実力も実績もついている将来を期待されている選手でした。

しかし、練習中の不慮の事故により脊髄を損傷してしまい、テニスどころか歩くことすらできなくなってしまいました。

歩けなくて不自由な生活はもとより、何よりも大好きだったテニスがもうできないことがとてもショックで、とても苦しんでいます。

そんなときライバルがどんどん先に進み、大会に優勝し、さらにプロのテニスプレイヤーとなることが決まったと知ったとします。

人はこのときどう思うのでしょうか。

怪我に「納得がいっていない」「未練がある」そして「好きなのに自分はできない」辛さを人は他人に向けてしまうのです。

この例だとわかりやすい様に極端なシチュエーションにしていますが、これほどのことでなくても、人は同じような心理状態になるのです。

例えば、自分が勉強を毎日家に帰ってから3時間自習しているのに、ある人は家では全く1秒たりとも勉強しない者がテストの点数で学年1位だとしたら、腹立ちませんか?

これこそが「シャドウ」と言うもので、上記のテニスの例ですと、自分はもうテニスができない=プロのテニスプレイヤーになれない、なりたいのになれない、つまり抑圧している願望ですね。

それを他人が、特に近い人間がやってのけるのを見て素直に応援できれば綺麗なままでいられます。しかし、そんなことはわかっていても簡単に整理できるほど人の心は上手くできていません。

勉強の例でもそうです。
自分は家でも3時間、遊ぶのもテレビを見るのも多くのことを犠牲にして頑張っている、その抑圧された感情が他人を通して見ることで怒りを覚えます。

そして、バカにされやすい人と言うのは、バカにしている人の抑圧された感情を刺激している「何か」があるのです。

例えばすごく男性にモテる女性がいたら、多くの場合人はあいつは男に媚びてるとか、あんなののどこがいいんだと言います。

その言葉こそ、自分が本当は「我慢」していることなのです。
男に媚びるのがいけない、誰もが認める美人以外目立たずおとなしくしていなければならない、異性と仲良くしてはいけない、など自分が我慢していて、本当はしたいこと、本当はなりたいこと、自分が諦めたことをしているから怒りを感じるのです。

つまり、逆説的に言うと、バカにされたり批判をされやすい人は、人が羨む人で、人ができなかったことができている人だと言うことでもあるのではないでしょうか。

もしこれを読んでいるあなたが、バカにされることを苦痛に思い、批判されて苦しんでいるのなら、逆に考えてみてはいかがでしょうか。

あなたはすごいんです。 すごいから他人からいろいろ言われてしまうのです。

こんな安っぽいエールではあなたの心には響かないかもしれませんが、胸の片隅にでも置いといていただけると嬉しいです。

私は超能力者や霊能力者、または神ではありませんのでこれが真実かどうかはわかりません。しかし、心理的にはこのように捉えることができますので、1つの参考として考えていただければと思います。

それでは今回はこれで以上です。
何かご質問等あればお気軽にどうぞ。

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