以前嘘つきの心理と言う記事で、人が嘘をつくときの心理や理由についてお話したのですが、これよりもさらに奥にある原因はなんなのか考えてみたので、今回は嘘をつく根本の原因についてお話したいと思います。
最初に言っておきますが、あくまで個人的な見解でありこれだけが全てではないとは思いますのでご理解ください。
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人が嘘をつく本当の理由
まず嘘をつくときってどんなときがありますか?
1つは、誰かを傷つけないために嘘をつくこと。
1つは誰かを騙そうと企んだときに嘘をつくこと。
大きく分けて2種類の嘘があって、「優しさによる嘘」と「悪意のある嘘」があります。
やさしさによる嘘は一見相手を思いやった嘘であると思いますが、もっと奥底にある理由について考えてみると、相手を傷つけないためと言いつつ、「自分が傷つかないため」についていることもあります。
簡単に言うとこうです。
相手が傷ついたのを見て、自分が傷つくから。 自分がしたことではないとはいえ、自分が話したことで傷つけることになるから。
こう言った経緯から、優しい嘘をつくのかもしれません。
自分が傷つかないためと聞くと、なんだか汚いように思う方もいるかもしれませんが、自分も相手も傷つかない平和的解決だと言えるので悪いことばかりではありません。
次に悪意のある嘘ですが、こちらは反対に自分になんらかの利益があるためにつく嘘のことで、自分の利益のために相手を貶める嘘なので一般的に悪いとされる嘘はこのタイプの嘘だと言えます。
良い嘘と言われるのが前者で、悪い嘘と言われるのが後者だとわかりますね。
しかし改めて見ていると、どちらも「嘘をつく人のためになること」と言う風にも見えますね。
つまり、人が嘘をつく根本にある理由は、「自分を良く見せるため」「自分を守るため」、そして「話を円滑に進めるため」であると言えますね。
もし嘘がない世界があったとしたら、みんなが思った事を口にする世の中になってしまいます。
それにより傷つくことも増えますし、誰かを傷つけることで自分にまで傷がつきます。
会話をするたびにいちいち傷つけあっていてはお互い身が持ちません。
そしていちいち正直になんでも話していては、引っかかる部分が多すぎて話が進みにくくなってしまいます。
嘘とは、引っかかりを減らし人間関係を円滑にしているものでもあるのです。
イメージとしては「つるつるの盾」です。
確かに悪意のある嘘をつく人もいますが、どちらかと言えば自分を守るために使う嘘の方が多いのではないかと思います。
嘘の本質は、自分のためであると言えるでしょう。
そんなん知ってるわと思う人の方が多そうですが、次回「人はなぜ自分を守るために嘘をつくのか」についてお話しようと思いますのでぜひ続けてお読みいただければと思います。
それでは今回はこの辺で。
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