メンタルが強いことは良いことばかりではない

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コラム
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一般的にメンタルが強いと聞くと、揺るがない心や動じない心、1人でもやり遂げることができることのような印象を受けると思います。

それも間違いではないのですが、メンタルが強いと言うのは甘えないことではありません。

と言うよりむしろ素直になれて甘えることができる人ほどメンタルが強いと言えます。

信じがたいことかもしれませんが、メンタルが強いのは何も良いことばかりではないのです。

例えば、メンタルが強い人はいちいち気にしません。
自分がメンタルが強いのか弱いのかなんて考えません。
そして他人がどう思うかどう思われているのかも気にしません。

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メンタルが強い人と言うのは、一般的には面の皮が厚い「厚顔無恥」な人のことを指す言葉です。

反対にメンタルが弱い人と言うのは、他人の顔を伺い周りのことばかり気にする臆病な人のことを指す言葉ですよね。

しかしメンタルが弱いと言うことは、空気が読めて遠慮深い人であると言うことでもあるのです。

自分のメンタルが弱いと考える人は、メンタルを強くしたいと考えますよね。

しかしメンタルが強くなると言うことは、空気を読まず自分勝手で他人のことなんか気にしない人になると言うことなのです。

それでもあなたはメンタルを強くしたいと思いますか?

恐らくそうは思わないはずです。
なぜなら本当にそうなりたいのならわざわざネットで検索したり、やり方を学んだりすることはないからです。

そんなことしなくても、勝手に適当にやればいいだけですから。

一般的にメンタルが強い人に憧れそうなりたいと考える人は多いですが、もし世の中がメンタルの強い人ばかりだったとしたらネットや陰でグチグチ文句を言ったり批判したりするのではなく、面と向かってお前ウザいよと言っていることでしょう。

つまりそこらじゅうでケンカの絶えない世界になるのではないでしょうか。

メンタルが弱いのは嫌かもしれませんが、メンタルが強いのも私はどうかと思います。

でも一部の厚かましさは見習ってもいいのかもしれませんね。

それでは今回はこれで以上です。
また次回お楽しみに。

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