少子化の理由って単純に未来を悲観しているからだと思う

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生活
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日本を始め先進国に共通する社会問題に少子高齢化があるのは多くの方が知っているかと思います。

少子高齢化とは老人が増え若者が減る。
逆ピラミッドのような人工のグラフになることを言いますね。

単純に考えて人間年を取れば頭脳も肉体も老化することで若いころよりも能力が低くなってしまうことがあります。

頭の方は経験などで補えますが、肉体に関してはそうもいきません。
どうしても体のあちこちガタがきて、上手く体が動かなくなってしまいます。
また体力や筋力も減り、疲れやすく力が弱くなってしまいます。

その一方で若者が減っています。

その理由は結婚や出産率の低下などがありますが、若者が結婚や出産しないことに焦り、的を外したことを発言するお偉いさんがいることがたびたびニュースなどに取り上げられていますよね。

私も20代の端くれです。
若者代表としてなぜ私が結婚しないのか、なぜ子どもが欲しいと思わないのか、その理由についてお話したいと思います。

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若者が結婚・出産に前向きではない理由

簡潔に言えば経済面です。
今1人で暮らしていくだけでもあっぷあっぷな人は多いはず。
そんな中結婚なら可能でも出産となるとかなりの費用がかかってしまいます。

まだ子ども1人なら育てられるかもしれません。
しかし、仮に子どもを育てたとして、子どもが成人して自分も定年になるころお金に余裕があるのでしょうか。

私を含め今若者と言われる世代は年金もろくにもらえる保証がありません。

つまり自分1人で手一杯だと考えるのが現状です。
その上十分に暮らしていけるほど収入のある仕事が多いわけでもありません。

税金も上がります。
いくら子育て支援のために税金を使ったとしても、子どもを産んで育てるだけしか未来に希望がないのだから悲観的に考える若者が多いのも当然の結果であると言えるのではないでしょうか。

デフレは下げ止まったと言う人もいます。
確かに数年前よりもデフレや消費活動の低下などは改善されたように見えます。

しかし賃金の上がり方と消費とのバランスは取れていないように思います。

賃金は未だ低いままなのに対し、出ていく出費ばかりが上がっていき、未来に希望が持てないから少子化が止まらないのではないかと思います。

自分1人も生きられるか不安な世の中で結婚して2人で生きていくのはさらにハードルが上がります。

加えて子どもとなると、より一層ハードルが上がります。
若者にばかり子どもを産め育てろ仕事しろと押し付けてくる世の中に希望が見出せません。

それが今の若者の純粋な意見なのではないでしょうか。

少なくとも一地方の若者として私はこのように考えます。
何のために生きているのかわかりません。
国のために汗水たらして国のために生きろと言っているようにしか思えません。

だから今の若者に夢や希望、活力ややる気がない様に見えるのです。

ハングリー精神が足りないとか言う人もいますが、ハングリー精神を持って一生懸命努力した先に希望が見いだせない。

それが今の若者なのではないでしょうか。

若者にばかり押し付け若者がー若者がーと言うことに私は違和感を感じます。

今の時代なんでもできると言いますが、なんでもできても何しても生きられる可能性が見えないからこそ安定志向で現状維持に走るのではないでしょうか。

強烈な時代の流れに逆らって生きられるほどそこに希望は見えません。
何でもかんでも若者のせいにするのはやめて欲しい。
これが若者の意見なのではないでしょうか。

とはいえこれはあくで私の考えです。
一地方の1人の若造の意見なので全ての若者がそう思っているわけではありません。

ですが私の世代ゆとり世代と言われる人達はこう考える人は少なくないと思います。

少なくとも私には未来に希望を見いだせないと言うのが正直な意見です。
こう思っているからとは言え何もしないわけではありません。
やってもただ希望がないと言うだけの話です。

賛否あるとは思いますが希望のある未来にできればいいなと思います。
それではまた。

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